皆さん 今日は
先日株の関係である経済学者の話を聞きました。 大体学者と言うのはその時点の数値を、自説に都合の良い ものだけ集めては天下を惑わすゲテモノと思っていましたが、 さすが一流の先生は違う。と言うわけでその触りだけでも。
丁度小泉内閣の5年間が何か大きく変り行く予感の「序幕」に 当たると観ると解りやすい。<注目アイテム>
1: 2001年9・11以降、アメリカ対イスラム・テロの戦いが 世界に飛び火し、果てしない殺し合いが続いています。 これに対し、世界は米国の対応に変化を強く求めだしたが、 <11月の米中間選挙注視>
2:小泉さんは確かに自民党の旧経世会族議員システムを壊した。 経済諮問会議に見られるように官邸主導の政治判断システムは 55年体制で始めて陽の目を見て新しい改革がスタートできたが、 <党・政府主導で決めた14兆円予算削減提案を今後どう裁くか?>
3:世界人口の30%を占める中国・インドの経済成長率が各10%・ 8.4%となり、一方アメリカは双子の赤字を更新中、日本も 財政破綻寸前、しかもアメリカの景気は下降トレンド、日本は ふらふらしながら低空飛行景気。 <景気の渦はBRIC(ブラジル・ソ・印・中)、日米は落ち目に為るのか>
4:エネルギィー源の原油問題、地球温暖化の基になる環境問題、 イスラム原理主義(宗教)と市場原理主義(経済)の異次元相克・・ 更に国内的には恐るべき小子高齢化の進行・・・・ <人間社会を構成する重要な仕組みが崩れかけているのに、 現在の政治や宗教は「問題解決のお品書き」を出せないでいる、その焦りは?>
その間株価はTOPIXは1.400円から770円を最低に現在1.600円、 日本中でこれを予測した人は皆無とのこと。世界が解っても株はワカラン! でも先生は5年先はギブアップしたが5ヶ月先は自信たっぷり?でした。
ともかく改革第二幕も主役「安部晋三」で開きそうです。 これからは好むと好まざるに係わらず、小泉さんの5年を 下敷きにして、しかも国際的にも国内においてもシナリオの無い 政治劇になることは避けられませんね。
35斉
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