[No.329]
Re: ひとり言
投稿者:
投稿日:2007/09/09(Sun) 08:49
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「先生」には二つの意味があるようだ。尊敬と軽蔑の二つである。下の者や素人がその道に詳しい人を崇めていうのが本来の意味ではないか。先生はこの尊敬を裏切らないのが建前である。学校の先生やお医者さんや政治家や弁護士で多く使われている。(同じ聖職者でも、坊さんにはあまり使われない?)選挙区の代表で同じ立場の議員でも、相手を先生と呼んでいる。学校や病院でも同僚を先生と呼んでいる。最近、若干の違和感がある。昔「先生と、呼ばれて悦ぶ、バカはない」が流行った。「先生」と呼ぶ背景に、軽蔑と魂胆があるからか。その点で、政治討論で、司会者は決して相手を「先生」と呼ばない。誰々さんである。「さん」も同じ尊敬語であるが、公平感があって、特別、尊敬の念が厚くない。英語では、Mr.Mrs.である。中国ではやたらに、先生を付けるように聞いたが。それにしても、一度「先生」と呼ばれてみたいものだ。先生と呼ばないと許さない人もいるとか。ゾクゾクとする快感があるのかも知れない。
続いて、解説をお願いします。