子どもの時から今に至るまで、たくさんの本を読んできました。
そこで、みなさんが読まれた本を紹介してください。
元気の出る本でもいいし、楽しい本でもいいし
役に立つ本でもいいです。
電子図書のことでもいいです。
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[No.123]
Re: 砂の器
投稿者:季寿(きよし)
投稿日:2011/11/17(Thu) 22:06
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男爵さん
水上 勉の小説は、今までに多く読みました
「砂の器」も、もちろん読みました
生まれが当市(小浜市)の隣町(おおい町)ということもあり、興味がありました
おおい町には、水上勉が1985年に私財を投じて建設された「若州一滴文庫」があり
図書館を中心とした施設です
今、水上勉著の「故郷」を読んでいますが、1997年発行の古い本ですが、原発のこと等も書かれており、ちょっと読んでみたくなりました
季寿(きよし)
[No.122]
Re: 般若心経
投稿者:季寿(きよし)
投稿日:2011/11/17(Thu) 21:52
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男爵さん
> 般若心経の解説書は星の数ほどあるといっていいくらい。
私は、松原泰道著「般若心経入門」副題・276文字が語る人生の知恵 を所持しています
1972年に出版され、大ベストセラーとなった本です
この書の帯封に、石原慎太郎が、この労作は、渇きに窮した病人に、仏が口うつしに与える一鉢の水のように、努めることなくわが身の底の底までを潤わせてくれる
としたためています
般若心経の教えは何たるかを、完全に理解しないまま、毎日のお勤めを繰り返してる私です
季寿(きよし)
[No.121]
Re: 新約聖書
投稿者:
投稿日:2011/11/17(Thu) 21:48
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最近はあまり本を読まないので、ここに書く資格なし?
と思ったりしています。
手を伸ばせば、何冊かの本に届くのですが、じっくり
読まないので困ったものです。
参考書というところで、終っています。
新約聖書という文字が目に入ったので、入り込んでみました。
子どものころから、30歳近くまで聖書を読んでいた生活でした。
そんなことで、私も何かにつけて聖書の言葉が頭にのぼります。
愛読書の中の一冊となっていたのです。でも、今は押入れに隠れています。
賛美歌も口にのぼります。私の場合は「リバイバル聖歌」と
なっていたと思います。
[No.120]
出家とその弟子
投稿者:男爵
投稿日:2011/11/17(Thu) 19:26
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倉田百三の名作
五木寛之も若い人に読ませたい本といったが
はたして現在も書店に売られているかと心配したら
ちゃんと売られているとのこと。
永遠のベストセラー。
外国でも翻訳された。
本書にキリスト教的要素が認められることに対して
国内の仏教者からは反発が生じたが
そこに、かえってキリスト教と仏教、つまり百合の花と蓮の花との調和を見いだし
激賛した人が、ノーベル賞作家のロマン・ロランであった。
(鈴木範久の解説より)
遠い所から親鸞のありがたい教義を求めて旅をしてきた信者たちに
「信心と学問は別」と言って、ひたすら念仏することのみを言う親鸞。
人を愛し、人を許せと。
阿弥陀如来をひたすら信じる、法然上人を信じる。
法然上人に騙されたら、それもよいという親鸞。
親鸞や唯円のようにそんなに信仰の道まっしぐらには進めない
われわれ凡夫のモデルともいえる人物が何人かも登場していて
どこか迷いをいだいたり、自分のような罪の多い人間は救われるだろうかと疑ったりする。
それも人の世の自然な姿なのだと感じてしまう。
[No.118]
Re: 「ノストラダムス大予言の秘密」
投稿者:男爵
投稿日:2011/11/17(Thu) 11:13
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語学につよい唐辛子 紋次郎さん
> .....、ノートルダム(聖母の意)と改名した。
ノートルダム
フランス語で「我らが貴婦人」すなわち聖母マリア
のこと。
ドイツでも ウンザー・フラウ でしたね。
ということは英語なら
our lady (Our Lady)
となるのでしょうか。
[No.117]
般若心経
投稿者:男爵
投稿日:2011/11/17(Thu) 11:04
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般若心経の解説書は星の数ほどあるといっていいくらい。
いま見ているのは
図解雑学般若心経(ナツメ社)
である。
色即是空 (形あるものはそのままで実体なきものであり、)
空即是色 (実体がないことがそのまま形あるものとなっているのだ。)
.......
乃至無老死 (ということからはじまって、ついには老と死もなく)
亦無老死尽 (老と死がなくなることもないことになる。)
さて
私が問題にするのは
そのあとの
「無苦集滅道」
である。
無苦集滅道 (苦しみも、その原因も、それをなくすことも、そしてその方法もない。)
なおカッコ内の訳は、ひろさちや訳である。
そもそも
苦集滅道とは釈迦の見つけた苦・集・滅・道という四諦のことである。
釈迦は王宮から外に出て病人や死人などの姿を見る。
釈迦は人間社会において、老・病・死などの苦しみが無限に存在していることに気がついた(苦諦 くたい)
なぜそんな苦しみが生じるのかといえば、そのような現象に執着する煩悩があるからであり、それが苦しみを生み出す原因となっている(集諦 じったい)
そこで、この原因(執着)を滅してしまうと、煩悩がなくなったところにやすらぎの世界が自然に現れてくる(滅諦 めったい)
そのためには、正しい見解(正見)や正しい修行(正行)などの8つの正しい道(八正道)を実践することが必要である(道諦 どうたい)
苦・集・滅・道という四諦は因果的なつながりを示している。
ただ、執着のない空の究極的立場からいえば
そこには肯定的にいわれる四諦すら固有の本性としては存在しないと考えるべきである。そうこの本にも述べてある。
しかし、四諦は釈迦の発見した真理であり
(唐辛子 紋次郎さんも書いている)ホテルに置いてある仏典にも
ちゃんと書いてある歴史的出来事なのである。
私はどうして
この歴史的な事実の四諦を般若心経で否定しているのか
長い間わからなかった。
だがある本に
般若心経は大乗仏教の立場で述べているから
釈迦のはじめた、いわゆる小乗仏教を否定しているのだと書いてあった。
小乗仏教(正しくは上座部仏教)では、すぐれた能力のある修行者しか悟りをひらかれず
無力な多数の庶民を救おうとすれば大乗仏教しかないのだから
四諦というような修行は三蔵法師のような偉いお坊さんに任せなさい
いっさいは空なのだ、この世はすべて無常なのだと考えて
何ごとにもとらわれず生きなさいと勧めているわけです。
[No.116]
Re: 「ノストラダムス大予言の秘密」
投稿者:
投稿日:2011/11/17(Thu) 11:03
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男爵さん、みなさん、
> 当時からユダヤ人たちは衛生観念があって
> だから
> 疫病がはやっても(食器や身の回りのものを)熱いお湯で消毒したりして
> ノストラダムスやユダヤ人たちは元気だったので
> 一部にはユダヤ人が毒をまいたのではないか(だから自分たちだけは元気)
> という噂も流れたようです。
9月11の時も、ユダヤ教徒はやられなかったから、あらかじめ事件を知っていたのではとか云ううわさが流れた。
> ドイツの町外れに、むかしのユダヤ人たちが体を洗ったという浴場跡があります。
> こうして体を浄めてユダヤ教会に行っていたらしい。
海外へ行くと、ユダヤ教の教会、シナゴーグがコースに入っていることが多いですね。かれの祖父も、ユダヤ人だった。キリスト教に改宗した際、ノートルダム(聖母の意)と改名した。また、三番目だかの配偶者の名も、マリー(やはり聖母)であった。
かれの祖父には、出自を隠そうという意識的、または無意識的な意図があったのかも。
もちろん、ノストラダムスはノストラ『騙す』ではないのですが、宝くじの予想屋のように、たぶんお客の心理に精通していたんでしょうね。初期のころは、近未来を予想するという愚を犯し、失敗も多く、あの預言書も、それらを踏まえて上での深い反省の上に書かれたのでしょう。
[No.115]
Re: 吾輩は猫である
投稿者:瀬里恵
投稿日:2011/11/16(Wed) 12:18
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男爵さん、寒梅さん、マーチャン…。 > 金田一京助も歯が悪いから豆腐ばかり食べたそうです。 おやおや、義歯を入れればよいのに…歯医者が怖かったのかナァ?? ボクは総入れ歯、豆腐大好き、卵大好き、タイの塩焼き大好きです。 曽野綾子さんが向こうを張って「わたしは猫よ」を書いていますネ。 その内買い求めて読むつもり…蛇足ながらボクの「吾輩は猫である版」 「お玉ちゃんが行く」もありますヨ 吾輩には「まだ名はない」そうですが、こちらはちゃんと「お玉」 という名があるメス猫…。可愛くてユーモラスな活躍を書いています。 残念ながら去年の夏 虹の橋を渡っていきました。(なみだ・涙) 瀬里恵
[No.114]
Re: 新約聖書
投稿者:男爵
投稿日:2011/11/16(Wed) 10:48
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> ところで、マテウスがマタイなら、むかし酒屋で見かけた丸くて平たいビンに入った
> ポルトガルのワイン、マテウス・ロゼのマテウスはマタイのことだったのか。たぶん
> そうでしょうね。あっしはロゼは飲まないけれど。
ああ、やっぱり....
実は、唐辛子 紋次郎 さんの文章を読んでいると
私もそういうことを考えたのです。
唐辛子 紋次郎さんは語学の天才!
[No.113]
Re: 人獣裁判
投稿者:男爵
投稿日:2011/11/16(Wed) 10:36
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瀬里恵さん、みなさん こんにちは
> 下記の本は ある意味で 若き日のボクの思想形成に少からず
> 影響を与えたと言える本です。
>
> ヴォルコール著「人獣裁判」
これに直接のコメントは難しいので
関連して思ったことなど書いてみます。
われわれが何気なく考えている基準というか倫理観は
違う民族や国民からすれば、おかしいと思われることがありそうです。
間引き 堕胎 離婚
これらは、あるローカルな世界では状況によってはやむをえないとされる場合もあるし
そうではなくて絶対許されないと考えられている社会もあります。
われわれが常識と考えて疑わないことでも
別の立場から見ればそうではないということになりそうです。
そういうときには
宮沢賢治の「フランドン農学校の豚出」を思い出します。
フランドン農学校で飼われている豚は、人間に劣らぬ知能や会話能力があり
農学校の生徒から金石など以外なら何でも脂肪に蓄えることのできる自分の体を白金と並べられる(残飯を食べて脂肪や栄養素をつくるから一種の触媒)ことに満足を感じて幸福に生きていた。
ある日、家畜を殺すにはその家畜から承諾書を取らなければいけないという法律が作られ
農学校の家畜である豚は学校長から死亡承諾書に印を押すことを強いられる。
自分が何時の日か殺されてしまうことを知った豚の苦しみ。
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