[No.330]
Re: ひとり言
投稿者:
投稿日:2007/09/09(Sun) 10:40
[関連記事] |
続いて。誰彼となく、先生を付ける人もいる。真意が判らない。付けておけば間違いがないと思うのか、快感の表情をみて鼻で笑っているのか。作家先生も助手や編集者に先生と呼ばせるとか。画家や習い事のお師匠さんも、先生と呼ばれる。先生の臍を曲げると怖いからか。家内に臍を曲げられると実に怖いが、先生とは呼ばない。先生も一々「先生と呼ぶな」と断っても、キリがないのか、半ば諦めて、好きにさせている。その方が楽なようだ。
しかし、不思議なもので、先生と呼ばれ続けると、いつの間にか先生の自覚が芽生えてくる。本当の自覚ならよいのだが、大した事ないのに、自分は偉いと錯覚するようになる。これが困るのである。これは先生に限らない。役職で呼ばれても同じことである。社長、社長・・、部長、部長・・、総理、総理・・も同じこと。本当に役目を果たしていると錯覚する。完全にとは言わないまでも。乗っかっているだけで、丸投げだけで、充分と錯覚する。汗を流すのは、下っ端のノンキャリアーの役目と錯覚する。協力者をもっと思いやって欲しい。しかし、人の痛みが思いやれないからこそ、生きて行けるともいえる。
それにしても、不思議なことがある。あれ程安倍さんを非難した舛添氏が、唯一安倍政権を支えている。安倍さんの先見の明というか、懐の深さというか、大物に見えてくる。
ひとり言の愚痴です。ご勘弁を。