子どもの時から今に至るまで、たくさんの本を読んできました。
そこで、みなさんが読まれた本を紹介してください。
元気の出る本でもいいし、楽しい本でもいいし
役に立つ本でもいいです。
電子図書のことでもいいです。
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[No.165]
Re: 「友情」
投稿者:男爵
投稿日:2011/11/21(Mon) 14:09
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> この小説の中で作者が
> ホイットマンの真似をして
> 「恋愛する者も万歳、失恋する者も万歳」
気になって原典を確認したら
失恋するものも萬歳、結婚する者も萬歳と云っておかう。
日本近代文学大系第32巻、角川書店(昭和48年)
[No.164]
世界美術館紀行/ウィーン美術史美術館
投稿者:男爵
投稿日:2011/11/21(Mon) 13:46
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NHK世界美術館紀行8
ウィーン美術史美術館
オーストリア美術館
セガンティーニ美術館
2005
ウィーン美術史美術館
ブリューゲル「バベルの塔」
と
ブリューゲル「雪中の狩人」
は見た記憶があるのだが.....
フェルメール「絵画芸術の寓話 画家のアトリエ」
画家の後ろ姿とモデルの娘のこの絵はウィーンで見た記憶はない。
上野で見たときは見学者の人ごみの中で見た。
もっとも、当時フェルメールはマークしていなかったから
見たとしても記憶に残らなかったのだろう。
フランドル地方の画家ブリューゲルの作品が
なぜ
ヨーロッパの中心からずっと東のはずれのウィーンにあったのか
ヨーロッパの歴史を勉強して、ハプスブルク家のことを知って
ようやく納得した。
[No.163]
Re: 大菩薩峠
投稿者:
投稿日:2011/11/21(Mon) 11:00
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YKOMAさん、男爵さん こんにちは
> それに加えて、話の中に八幡代官の駒井某というのが出てくるし
> 八幡村はごく近くにありましたから。
そんな名前が出て来たのでしたか。知らなかった。
前にもお話ししましたっけ、私の親戚に在米の駒井さんがいて、羅府新報(http://rafu.com/news/)を発行しています。でも、やや遠い親戚なので、大菩薩峠を読んだ頃には、親戚に駒井さんがいる事は知りませんでした。
[No.162]
Re: 大菩薩峠
投稿者:男爵
投稿日:2011/11/21(Mon) 10:49
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YKOMA さん こんにちは
> 中里介山は青春時代に読んだことがあります。わけのわからない
> 話が延々と続いて、何処まで読んだのか覚えておりません、ただ
> 巡礼親子を龍之介が殺す場面があったとしか、今となっては判然
> としない記憶であります。
それは最初の場面ですね。
罪もないのに殺される老いた巡礼こそ迷惑悲劇。
> それというのも、わたしの家から東に見える大菩薩嶺は毎日眺め
> ていたし、あれを越えれば八王子・東京があると思っておりました。
> それに加えて、話の中に八幡代官の駒井某というのが出てくるし
> 八幡村はごく近くにありましたから。
> (この話は以前に男爵さんとやりとりしましたね)
そうでした。
幕末を背景に、悪名高い代官を象徴するような神尾主膳が甲府勤番にまわされて
これ以上ないという悪のキャラクターを発揮しはじめると
そこに後半の主人公となっていく駒井甚三郎が勤番支配として着任する。
二人のあいだに確執と権謀術策が交わされ....、
> 後年、右旋回しか出来ない故障の日航機が駿河方面から来て
> 羽田を目指したのが、大菩薩嶺に阻まれて引き返すところを、
> たまたま帰省中に目撃しました。例の御巣鷹山事件ですね。
日航機の事故は今も印象が深いです。
[No.161]
Re: 大菩薩峠
投稿者:男爵
投稿日:2011/11/21(Mon) 10:43
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七君さん こんにちは
> うち(祖父)の書庫にあったので読みました。何巻までかは忘れました。
> 戦時中に、舞台が南洋の島になったのが出て、買って読んだ気がしますが、ほんとかな?
私も全巻いちおう読んだのですが
駒井たちが船に乗って島にたどりついた場面は忘れてしまいました。
>、駒井の無名丸が総勢50余名を乗せて太平洋を沖に出始め、やがて東経170度北緯30度付近の無人島に着く。
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0688.html
[No.160]
Re: 大菩薩峠
投稿者:YKOMA
投稿日:2011/11/21(Mon) 10:06
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男爵さん こんにちは
中里介山は青春時代に読んだことがあります。わけのわからない
話が延々と続いて、何処まで読んだのか覚えておりません、ただ
巡礼親子を龍之介が殺す場面があったとしか、今となっては判然
としない記憶であります。
それというのも、わたしの家から東に見える大菩薩嶺は毎日眺め
ていたし、あれを越えれば八王子・東京があると思っておりました。
それに加えて、話の中に八幡代官の駒井某というのが出てくるし
八幡村はごく近くにありましたから。
(この話は以前に男爵さんとやりとりしましたね)
後年、右旋回しか出来ない故障の日航機が駿河方面から来て
羽田を目指したのが、大菩薩嶺に阻まれて引き返すところを、
たまたま帰省中に目撃しました。例の御巣鷹山事件ですね。
余計なことを書きました、失礼をば。
YKOMA
[No.159]
Re: 大菩薩峠
投稿者:
投稿日:2011/11/21(Mon) 08:58
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男爵さん こんにちは
>舞台は甲州大菩薩峠から始まって日本全国の旅となっている。
>話は幕末から明治に変わる時代のため、新撰組が出てくるのは驚きだった。
>京都も出てくるし、宮城県も舞台になる。
うち(祖父)の書庫にあったので読みました。何巻までかは忘れました。
戦時中に、舞台が南洋の島になったのが出て、買って読んだ気がしますが、ほんとかな?
[No.158]
「愛と死」
投稿者:男爵
投稿日:2011/11/21(Mon) 07:46
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> ということで
> 彼の「お目出たき人」「友情」「愛と死」などの作品を簡単に紹介する。
「愛と死」
前作の「お目出たき人」「友情」と主人公は
好きな女に相手にされなかった。
ところが
とうとう
この「愛と死」では
好ましい女性にしっかりと愛を受け止めてもらえる。
もう人生は幸せ間違いなし。
主人公はヨーロッパから戻りなから
二人の楽しい未来を描いている。
その帰国の船の中で
恋人がスペイン風邪で急逝したことを知る。
あんなに元気な娘だったのに。
誰よりも健康的な娘だったのに。
[No.157]
「友情」
投稿者:男爵
投稿日:2011/11/21(Mon) 07:41
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> ということで
> 彼の「お目出たき人」「友情」「愛と死」などの作品を簡単に紹介する。
「友情」
こちらでは
主人公のあこがれの女性がいるが
なかなか自分の気持ちが伝えられない。
主人公の親友が手を貸してくれる。
うまくいきそうだと思ったのに
話は意外な方向に進んでしまう。
そして
やっぱり主人公は失恋してしまう。
友情はたしかにあったのだが......
この小説の中で作者が
ホイットマンの真似をして
「恋愛する者も万歳、失恋する者も万歳」
というのは、その後の私の格言となった。
[No.156]
「お目出たき人」
投稿者:男爵
投稿日:2011/11/21(Mon) 07:37
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> ということで
> 彼の「お目出たき人」「友情」「愛と死」などの作品を簡単に紹介する。
「お目出たき人」
若い娘に一方的な片思いをして
結局、娘は他人に嫁いでしまった。
主人公はそれでも
娘は自分を愛していながら
やむを得ない理由で
自分を捨てて行ったと思い込んでいる。
いまならストーカー的な主人公は
あぶない存在。
心の中で思うだけで、せいぜい手紙を送っただけで
他に何もしなかったから犯罪者にならなかったのだが ......
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