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[No.2788] 何か大きく変り行く予感 投稿者:35斉  投稿日:2006/08/20(Sun) 15:43
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皆さん 今日は

先日株の関係である経済学者の話を聞きました。
大体学者と言うのはその時点の数値を、自説に都合の良い
ものだけ集めては天下を惑わすゲテモノと思っていましたが、
さすが一流の先生は違う。と言うわけでその触りだけでも。

丁度小泉内閣の5年間が何か大きく変り行く予感の「序幕」に
当たると観ると解りやすい。<注目アイテム>

1: 2001年9・11以降、アメリカ対イスラム・テロの戦いが
世界に飛び火し、果てしない殺し合いが続いています。
これに対し、世界は米国の対応に変化を強く求めだしたが、
 <11月の米中間選挙注視>

2:小泉さんは確かに自民党の旧経世会族議員システムを壊した。
経済諮問会議に見られるように官邸主導の政治判断システムは
55年体制で始めて陽の目を見て新しい改革がスタートできたが、
<党・政府主導で決めた14兆円予算削減提案を今後どう裁くか?>

3:世界人口の30%を占める中国・インドの経済成長率が各10%・
8.4%となり、一方アメリカは双子の赤字を更新中、日本も
財政破綻寸前、しかもアメリカの景気は下降トレンド、日本は
ふらふらしながら低空飛行景気。
<景気の渦はBRIC(ブラジル・ソ・印・中)、日米は落ち目に為るのか>

4:エネルギィー源の原油問題、地球温暖化の基になる環境問題、
イスラム原理主義(宗教)と市場原理主義(経済)の異次元相克・・
更に国内的には恐るべき小子高齢化の進行・・・・
<人間社会を構成する重要な仕組みが崩れかけているのに、
現在の政治や宗教は「問題解決のお品書き」を出せないでいる、その焦りは?>

その間株価はTOPIXは1.400円から770円を最低に現在1.600円、
日本中でこれを予測した人は皆無とのこと。世界が解っても株はワカラン!
でも先生は5年先はギブアップしたが5ヶ月先は自信たっぷり?でした。

ともかく改革第二幕も主役「安部晋三」で開きそうです。
これからは好むと好まざるに係わらず、小泉さんの5年を
下敷きにして、しかも国際的にも国内においてもシナリオの無い
政治劇になることは避けられませんね。

            35斉


[No.2789] Re: 何か大きく変り行く予感 投稿者:   投稿日:2006/08/20(Sun) 23:28
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 35斉さん

わかり易い解説をありがとうございます。
お説のとおりだと私も思います。

5年先の株の見通しなんて誰にもわからないでしょうね

日本の少子化ですがますます深刻になりそうです。
最近 正社員比率がどんどん減って人材派遣が増えています。
逆転まではいかないでしょうが
平均所得が下がって行く事は間違いありません
そうなると結婚しても食っていけない
子供を作っても育てられない

仕方ないからペットで我慢しようか
ということでペット産業は今後の成長株だと聞きました。

高齢者も年金だけで食っていくのはしんどくなってくるでしょうね

9月の安倍総裁は間違いと思いますがこれがどこまで持つか
その次は誰がなるのかに興味があります


                    えー


[No.2796] Re: 何か大きく変り行く予感 投稿者:35斉  投稿日:2006/08/23(Wed) 15:45
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えーさん 今日は

早速のレス有難う御座いました。返事遅れてすみません。
折角のえーさんのご指摘ですから、これらの課題について考えました。

1:> 日本の少子化ですがますます深刻になりそうです。

2005年実績・合計特殊出生率:1.25(韓国1.08に次ぐブービー)
2010年予測・最近の減少率を使って予測:1.16
(厚生省2002年予測で05年の出生率1.31でしたが、実測は1.25 次の予測は2007年にでる予定、何しろ頑固に予測外れをくり返す)

第一次ベビーブームで生まれた話題の団塊の世代は約270万人、
其れが今は112万人そして5年後は100万人になりそう。
更に死亡人口は113万人と出入り逆転、「こりゃーえらいこっちゃ!」と、
政府はなんだか艶福な感じの女性「少子化対策大臣」を頼りにしていますが、
   さーて?

でも此処の所少子化は止まったとの報道があったが、第一次ベビーブームの
お孫さんかも?、2004年のときもぬか喜びした記憶はまだ新しい。
どうかヤンママさん頑張って!

2:> 最近 正社員比率がどんどん減って人材派遣が増えています。

正社員率    非正社員率 (うちパートの率)
1999年  72.5(%)    27.5  (50%)
2003年  65.4       34.6   (67%)

2005年の公式データは見つかりませんが、04年の推測では20%の
企業が非正社員の率が増えると考えていました。更に景気回復と
団塊の世代交代で雇用が回復してきた事からも、非正社員率は40%を
越してきていると思われます。

兎も角正社員様は優遇されすぎていませんか?年金・雇用保険・健康保険
ボーナス・退職積み立て・財形・保養所・・これらを入れると非正社員との
総合収入は100対42とか、これじゃー企業も惡智慧を出そうしそうです。

此処は発想を転換し、業務(職能)対 賃金(年収)を公表して
社員の一本化(全て正社員)と出来ないものでしょうか?
職業には貴賎は有りませんが、職能には厳然とした付加価値格差が有ります。

それと公共事業体や自治体は法律で規定し、女性比率を北欧並に60%?に
出来ないものでしょうか?
保育育児所も併設すればヤンママたちは経験した同種職場に復帰できます。
少し軌道に乗れば「ヨーし、もう一人」と頑張れるのでは?

                    35斉


[No.2798] Re: 何か大きく変り行く予感 投稿者:   投稿日:2006/08/23(Wed) 22:12
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35斉さん

こんにちは
さすが具体的なご提案素晴らしいです
これは安倍新総理あたりこっそり見ていたらすぐさま我が案にするのではないですかねー
少し子供と結婚が増えたようでご同慶の至りです
キコさまのご出産と合わせて赤ちゃん銘柄の株が上がっています

しかしそれよりも葬儀会社の成長を狙うのが確実かと思います。

> 此処は発想を転換し、業務(職能)対 賃金(年収)を公表して
> 社員の一本化(全て正社員)と出来ないものでしょうか?
> 職業には貴賎は有りませんが、職能には厳然とした付加価値格差が有ります。

これはその通りなんですがどの企業も臭いものにふた
やりやすいことから
ということで
一本化となると組合が黙っていないでしょうから
これでも怒らなければもう何をかイワンやですが

今でも女子社員の非正社員化には組合はほとんどだんまりです
ひどい会社では女子社員の正社員 0というか 0に極めて近い会社も
出てきています。
すでに女性は35斉さんがおっしゃるようなことが非正社員という
形で実現しているわけです。

> それと公共事業体や自治体は法律で規定し、女性比率を北欧並に60%?に
> 出来ないものでしょうか?
> 保育育児所も併設すればヤンママたちは経験した同種職場に復帰できます。
> 少し軌道に乗れば「ヨーし、もう一人」と頑張れるのでは?
 
これも是非実現して欲しいですね
もっとも給与レベルをまず大幅に下げてからにして欲しいですが
今朝の新聞では地方公務員の給与は民間の2割アップと書いてありました。

                            えー