地震などの天災を語る 
(期間:2013.5.1 - 2013.6.30)

「天災」とは地震・台風・雷・洪水・津波などの自然災害ですが
天災は忘れた頃にやってくると言われます。
みなさんの体験や伝聞、それに対策や後始末なども、お待ちしています。


[トップページへ] [新規投稿] [新規順タイトル表示] [ツリー表示] [新着順記事] [ワード検索] [過去ログ]
[留意事項] [投稿の手引] [管理用] [問い合わせ]
  • 以下は新規投稿順のリスト(投稿記事)表示です。
  • 48時間以内の記事は new! で表示されます。
  • 投稿者のメールアドレスがアドレス収集ロボットやウイルスに拾われないよう工夫して表示しています。

  • [No.212] Re: 背中のザックの中に 投稿者:あや  投稿日:2013/06/27(Thu) 21:36
    [関連記事

    男爵さん、

    > > 背中のザックの中に、写真のような物が入っています。
    >
    > > こんな類が役に立つかどうかですが?
    >
    > みんな必要な品品ですが。
    >
    > でも、使わないですんだら一番いいですね。

    気休めみたいなもんだと思っています。
    大きな災害が来たら、こんなものでは済まされませんもの?

    そうなんです。使わないで済むことが一番ですね。


    [No.211] 石巻市立湊小学校避難所 投稿者:男爵  投稿日:2013/06/27(Thu) 08:06
    [関連記事

    藤川佳三:石巻市立湊小学校避難所

    「石巻市立湊小学校避難所」はドキュメンタリー映画
    この本は編集フィルムに出てこなかった
    忘れられない細々したできごとを綴ったもの。

    著者は映画監督である。
    知人に連れられ石巻に入る。
    そこで見たのは元気な地域の人たちだった。
    しかし、だんだん慣れてわかってくると
    大震災で身も心も打撃を受けた人々は
    悲しんでばかりいられないから、空元気でも
    陽気に振る舞おうとしていたことがわかる。

    そういう努力も、まわりを明るくさせ、自分の未来も
    希望がもてるようになるから。

    この本には、暗いことは書いていない。
    本当は悲しいことなのだが、それを語る人々や
    記録する著者の姿勢に、不満とか絶望とかがない。

    そのためか
    読んでいても明るくなる。
    被災地のことを書いた本で、こんなに楽しく読める本は珍しい。

    避難所の物資班の班長はなりたてのAさんだった。
    Aさんは震災前に浜岡原発で働いていて、休暇で石巻に戻って
    三日目に震災に遭った。

    ビルに逃れた後、助けられた。
    避難所にいるうちに前任者のあととして物資班班長になるよう頼まれた。

    班長になった次の日から、物資がこなくなった。
    前任者の時はあまるくらい配達があったのに。
    これは自分が代わったからかと内心心配になってきた。

    実は避難所にどんどん人が増えて、2000人の人が食べ物をとりに
    小学校に来ていたのが、最終的には3000人がくるようになった。
    この人たちが全員小学校に避難しているのではなく
    自宅からあるいは他の避難所から、配給の時に集まってくるのだ。

    そのときの食料は水とお菓子しかなかった。
    班長になって2日くらいで食料がなくなってしまった。
    明日もし食料が来なかったらどうしようと思うと心配で眠れなかった。

    夜中に取材が来た。
    電気がないから、スポットライトに照らされてカメラが回っていた。
    レポーターの人から質問されるが、Aさんは完全にふてくされていた。

    「電気はどうですか?」
    「見りゃわかるだろう、まっ暗なんだからさあ」
    「ガスは?」
    「ガスだってねえよ。カセットコンロでお湯あっためてるんだからさ」
    「水は?」
    「水だってねえよ。ベットボトルの水しかねえよ。風呂だって二週間くらい入ってねえし、歯だって磨いてないんだからな」
     思い出したら腹が立ってきたな。ほんと他人事みたいに言いやがってよ。

    「食べ物どうですか?」
    「ご飯がないんです。明日のご飯がないんです」
    「なんでこれだけ食べ物や飲み物がないんですか?」
    「一番頼りにしてた自衛隊と行政っていうの? 国や市が何もしてくれないんだからさ。それがこのありさまだよ。ここに何人いると思ってんだよ。3000人だぞ。俺だって好きで3000人まかなってんじゃないよ」
    「学校の中だけだったら何とかなったかもしれないけど、外もって言ったら、それだけで三倍は必要になるんだぞ」
    「市役所の人もさあ、紙切れとボールペンだけ持ってきて『ここ何人ですか』って聞いて、それでさよならかよ。カロリーメイトの一つでも持ってきてくれよ」

    次の日の朝か、その次の日の朝か
    あーあ、死なないといけねえなとか思ったよ。
    なんて言って詫びようみたいな気持ちになって。

    そしたらさ、そんときにね
    配給ってたしか9時からだったかな。
    その前にね、来たんだよ配給が。
    だから、こりゃいいやっと思って
    自分で拡声器もって、みんなに搬入手伝ってもらったんだよ。
    浮かれてたんだよ。やっと食いもんが来たよって。

    で、一緒に運びながら、これで本日は腹一杯食べられますよって。
    すごいな。まだ終わらないよ。食い切れないな。
    あはは。まだ来るの。もういいよ。まだ来るよ。ま〜だ〜。 もういいよ。

    何でこんなに来るんだってくらい来ました。
    中身はおにぎり、パン、お菓子、水、缶詰
    大急ぎで集計して、このときは多分おにぎり二個、パン一個、水ペットボトル500ミリリットル二人で一本だったと思う。

    朝の配給が終わったと思ったらまた物資の搬入。
    その日に来たのはトラック計7台。音楽室がパンパンになった。
    テレビの力って、スゲ〜。正直こんなに早く反響が来るなんて思っていなかった。

    人ってまだまだ捨てたもんじゃない。
    見ている人はいるんだって実感した。
    俺たちの頑張りは無駄じゃない。やってて良かった。
    これで、皆に腹一杯のご飯を渡せるぞって思った。

    その日は、本部物資班班長の俺にとっては、ミラクルな日になった。


    [No.210] Re: 鯨の缶詰 投稿者:男爵  投稿日:2013/06/27(Thu) 05:47
    [関連記事


    画像サイズ: 633×370 (43kB)
    > 石巻には何度も行って
    > 津波被害や復興の様子を見てきたから
    > とても親近感があるので
    > それではと自分用に注文しました。

    ひとつ開けてみたら
    むかし懐かしい味でした。

    あとは非常用にとっておきましょう。


    [No.209] 鯨の缶詰 投稿者:男爵  投稿日:2013/06/27(Thu) 05:45
    [関連記事


    画像サイズ: 600×435 (65kB)
    近くの郵便局に行ったら
    復興支援のひとつとしての
    石巻名物の鯨の缶詰セット(贈答用 ゆうパック)がありました。

    石巻には何度も行って
    津波被害や復興の様子を見てきたから
    とても親近感があるので
    それではと自分用に注文しました。

    近くの郵便局の局員も
    転勤で昔は石巻の郵便局に勤務していたことがあったそうでか。


    [No.208] Re: 背中のザックの中に 投稿者:男爵  投稿日:2013/06/27(Thu) 05:26
    [関連記事

    あやさん

    > 背中のザックの中に、写真のような物が入っています。

    > こんな類が役に立つかどうかですが?

    みんな必要な品品ですが。

    でも、使わないですんだら一番いいですね。


    [No.207] 背中のザックの中に 投稿者:あや  投稿日:2013/06/26(Wed) 21:34
    [関連記事


    画像サイズ: 450×337 (68kB)
    背中のザックの中に、写真のような物が入っています。

    紙マスク・布手袋・プラ手袋・三角巾・ウェットテイシュ・除菌ウェットテイシュ
    ピン・針糸・はさみ・ネットホータイ・バンドエイド・ミニカイロ・笛・カプシー

    カプシーとは心臓が止まりそうな時に息を吹き込むものです。

    他に、小さなライトがあったんですが、どこに入ってしまったか? 見つかりません。

    こんな類が役に立つかどうかですが?


    [No.206] Re: インフィオラ-タこうべ 投稿者:あや  投稿日:2013/06/26(Wed) 21:19
    [関連記事

    > インフィオラータ」とは、イタリア語で「花を敷きつめる」という意味で、道路・広場などに花びらなどにより絵模様を描き、鑑賞に供するというイベント。イタリアのジェンツァーノ市をはじめ、ヨーロッパの各都市で実施されています。
    > http://feel-kobe.jp/infiorata2013/
    >
    > http://www.infiorata-kobe.net/

    すばらしいですね、とてもきれいです。

    横浜の道路にも多少の絵が描かれています。
    画家たちのものですが、知人の絵も描かれたことで、よく見に行きました。


    [No.205] Re: 電力の社会史 投稿者:男爵  投稿日:2013/06/25(Tue) 10:45
    [関連記事

    > > 竹内敬二:電力の社会史   朝日新聞出版
    > >  朝日選書898
    > >   電力の社会史 - 何が東京電力を生んだのか

    東電のトラブル隠し(2002.8.29 発覚)

    東京電力が原発の自主点検データを改ざん、隠蔽していた。
    点検を請け負った米国企業の元社員からの告発で判明した。
    点検で見つかった「ひびの数」を少なく記載するなど、原発13基で29件の不正があったと発表した。
    原子炉圧力容器内にあるシュラウド(炉心隔壁)のひびを何度も見つけていたが未報告だった件などが悪質とされた。

    このスキャンダルの責任をとって、南直哉社長、荒木浩会長、那須翔相談役、平岩外四相談役、榎本聰副社長が辞任した。

    しかし、調査が進む中で疑惑が広がった。
    なかでも悪質だったのは、福島第一原発1号機
    (2011年の事故で最初に炉心溶融と建屋の水素爆発を起こしたが)
    で国の検査をだました件だ。
    原発の格納容器は3.11のような事故が起きたとき、外部への放射能漏れを防ぐために高い機密性が求められる。

    1号機の定期検査の前、格納容器から少し空気が漏れており、原因がわからなかった。
    そのままでは検査が通らないので、根本原因を探すのをやめ
    「漏れる分」だけをひそかに注入して圧力計の針が機密を保っているように細工をして
    国の検査官をだました。
    検査や検査官を軽視し、形だけ整えば問題ないという姿勢が当時からあったことを示すものだ。

      ----

    原因を調べないで
    漏れる分だけ注入したとは。
    注入量が多すぎたら、変なデータがとれるところだった。

    これを見ても
    東京電力には原子力発電所を運転する資格はないように思われる。
    福島原発の事故は起こるべくして起こったように思われる。


    [No.204] Re: 電力の社会史 投稿者:男爵  投稿日:2013/06/25(Tue) 09:34
    [関連記事

    > 竹内敬二:電力の社会史   朝日新聞出版
    >  朝日選書898
    >   電力の社会史 - 何が東京電力を生んだのか

    核燃サイクルは停滞したが、原発は増えた。
    福島原発事故の前まで日本は54基の原発をもち、米国104基、フランス59基に次ぐ世界3位の原発大国になっていた。

    国策として進められる原子力政策に対して、反対勢力も次第に力を失っていった。反対運動が盛り上がるのは、原発建設予定地を決める過程だ。
    しかし、70年代にはおおむね決着がついた。
    新しい原発建設設置を決めることはあまりにも難しく、電力会社もあきらめ、既存建設地への集中立地が進んだ。

    いっぽう、政府・官僚、電力会社、原発メーカー、研究者らは、効率よく原子力を推進する社会構造をつくりあげていった。
    その過程で行き過ぎた人的ネットワークの形成も見られた。
    しばしば「原子力ムラ」と呼ばれる。

    この特徴は、構成するメンバーがお互いを批判せず、研究開発費など国家のお金や、原子力に関する社会の重要なポストを融通しあう「互助会」的な役割を果たすことだ。
    国立大学の原子力研究者の世界では、原発に批判的な研究者は教授に昇進させないという、あからさまな差別取扱いがとられてきた。
    政府の委員会メンバーなどにもつけない。


    [No.203] インフィオラ-タこうべ 投稿者:男爵  投稿日:2013/06/25(Tue) 05:40
    [関連記事

    > 神戸ルミナリエ

    > イタリアと神戸の間に友情を感じます。

    さんらく亭さんも紹介していますが
    神戸では、インフィオラ-タこうべ というイベントもあります。

    インフィオラータ」とは、イタリア語で「花を敷きつめる」という意味で、道路・広場などに花びらなどにより絵模様を描き、鑑賞に供するというイベント。イタリアのジェンツァーノ市をはじめ、ヨーロッパの各都市で実施されています。
    http://feel-kobe.jp/infiorata2013/

    http://www.infiorata-kobe.net/


    | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |


    - Web Forum -   Modified by isso