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[No.336] 「さわりで覚える 古典落語80選」 投稿者:   投稿日:2011/12/01(Thu) 14:04
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「さわりで覚える 古典落語80選」
画像サイズ: 360×507 (57kB)
柳家小満んのこの本。タイトルをみたとき、こりゃあダメだと思った。

さわりで80はいいが、いったい80も覚えたうえで、実際に演じることが誰にでも出来るのだろうか、あっしならひとつだって覚束ないと溜息をついたとき、あっ、これは別に演者のための練習本ではなく、読者のための筋書き集なのだと、やっと気づいた。

 落語と云えば、嫌いな人はまずいないだろうし、頭山(アタマヤマ)などは、映画化されて賞まで取っている。

この本、どれを読んでもワハハワハハで、精神衛生上これに勝る良薬なし。

 なかでも、好きな演目は大山詣り、親子酒、金明竹、寿限無、粗忽長屋、たが屋、垂乳根、千早振る、時そば、寝床、化物使い、などいろいろだが、全国民必読の書と思う。

 不規則発言であびた批判をいち早くかわし、人気を取リ戻すためにも、ドジョウ内閣におかれては、クリスマスかなにかの機会に、各戸に一冊ずつ回覧版に結わえつけて配ってみてはどうだろうか。


[No.338] Re: 「さわりで覚える 古典落語80選」 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/01(Thu) 15:11
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唐辛子 紋次郎さん  こんにちは

>  なかでも、好きな演目は大山詣り、親子酒、金明竹、寿限無、粗忽長屋、たが屋、垂乳根、千早振る、時そば、寝床、化物使い、などいろいろだが、全国民必読の書と思う。

寿限無、  パイポパイポ パイポ ...ぽぽこなー
たが屋、  たが屋〜
千早振る、  花魁のなれのはて
時そば、  いま何ときだ

私は
崇徳院の「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の」
が古典をふまえて
なかなかいいと思います。
 千早振るもそうですが。


[No.350] Re: 「さわりで覚える 古典落語80選」 投稿者:   投稿日:2011/12/01(Thu) 21:08
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男爵さん、 唐辛子 紋次郎さん、みなさん  こんばんは

> 私は
> 崇徳院の「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の」
> が古典をふまえて
> なかなかいいと思います。

ハゲドウ!(激しく同感)(^-^)(^-^)
これは大ネタで誰でもかれでも出来るもんじゃぁありません

江戸では、桂三木助(三代目)
上方では、桂米朝(人間国宝)、桂枝雀、三代目桂歌之助、のを見ました

十代目金原亭馬生(志ん生の長男)が好きでした。早逝したのが惜しい
馬生の「天狗裁き」は逸品でした

よく新宿末広亭へ通ったのがパソ通でハンドルを決める時の決め手になりました(^-^)


         さんらく亭


[No.342] Re: 「さわりで覚える 古典落語80選」 投稿者:   投稿日:2011/12/01(Thu) 16:29
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>  なかでも、好きな演目は大山詣り、親子酒、金明竹、寿限無、粗忽長屋、たが屋、垂乳根、千早振る、時そば、寝床、化物使い、などいろいろだが、全国民必読の書と思う。
>

私も25,6年の長きにわたって、落語とつきあって来ました。
その200回の落語の演目を調べて、何が多いかなどまとめてみようかな?
と思ってはいるのですが、時間がね? と「いうところであります。

「垂乳根」というのがわからないかなというところです。

なかでも好きな演目は、など書ける紋さまはすばらしいです。

>  不規則発言であびた批判をいち早くかわし、人気を取リ戻すためにも、ドジョウ内閣におかれては、クリスマスかなにかの機会に、各戸に一冊ずつ回覧版に結わえつけて配ってみてはどうだろうか。

そんなことになったら、おもしろいわー。
紋さま、提言してみては!!!


[No.346] Re: 「さわりで覚える 古典落語80選」 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/01(Thu) 18:35
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> 私も25,6年の長きにわたって、落語とつきあって来ました。

> 「垂乳根」というのがわからないかなというところです。
>
> なかでも好きな演目は、など書ける紋さまはすばらしいです。

あやさんも落語との縁が長いのでしたね。

「垂乳根」は学のあるお嫁さんなので
八五郎はあせった。
「飯を食うのが『恐惶謹言』(きょうこうきんげん))、酒なら『依って(=酔って)件の如し』(よってくだんのごとし)か?」


[No.353] Re: 「さわりで覚える 古典落語80選」 投稿者:   投稿日:2011/12/01(Thu) 21:53
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> あやさんも落語との縁が長いのでしたね。

そうです。長いことは長いですね。
25,6年になりますが、その前は「小さん」さんの出る劇場に通って
いましたよ。このころは知人に素人落語をやっている男性がいて、
そんなせいで、落語には通ったのです。

>
> 「垂乳根」は学のあるお嫁さんなので
> 八五郎はあせった。
> 「飯を食うのが『恐惶謹言』(きょうこうきんげん))、酒なら『依って(=酔って)件の如し』(よってくだんのごとし)か?」

ありがとう! チャンスがあったら、落語の本を探して詳しく読んでみます。


[No.363] Re: 「さわりで覚える 古典落語80選」 投稿者:   投稿日:2011/12/02(Fri) 08:52
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男爵さん あやさん 唐辛子紋次郎さん みなさん

> 「垂乳根」は学のあるお嫁さんなので
> 八五郎はあせった。

この噺はもともと上方噺の「延陽伯」が江戸末期に江戸へ移植されて「垂乳根」に
なったもの。「八五郎」は上方噺では「辰っつぁん」です

こういう例はたくさんあり「崇徳院」の舞台も上方では高津神社ですが江戸では
上野寛永寺の清水観音堂になったりします

演目名も「高倉狐」→「王子の狐」 「高尾」→「反魂香」と変わっています


         さんらく亭@甲子園


[No.364] Re: 「さわりで覚える 古典落語80選」 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/02(Fri) 09:19
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> 男爵さん あやさん 唐辛子紋次郎さん みなさん
>
> > 「垂乳根」は学のあるお嫁さんなので
> > 八五郎はあせった。
>
> この噺はもともと上方噺の「延陽伯」が江戸末期に江戸へ移植されて「垂乳根」に
> なったもの。「八五郎」は上方噺では「辰っつぁん」です
>
> こういう例はたくさんあり「崇徳院」の舞台も上方では高津神社ですが江戸では
> 上野寛永寺の清水観音堂になったりします

 さんらく亭さん
ありがとうございます。

「崇徳院」の舞台が高津神社では
江戸や東京の人は土地勘が乏しいから
やはり、自分たちの知っている場所のほうが
親しみがもてますね。


[No.386] Re: 「さわりで覚える 古典落語80選」 投稿者:   投稿日:2011/12/03(Sat) 15:27
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 さんらく亭さん、みなさん。こんにちは。

> > 「垂乳根」は学のあるお嫁さんなので
> > 八五郎はあせった。
>
> この噺はもともと上方噺の「延陽伯」が江戸末期に江戸へ移植されて「垂乳根」に
> なったもの。「八五郎」は上方噺では「辰っつぁん」です
>
> こういう例はたくさんあり「崇徳院」の舞台も上方では高津神社ですが江戸では
> 上野寛永寺の清水観音堂になったりします
>
> 演目名も「高倉狐」→「王子の狐」 「高尾」→「反魂香」と変わっています

 紋爺こと日頃不勉強につき、そういうことはマッタク知りませんでした。大変勉強になりました。(*^_^*)

 ところで、あるところに落語に登場する重要人物、赤井御門守の禄高が、十二万三千四百五十六石七斗八升九合一掴み半とありましたが、一体どうやって調べたのでせうね。

 お分かりの節はどうかご教示ください。m(._.)m


[No.389] Re: 「さわりで覚える 古典落語80選」 投稿者:   投稿日:2011/12/03(Sat) 17:24
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唐辛子紋次郎さん、みなさん。こんにちは。

>  ところで、あるところに落語に登場する重要人物、赤井御門守の禄高が、十二万三千四百五十六石七斗八升九合一掴み半とありましたが、一体どうやって調べたのでせうね。

そりゃ〜、赤井御門守の末裔である赤門の東京帝国大学落語研究会が過去帖を紐解いて
調べたんでがしょう(゜゜)(。。)


        さんらく亭@甲子園


[No.418] Re: 「さわりで覚える 古典落語80選」 投稿者:   投稿日:2011/12/04(Sun) 13:47
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  さんらく亭さん、こんにちは。、みなさん。こんにちは。

> >  ところで、あるところに落語に登場する重要人物、赤井御門守の禄高が、十二万三千四百五十六石七斗八升九合一掴み半とありましたが、一体どうやって調べたのでせうね。
>
> そりゃ〜、赤井御門守の末裔である赤門の東京帝国大学落語研究会が過去帖を紐解いて
> 調べたんでがしょう(゜゜)(。。)


はっはっは、(奥へ)おおい、座布団たらんさかい、お隣へそういって、あと十枚ばかり、借ってきてえな。そうですか、東大の落研でっか。なある。

 
 ところで、ほんに惜しことされましたな。さんらく亭さん、たった一字でっけど、違うとりました。(*^_^*)

  赤門←赤紋(垢もん、ちゃいまっせぇ)


[No.355] Re: 「さわりで覚える 古典落語80選」 投稿者:   投稿日:2011/12/01(Thu) 22:18
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  あやさん、こんばんは。

> 「垂乳根」というのがわからないかなというところです。

 垂乳根ってえからなんか馴染みがないような気がすっけど、八っつぁんとこへ来た嫁さんが、京都の上品な言葉を使うので、江戸っ子で、無学のガラッ八には、さいしょ何を云ってんのか、さっぱり分からない。

 また嫁さんの方も、朝になってもコメの置き場が分からない。「あーら、わが君、白米(シラゲ)のありかは、いずれなるや」これは八っつぁんに、分かるわけがない。

 名前を聞いても、ヨシコ、ハナコですといった具合には簡単にいかない。「あーら、わが君。わがことの姓名を問いたもうや」とあって「みずからことの姓名は、父はもと京都の産にして姓は安藤、名は慶三、字(アザナ)は五光、母は」で始まるのでヨッポド辛抱強いひとでないと、名前が出てくるまで、ず〜と待ってはいられない。

 その後に、まだ色々あって「……垂乳根の胎内をいでし時は鶴女と申せしが、成長の後これをあらため清女と申しはべるなり」とつづく。ここに出てくる『垂乳根』が演目になっているのです。

 垂乳根ってのは、早く言えば、おっかさんの事れす。余計なこってすが。
 


[No.357] Re: 「さわりで覚える 古典落語80選」 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/02(Fri) 05:51
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唐辛子 紋次郎さん あやさん、  こんにちは。

>  垂乳根ってのは、早く言えば、おっかさんの事れす。余計なこってすが。

たらちねで思い出すのは
齋藤茂吉「死にたまふ母」

のど赤き玄鳥(つばくらめ)ふたつ屋梁(はり)にゐて足乳根(たらちね)の母は死にたまふなり

みちのくの母のいのちを一目(ひとめ)見む一目(ひとめ)見むとぞ
いそぐなりけれ

死に近き母に添寝(そひね)のしんしんと遠田(とほた)のかはづ天(てん)
にきこゆる


[No.374] Re: 「さわりで覚える 古典落語80選」 投稿者:   投稿日:2011/12/02(Fri) 21:57
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紋次郎さん、男爵さん、こんばんは。

〉垂乳根ってのは、早く言えば、おっかさんの事れす。余計なこってすが。

勉強させていただきました。そして「あっ! あれか!」とわかりました。
垂乳根って、親にかかる枕詞。おっかさんのこととも言えるって思っていました。
余計なこってではあらしませんえ。

> たらちねで思い出すのは
> 齋藤茂吉「死にたまふ母」
>
> のど赤き玄鳥(つばくらめ)ふたつ屋梁(はり)にゐて足乳根(たらちね)の母は死にたまふなり
>
> みちのくの母のいのちを一目(ひとめ)見む一目(ひとめ)見むとぞ
> いそぐなりけれ
>
> 死に近き母に添寝(そひね)のしんしんと遠田(とほた)のかはづ天(てん)
> にきこゆる

すごいっ! こっちの「たらちね」がすぐに出てくるなんて!


[No.377] Re: 「さわりで覚える 古典落語80選」 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/03(Sat) 07:16
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あやさん、 紋次郎さん、みなさん、こんにちは。

> 垂乳根って、親にかかる枕詞。おっかさんのこととも言えるって思っていました。

「たらちね」とか「あしびきの」とか枕詞がありましたね。

> > たらちねで思い出すのは
> > 齋藤茂吉「死にたまふ母」

> > のど赤き玄鳥(つばくらめ)ふたつ屋梁(はり)にゐて足乳根(たらちね)の母は死にたまふなり

> すごいっ! こっちの「たらちね」がすぐに出てくるなんて!

受験勉強の後遺症みたいなものですね。
「千曲川旅情の歌」とか「平家物語」(祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり)
など.....


[No.373] Re: 「さわりで覚える 」古典落語80選 投稿者:季寿(きよし)  投稿日:2011/12/02(Fri) 21:31
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唐辛子 紋次郎さん みなさん

私も落語大好き人間の一人です

当地(小浜市)では、毎月一回、寄席が開かれており、上方落語専門です
毎月2名の噺家が2席或いは3席の落語を演じられます

先月は、古典落語80選にも入ってる「チリトテチン」と「初天神」を聞いてきました
「チリトテチン」は関東では「酢豆腐」というそうですね

また関西の落語家には、関東のように前座、二枚目、真打というような格付け?はないそうです

 季寿(きよし)


[No.376] Re: 「さわりで覚える 」古典落語80選 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/03(Sat) 06:44
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季寿(きよし) さん、唐辛子 紋次郎さん みなさん

> 先月は、古典落語80選にも入ってる「チリトテチン」と「初天神」を聞いてきました
> 「チリトテチン」は関東では「酢豆腐」というそうですね

酢豆腐ですか。
知ったかぶりの若旦那ですね。

中国料理には本当の酢豆腐なるものがあると聞きましたが。


[No.385] Re: 「さわりで覚える 」古典落語80選 投稿者:   投稿日:2011/12/03(Sat) 14:58
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   季寿(きよし)さん、みなさん、こんにちは。

> 私も落語大好き人間の一人です

 季寿(きよし) さんに比べりゃあ、あっしなんぞまだ新米です。

 さいきんは、寄席の方は、チョットご無沙汰してます。

> 先月は、古典落語80選にも入ってる「チリトテチン」と「初天神」を聞いてきました
> 「チリトテチン」は関東では「酢豆腐」というそうですね

  上方落語では、同じ落語でも、ずいぶん演題が違うのでしょうね。
 
>
> また関西の落語家には、関東のように前座、二枚目、真打というような格付け?はないそうです

 出世魚のように何度も変わる人があるかと思えば、三平のようにマッタク変わらないのもあって、あっしら紋外漢にはサッパリです。


[No.391] Re: 「さわりで覚える 」古典落語80選 投稿者:季寿(きよし)  投稿日:2011/12/03(Sat) 18:43
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唐辛子 紋次郎さん 男爵さん

> > 私も落語大好き人間の一人です

3年ほど前に「ちりとてちん」というタイトルのNHK朝ドラがありました
内容は、小浜生まれのヒロインが大阪へ出て、女性落語家を目指すドラマでした
小浜でもロケが行われました
そのようなことから、当地では、落語で町興しということになりました
駅前通り商店街で廃業した旅館を買取り、内部を改装して「はまかぜプラザ」として生まれ変わりました
寄席の行われる部屋は、5,60人も入れば満員になるような部屋で、噺家を間近で見られ親近感が湧きます

今まではラジオやテレビで聞いていた落語でしたが、生で見る落語は、雰囲気があり迫力も違います

 季寿(きよし)


[No.382] 新作落語 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/03(Sat) 09:26
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古典落語に対して
邪道とされた新作落語。

いまも覚えているのは
 歌奴の「山のアナ、アナ・・・」
http://www.youtube.com/watch?v=Ctr6Yh4Kq2g

同じく歌奴の「お客さん、新大久保」というのは
彼が、山手線新大久保駅で駅員を務めたから。
どうりで次から次へと山手線の駅名が出てくるわけだ。

林家三平の
「よし子さん」「どうもすいません」「身体だけは大事にして下さい」
は今も耳に残っている。


[No.392] Re: 新作落語 投稿者:   投稿日:2011/12/03(Sat) 18:47
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男爵さん みなさん

> 同じく歌奴の「お客さん、新大久保」というのは
> 彼が、山手線新大久保駅で駅員を務めたから。

3代目ですね。新宿末広亭でよく見ました。まだ若かった
のちに立派になって何代目かの円楽になって出家して噺家と坊主の二足の
ワラジを履いて、、、いい人生を送った人でした

> 林家三平の
> 「よし子さん」「どうもすいません」「身体だけは大事にして下さい」
> は今も耳に残っている。

三平さんがまだ新米のころ末広亭でよく見ましたが客席はガラガラでした(;_;)
アコーディオンの伴奏する人のほうが受けていましたね(゜゜)(。。)

立川談志に大きい影響を与えたのが三平さんと歌笑(3代目)と言われますが、
三平は兎も角、歌笑はサモアリナンと思います
特異な風貌に笑いの水爆と言われた「歌笑純情詩集」は忘れられません
銀座のド真ん中で進駐軍のジープにはねられて死んだのも忘れられません


        さんらく亭@甲子園


[No.394] Re: 新作落語 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/03(Sat) 19:04
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> > 同じく歌奴の「お客さん、新大久保」というのは
> > 彼が、山手線新大久保駅で駅員を務めたから。
>
> 3代目ですね。新宿末広亭でよく見ました。まだ若かった
> のちに立派になって何代目かの円楽になって出家して噺家と坊主の二足の
> ワラジを履いて、、、いい人生を送った人でした

> 三平さんがまだ新米のころ末広亭でよく見ましたが客席はガラガラでした(;_;)
> アコーディオンの伴奏する人のほうが受けていましたね(゜゜)(。。)
>
> 立川談志に大きい影響を与えたのが三平さんと歌笑(3代目)と言われますが、
> 三平は兎も角、歌笑はサモアリナンと思います
> 特異な風貌に笑いの水爆と言われた「歌笑純情詩集」は忘れられません
> 銀座のド真ん中で進駐軍のジープにはねられて死んだのも忘れられません

さんらく亭さんは寄席で
実物の噺家の芸を見たり聞いたりしたのですね。

 1950年、歌笑が不慮の事故死。
当時の歌笑のマネージャーは、めいっぱいスケジュールを入れていた。
キャンセルするのはしのびないと、マネージャーは代演として痴楽を抜擢した。
 痴楽は、歌笑の十八番「純情詩集」に極めてよく似たネタをかけることとした。
それが「七・五調」で演じる新作落語「痴楽綴方狂室」。
「破壞し尽くされた顔の持ち主」、「柳亭痴楽はいい男」のフレーズは
よ〜く覚えています。


[No.395] 蛇足 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/03(Sat) 19:27
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あれっ  文字が化けていた。

> 「破壞し尽くされた顔の持ち主」、「柳亭痴楽はいい男」のフレーズは
> よ〜く覚えています。

> よ〜く覚えています。
としたかったのに。


[No.399] Re: 新作落語 投稿者:季寿(きよし)  投稿日:2011/12/03(Sat) 20:25
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男爵さん さんらく亭さん

歌奴さんや林家三平さん、柳亭痴楽さんの落語は、ラジオでよく聞きました
歌奴さんや三平さんはテレビでも時々見ましたね

関西のでは、桂枝雀さんは顔を見てるだけで面白かったです
英語落語をしていましたね

 季寿(きよし)


[No.400] Re: 新作落語 投稿者:   投稿日:2011/12/03(Sat) 21:03
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季寿さん 男爵さん 

> 関西のでは、桂枝雀さんは顔を見てるだけで面白かったです
> 英語落語をしていましたね

枝雀は「小米」時代から知ってましたが桁違いにスケールの大きい芸風
でした。それだけにああいう最期になったんでしょう。惜しい(;_;)

新作落語といえば、桂三枝は創作落語で250(?)も創作しています。
面白いには違いないが、なんか違和感を感じます。
面白ければいいんじゃなく古いあの時代の庶民の空気こそがイノチと
思うんですねぇ  古いなぁ(;_;)

          さんらく亭@甲子園


[No.401] Re: 新作落語 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/03(Sat) 21:11
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さんらく亭さん、 季寿さん

祝400番

> > 関西のでは、桂枝雀さんは顔を見てるだけで面白かったです
> > 英語落語をしていましたね
>
> 枝雀は「小米」時代から知ってましたが桁違いにスケールの大きい芸風
> でした。それだけにああいう最期になったんでしょう。惜しい(;_;)

さんらく亭さんがいろいろ
実際に見ているのは強いですね。

こうしてみると
江戸の文化はやはり上方が先をいっていて
上方を追って育っていったようです。


[No.390] Re: 「さわりで覚える 古典落語80選」 投稿者:マーチャン  投稿日:2011/12/03(Sat) 18:08
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唐辛子 紋次郎 さん、みなさん

>  なかでも、好きな演目は大山詣り、親子酒、金明竹、寿限無、粗忽長屋、たが屋、

 私は「金明竹」が好きです。

 道具屋の使いが
 ーーー取り次ぎました道具七品のうち、祐乗(ゆうじょう)光乗(こうじょう)宗乗(そうじょう)三作の三所物(みところもん)。

 などとペラペラ関西弁でしゃべりまくる。
 何度いってもらっても分からんものは分からんです。

 21世紀の今も、相手がキヨトンとしているのに、テクニカルジャーゴンを
 しゃべり続ける人がいます。

 "CPUはi7が入っておます、メモリーは実装で8ギガ、
 ハードディスクはドカンと1テラ”

 「なんやわからへん、もう一度いってみて」

 ーーーというようなやり取りがあちこちで繰り返されています。

 お医者さんもそうです。その昔
 「フセイミャクです。シンボウサイドウ製?」です
 ーーーと言われた時も「なんか辛抱せにゃならん病気らしいな」
 と思いましたがよくわかりません。
 
 「すみません、どんな字を書くのでしょうか」
 と恥ずかしながらお医者さんに聞きました。


[No.393] Re: 「さわりで覚える 古典落語80選」 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/03(Sat) 18:52
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マーチャン、 唐辛子 紋次郎 さん、みなさん

>  私は「金明竹」が好きです。
>
>  道具屋の使いが
>  ーーー取り次ぎました道具七品のうち、祐乗(ゆうじょう)光乗(こうじょう)宗乗(そうじょう)三作の三所物(みところもん)。
>
>  などとペラペラ関西弁でしゃべりまくる。
>  何度いってもらっても分からんものは分からんです。

この落語聞いたことがあって
ユウジョ、コウジョ、ソウジョと耳に残っていました。

・・・・黄檗山金明竹(おうばくさんきんめいちく)ずんどの花活(はないけ)、古池や蛙とびこむ水の音と申します・・・、沢庵木庵隠元禅師(たくあん・もくあん・いんげんぜんじ)張りまぜの小屏風(こびょうぶ)、・・・・

 早口の関西弁で、まくし立てるので、与太郎にはさっぱりわからない。
おかみさんに店に来て貰い、二人で聞いたが解らない。

帰ってきた旦那に、おかみさんも与太郎がうつったような言い方になり、思い出しながら言うには、
「・・・。それで、遊女を買ったんです。それが孝女で、掃除が好きで・・・それで寸胴切りにしちゃった。タクアンにインゲンマメばかり食べてて、・・・。

この落語はお客として聞く方でも、かなり知識がないと聞き取れない。
知的にハイクラスでないと笑えないようです。