[No.225]
Re: 「十二人の怒れる男」
投稿者:さんらく亭
投稿日:2013/09/14(Sat) 18:58
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夏子さん こんばんは
> ヘンリー・フォンダでしたか、被告の無罪を確信していたわけではない、ただ、全員が有罪とすることに疑問を感じたのだ、というようなセリフが印象的でした。
そうでした。全員が「有罪」という心証だったが兎も角ちょっと考えてみよう と言って投票したのがハジマリでした。
あの当時、大学や企業で心理学や人事の教材として使われていました。
何か重要な決断をしなければならない場面で、偏見や勝手な思い込みや差別が入り込まないようにすることの大切さ。ビジネスの場面では、リーダー・シップの在り方、理詰めのコミュニケーション、安易に他人の意見に同調する日和見主義などなど、この映画の中からは多くの示唆があって、その点で実に面白かったです。
ヘンリー・フォンダ型は日本人には殆ど稀れでしょう。リー・J・コッブ型かジャック・ウォーデン型が多い。政界でもどこでもそうです(;_;)