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[No.273] 映画の中の酒 投稿者:さんらく亭  投稿日:2013/09/18(Wed) 13:08
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映画のストーリーの中で酒が重要な役割をしているのが多くあります。酒好きの身としては本筋よりも酒の出てくるシーンを鮮明に覚えていたりしてザッと思い出しただけで10本やそこらは浮かんで来ます

取りあえず「麗しのサブリナ」と「昼下がりの情事」
どちらもビリー・ワイルダー監督で オードリー・ヘップバーン主演。
共演が一方がハンフリー・ボガ−トで 片方がゲ−リ−・ク−パ−と超一流。

「麗しのサブリナ」は豪邸の令嬢ならぬお抱え運転手の娘サブリナ(ヘップバーン)を巡っての気楽な洒落た作品ですが、H.ボガートがカクテルのマテニーを作ろうとしてウィスキーとベルモットをカクテルグラスに注いだあとオリーブを1コ瓶から取り出そうとしても詰まって中々出て来ない。カッカして逆にマテニーを瓶の中へ入れて飲むという場面。
「昼下がりの情事」ではG.クーパーとA.ヘップバーンが豪華ホテルの個室でデートして名曲「魅惑のワルツ」の曲に乗って踊るシーンでボーイが超高級シャンパン、モエ・エ・シャンドンという名品を何本も運んでくる。見ているだけで酔っ払いそうなシーンでした。

他にも「ローマの休日」「旅情」「旅愁」「アパートの鍵貸します」「お熱いのがお好き」「凱旋門」「タワーリング・インフェルノ」「失楽園」etcetc、、酒好きの映画好きにはこたえられない名作がイッパイです。昔の映画はよかった(^_-)/

西部劇に酒場は欠かせません。カウボーハットでカウンターの前に立ってバーボンをキュッと一杯やって決闘が始まる。「OK牧場の決闘」「荒野の決闘」etc、etc
 昼間っから酔っ払わないうちに止めときます(゜゜)(。。)


[No.274] Re: 映画の中の酒 投稿者:男爵  投稿日:2013/09/18(Wed) 13:34
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さんらく亭さん

> 映画のストーリーの中で酒が重要な役割をしているのが多くあります。酒好きの身としては本筋よりも酒の出てくるシーンを鮮明に覚えていたりしてザッと思い出しただけで10本やそこらは浮かんで来ます
>
> 取りあえず「麗しのサブリナ」と「昼下がりの情事」

私も酒の場面はいっぱい見ましたが
いまも記憶に残るのは
スターウォーズの酒場場面です。
宇宙人たちが酒を飲んでいるのは異様な光景
でもあたりまえかと思って見ました。


[No.278] Re: 映画の中の酒 投稿者:さんらく亭  投稿日:2013/09/18(Wed) 19:02
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男爵さん

SFモノは苦手で(;_;) 見たのは子どもの付き合いで見た「ET」ぐらいです(^_-)/

酒盛りといえばビリー・ワイルダーの「お熱いのがお好き」の列車内のドンチャン騒ぎですね。彼の監督作品は殆ど見ていますがその中でも彼の才気が満ちて最高に楽しい映画です。
禁酒法時代のシカゴ。マフィアの大親分に命を狙われて逃げるジャック・レモンとトニー・カーティスが女装して寝台車へ逃げ込む。そこにマリリン・モンローがバンドの一行で乗っている。ナンヤカンヤあって寝台車の2段ベッドの上で水枕の中に隠して持ち込んだ禁制のウィスキーとベルモットで即席のエエカゲンなマテニーを作って大酒盛りをして大騒ぎ、、という場面があって実に楽しい映画でした

ビリー・ワイルダーはこういう喜劇もあり社会派(「失われた週末」「第十七捕虜収容所」)やミステリー(「情婦」これは怖い;;)もあり、必ず酒が重要な場面で出てくるので大好きな監督です。


[No.290] Re: 映画の中の酒 投稿者:男爵  投稿日:2013/09/19(Thu) 05:52
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さんらく亭さん

> SFモノは苦手で(;_;) 見たのは子どもの付き合いで見た「ET」ぐらいです(^_-)/

「ET」にはハロウィーンの場面もありましたね。
仮装、そして「フリーズ」と叫ばれ
どうして撃たれたのかわからず、アメリカで殺されてしまった
日本人留学生のことを思い出します。

私の覚えているお酒の場面は
邦画では
寅さんシリーズで、宇野重吉の画家が上野の居酒屋でお金を忘れて
代わりに寅さんが払ってやり、柴又の団子屋に連れてきて
泊めてやる映画です。

 第17作「寅次郎夕焼け小焼け」
 太地喜和子や岡田嘉子が出ていた。

あと
眠狂四郎シリーズで、雷蔵が居酒屋でとっくりを並べて
一人飲んでいるシーンです。


[No.307] Re: 映画の中の酒 投稿者:さんらく亭  投稿日:2013/09/19(Thu) 18:41
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> 私の覚えているお酒の場面は
> 邦画では
> 寅さんシリーズで、宇野重吉の画家が上野の居酒屋でお金を忘れて
> 代わりに寅さんが払ってやり、柴又の団子屋に連れてきて
> 泊めてやる映画です。

日本映画では印象的なお酒の場面は今ちょっと思い当たりません;;

ずっと前に聞いた話では、小津安二郎監督は上等の日本酒とウィスキーが好きでそのため小津作品には高い酒しか出て来ない。「晩春」「麦秋」「東京物語」「秋刀魚の味」など。しかも酒はその場の空気の表現としてシミジミとした現われ方をするので酒が表に出しゃばることがない。外国映画との大きい違いです。

成瀬巳喜男監督は焼酎や安い酒が好きで成瀬作品には焼酎がよく出てくる。「浮雲」「めし」「山の音」「おかあさん」など。
田中絹代の「おかあさん」よかったなぁ


[No.356] Re: 映画の中の酒 投稿者:安房守  投稿日:2013/09/22(Sun) 16:31
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日本映画では、
居酒屋兆治(だったかな?)って映画で高倉健演じる居酒屋の親父が店を閉めると、
冷や酒を一升瓶からコップに半分だけ注いで飲むシーンが印象的でした。
暫く、真似したりして・・・

安房守


> > 私の覚えているお酒の場面は
> > 邦画では
> > 寅さんシリーズで、宇野重吉の画家が上野の居酒屋でお金を忘れて
> > 代わりに寅さんが払ってやり、柴又の団子屋に連れてきて
> > 泊めてやる映画です。
>
> 日本映画では印象的なお酒の場面は今ちょっと思い当たりません;;
>
> ずっと前に聞いた話では、小津安二郎監督は上等の日本酒とウィスキーが好きでそのため小津作品には高い酒しか出て来ない。「晩春」「麦秋」「東京物語」「秋刀魚の味」など。しかも酒はその場の空気の表現としてシミジミとした現われ方をするので酒が表に出しゃばることがない。外国映画との大きい違いです。
>
> 成瀬巳喜男監督は焼酎や安い酒が好きで成瀬作品には焼酎がよく出てくる。「浮雲」「めし」「山の音」「おかあさん」など。
> 田中絹代の「おかあさん」よかったなぁ


[No.362] Re: 映画の中の酒「居酒屋兆治」 投稿者:さんらく亭  投稿日:2013/09/23(Mon) 15:49
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安房守さん

> 居酒屋兆治(だったかな?)って映画で高倉健演じる居酒屋の親父が店を閉めると、
> 冷や酒を一升瓶からコップに半分だけ注いで飲むシーンが印象的でした。
> 暫く、真似したりして・・・

なにしろ居酒屋ですから呑む場面は満載でしたね(^_-)/ 私も賑やかな酒飲みシーンよりも最初のころのシーンで兆治の女房(加藤登紀子)がカウンター越しに客の池部良に亭主のことを愚痴る場面が心に残っています。ほんの短いシーンでしたが。

山口瞳原作「居酒屋兆治」を読んだとき映画化するなら女(さよ)は大原麗子だ!と直感しましたが兆治は誰が良いか思い浮かばず映画化が発表されて兆治は高倉健と知って「あっ!」と意表を衝かれました。

原作ではJR南武線の「谷保(やほ)」駅近くなので私には高倉健のイメージが全然湧かなかったわけです。映画では降旗康男監督で場所は函館港の海岸倉庫の近くの飲み屋街です。降旗・高倉健の名コンビならやっぱり雄大な北海道でないといけません

この映画の見所は多いなかでいちばん胸に残るのはあるとき初恋の「さよ」が突然兆治の店に現れて吃驚し後ろ向きで串焼きを焼きながら会話をしていて、フト振り向いたら姿が消えてる(;_;)慌てて店を飛び出して土砂降りの中を海岸倉庫あたりまで走って探し回るが行き違いで見つけられない(観客には両人の互いの位置が分かる)。この擦れ違い場面が実に印象的です。原作では谷保駅前の交差点や踏切ですからスケールが全然違います。まだまだナンボでもありますがこの辺でゴメンなさい 


[No.363] Re: 映画の中の酒「居酒屋兆治」 投稿者:安房守  投稿日:2013/09/23(Mon) 21:00
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さんらく亭さん

じぇじぇじぇ、この映画に池部良なんてのも出ていたのですか。
お酒のシーン以外あまり覚えて居ません。
ただ、大原麗子が奇麗だったなと。
今日、ネットで「居酒屋兆治」を弄っていたらこんなのに出会いました。
http://www.youtube.com/watch?v=_1brKiJ4D4Q
私はコップに半分と記憶してましたが8分目くらいですね。
多分、ギリギリ一杯までに注がなかった印象が深かったのでしょう。

安房守

> なにしろ居酒屋ですから呑む場面は満載でしたね(^_-)/ 私も賑やかな酒飲みシーンよりも最初のころのシーンで兆治の女房(加藤登紀子)がカウンター越しに客の池部良に亭主のことを愚痴る場面が心に残っています。ほんの短いシーンでしたが。
>
> 山口瞳原作「居酒屋兆治」を読んだとき映画化するなら女(さよ)は大原麗子だ!と直感しましたが兆治は誰が良いか思い浮かばず映画化が発表されて兆治は高倉健と知って「あっ!」と意表を衝かれました。
>
> 原作ではJR南武線の「谷保(やほ)」駅近くなので私には高倉健のイメージが全然湧かなかったわけです。映画では降旗康男監督で場所は函館港の海岸倉庫の近くの飲み屋街です。降旗・高倉健の名コンビならやっぱり雄大な北海道でないといけません
>
> この映画の見所は多いなかでいちばん胸に残るのはあるとき初恋の「さよ」が突然兆治の店に現れて吃驚し後ろ向きで串焼きを焼きながら会話をしていて、フト振り向いたら姿が消えてる(;_;)慌てて店を飛び出して土砂降りの中を海岸倉庫あたりまで走って探し回るが行き違いで見つけられない(観客には両人の互いの位置が分かる)。この擦れ違い場面が実に印象的です。原作では谷保駅前の交差点や踏切ですからスケールが全然違います。まだまだナンボでもありますがこの辺でゴメンなさい 


[No.364] Re: 映画の中の酒「居酒屋兆治」 投稿者:さんらく亭  投稿日:2013/09/23(Mon) 22:40
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安房守さん

> 今日、ネットで「居酒屋兆治」を弄っていたらこんなのに出会いました。
> http://www.youtube.com/watch?v=_1brKiJ4D4Q

いま見て来ました。
いい場面を切り取ってますね。酒は白雪か?

下に「追悼大原麗子様」とありますね。高倉健さんと大原麗子さんは多くの
作品で共演していますが実生活でも恋愛関係にあったとかなかったとか?


[No.286] Re: 映画の中の酒 投稿者:唐辛子紋次郎  投稿日:2013/09/19(Thu) 00:09
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> 映画のストーリーの中で酒が重要な役割をしているのが多くあります。酒好きの身としては本筋よりも酒の出てくるシーンを鮮明に覚えていたりしてザッと思い出しただけで10本やそこらは浮かんで来ます

> 他にも「ローマの休日」「旅情」「旅愁」「アパートの鍵貸します」「お熱いのがお好き」「凱旋門」「タワーリング・インフェルノ」「失楽園」etcetc、、酒好きの映画好きにはこたえられない名作がイッパイです。昔の映画はよかった(^_-)/

  きょう「ローマの休日」をまた観ました。サンタンジェロでの大立ち回りのあと、ぺックもオードリーもふたりとも、水に飛び込んだり、落ちたりして冷えたせいか、ペックの下宿で飲むワインが、例の藁づとに入った、トスカーナ地方の「キアンティ」ワイン。

 オードリーもよっぽど冷えたのか、自分からお代わりを頼んで飲むシーンあり。

 この映画を見ていたら、アメリカという国はイタリアの観光に今までずいぶん貢献しているなあ、という気持ちになりました。

 アメリカでは、他にも、イタリアが舞台の映画が多いいし、この映画の最後のほうでも、方々の国を回って、どこが一番気に入りましたかという問いに、王女の口からはっきりと「ローマです」と云わせていました。

 たしかに、ローマには、見るものも、多いようですね。


[No.300] Re: 映画の中の酒 投稿者:さんらく亭  投稿日:2013/09/19(Thu) 11:12
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唐辛子紋次郎さん

>   きょう「ローマの休日」をまた観ました。サンタンジェロでの大立ち回りのあと、ぺックもオードリーもふたりとも、水に飛び込んだり、落ちたりして冷えたせいか、ペックの下宿で飲むワインが、例の藁づとに入った、トスカーナ地方の「キアンティ」ワイン。
>  オードリーもよっぽど冷えたのか、自分からお代わりを頼んで飲むシーンあり。

そう、それも安月給のペックのことだから徳用瓶のキャンティというのが如何にもいい感じでした。飲み干して、いよいよお別れと「I have to go...」というあたり王女らしい風格がありました

> この映画を見ていたら、アメリカという国はイタリアの観光に今までずいぶん貢>献しているなあ、という気持ちになりました

アメリカ映画には「イタリア観光映画」とでもいいたいような名作が多いですね。
「旅情 summertime」はヴェネチア観光。キャサリン・ヘップバーンが汽車で駅前の桟橋に出ると「キャンティ・ルフィーノ」の大看板が眼に入ります。ホテルへ着いたらマダムが「チンザノ」(ヴェルモット)を勧める。テーマに流れる曲が「サマータイム・イン・ヴェニス」流石です。
「旅愁 september affair」ではナポリ観光。ジョーン・フォンテーンとジョゼフ・コットンがこれまたキァンティを3本も飲んで飛行機に乗り遅れたために墜落事故から免れ、その後もフィレンツェのレストランテでもまたキャンティを飲む。
飲み過ぎじゃ(゜゜)(。。)


[No.303] Re: 映画の中の酒 投稿者:男爵  投稿日:2013/09/19(Thu) 13:29
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さんらく亭さん
  祝  No.300 !

まだ一ヶ月余りあります。
どうぞ、これからも書き込みをお願いします。


[No.312] Re: 映画の中の酒 投稿者:mitu  投稿日:2013/09/20(Fri) 11:01
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さんらく亭さん いやあ〜さすがです。さんらく亭さんならではの酒に関わる名画の回想シーン。これを拝見すると私もほとんど列挙の映画見てます。最近このような観終わって馥郁とした余韻に浸れる映画が少なくなりましたね。昔の映画は良かったです。懐かしい名優の名前が出てきて懐かしさひとしおでした。

>映画のストーリーの中で酒が重要な役割をしているのが多くあります。酒好きの身としては本筋よりも酒の出てくるシーンを鮮明に覚えていたりしてザッと思い出しただけで10本やそこらは浮かんで来ます
> 取りあえず「麗しのサブリナ」と「昼下がりの情事」どちらもビリー・ワイルダー監督で オードリー・ヘップバーン主演。共演が一方がハンフリー・ボガ−トで 片方がゲ−リ−・ク−パ−と超一流。「麗しのサブリナ」は豪邸の令嬢ならぬお抱え運転手の娘サブリナ(ヘップバーン)を巡っての気楽な洒落た作品ですが、H.ボガートがカクテルのマテニーを作ろうとしてウィスキーとベルモットをカクテルグラスに注いだあとオリーブを1コ瓶から取り出そうとしても詰まって中々出て来ない。カッカして逆にマテニーを瓶の中へ入れて飲むという場面。「昼下がりの情事」ではG.クーパーとA.ヘップバーンが豪華ホテルの個室でデートして名曲「魅惑のワルツ」の曲に乗って踊るシーンでボーイが超高級シャンパン、モエ・エ・シャンドンという名品を何本も運んでくる。見ているだけで酔っ払いそうなシーンでした。
> 他にも「ローマの休日」「旅情」「旅愁」「アパートの鍵貸します」「お熱いのがお好き」「凱旋門」「タワーリング・インフェルノ」「失楽園」etcetc、、酒好きの映画好きにはこたえられない名作がイッパイです。昔の映画はよかった(^_-)/
> 西部劇に酒場は欠かせません。カウボーハットでカウンターの前に立ってバーボンをキュッと一杯やって決闘が始まる。「OK牧場の決闘」「荒野の決闘」etc、etc
>  昼間っから酔っ払わないうちに止めときます(゜゜)(。。)