[No.258]
粗食のすすめ 冬のレシピ
投稿者:男爵
投稿日:2013/01/22(Tue) 19:07
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粗食のすすめ 冬のレシピ
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この本には、いろいろな料理のレシピとできあがった写真が載っています。
大根菜めし、ぎんなんご飯、みそ煮込みうどん、納豆汁、けんちん汁、大根の柿漬け.....
それらは後で時間があったら紹介します。
ここでは冬の食生活を、栄養学や伝統文化、そして日本の将来についての理念など考えてみましょう。
やや固い内容でごめんなさい。
冬の知恵は保存食品にある
乾物類を見直しましょう
正月から春先までは、霜枯れ時といって、どうしても野菜が少なくなります。
そのため多くの家庭では、暮れになるとたくさんの漬けものを漬けて春先まで食べてきました。
長い間の伝統から生まれた素晴らしい知恵です。
最近は冬でも季節にかかわりなく生野菜や生鮮野菜を入手できるようになっていますが、寒い季節に生野菜などを食べることはすすめられません。
それらのほとんどがハウス栽培だったり、あるいは輸入もので高価になります。
あえて季節はずれの高価な野菜を購入するよりも、見直したいのが豊富な保存食品「乾物類」です。
切り干し大根、かんぴょう、いもがら、麩、春雨、干ししいたけといった野菜の乾物から、高野豆腐、ゆば、海草類にいたるまでいろいろな乾物があります。
野菜の少ない時期にはこれらの食品を多いに利用したいものです。
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イチゴを畑でとったのを食べた思い出があるが
それを考えると冬のイチゴは不思議である。
もちろん温室栽培なわけだが、はたしてこれでいいのだろうか。
貴重なエネルギーを使って、わざわざ冬にイチゴを食べる必要があるのだろうか。
冬のサクランボのハウス栽培というものあるらしいけど、あれも必要だろうか。
いま使うエネルギーは、将来われわれの子孫たちが使うエネルギーを減らしていることになるだろう。
そのときは別のエネルギーが作られるだろうと期待しているかもしれないが
原子力発電をやめて自然エネルギーを使おうと言う人たちが増えている現在
まちがいなく貴重なエネルギーの無駄遣いをしていることになるのではないか。
ハウス栽培はそんなに必要なものだろうか。
と私は考えてみたわけです。