[No.205]
Re: 名物男
投稿者:
投稿日:2010/01/31(Sun) 20:12
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唐辛子 紋次郎さん
> 当町での花火大会も、数年の中断はあったものの、お陰でことし第50回目を迎えるという。会場には観覧席のほか、放送席も設けられ、つぎつぎ打ち上げられる花火の解説をしている。
>
> 最近はやらなくなったが、このとき必ず登場するのが、もと花火師だったという富田という名の老人。花火をひとつひとつ丁寧に解説していたが、かれの一番の特徴はいよいよ上がるという時「つぎは大輪の菊です、ドン」とかならず最後にドンがつく。ここで観衆の笑いがおこり、雰囲気が一段となごやかになる。つぎのが上がるときもきっと云うだろうなあと思っていると、これがかならず云う。しわがれ声でやるのでじつに効果的だ。
いいですね。
そういう名物男。
もと住んでいた町にも「名物男」がおられました。
北欧系のアメリカ人との二世の方でしたが、子供会の世話役をかってでられ、
町内のご祭礼用の見事な段ボール製の「子ども神輿」を
ほとんどお一人で作られたと伺っています。
そして、碧眼、長身のその方のお姿を「夏祭りの夜店」「盆踊り大会」
などのイベントでいつも見かけました。
残念なことに、引っ越してくる前に、亡くなられました。