[No.7771]
ところ変われば
投稿者:唐辛子紋次郎
投稿日:2016/12/25(Sun) 23:26
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わが国では、ウナギと云えば盛夏、と相場が決まっている。冬のうなぎではぞっとしない。ところが、
きょうラジオをきいていたら、クリスマスの料理の話が出て、イタリアのナポリでは、クリスマス(イブ)にウナギを食べるんだ、と。←これって、平賀源内もビックリの大ニュースかも。
調理法はトマト、野菜などと煮込むか、油で揚げるかのいずれか。
しかし、丑の日は「う」がつくから、「ウナギ」なんていうけれど、牛だって、卯の花だって、りっぱに「う」がつく。
うずら豆だって、梅干しだってなんだっていい。米はうるち米、またはうどんをたべ、食後にウエハースか、薄皮饅頭で〆る。あと、飲みたければウーロン茶か、
夜なら、食後に、ウオッカかウイスキーを飲めば完璧。ツマミは、ウインナーソーセージでも。
「う」といえば、いぜん、近所の西洋料理店で、デザートは?と云ったら、店の人に勧められたのがその「う」だった。
なお、
「う」というのはフランス語で卵のことだと怪訝な顏をしたモンジロウ氏には、ちゃんと説明があった。そのお菓子というのが、まるで重量のない物体というか、雲か霞のような、じつに頼りないお菓子だった。
もし機会があったら、これをお読みの皆様も、騙されたと思って、一度注文して御覧なされ。どんなものが現れるか。見た途端、誰しも思わず「う!」となってしまうかも。