冬の食卓 いま・むかし 
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[No.329] Re: ギョーザ鍋 投稿者:男爵  投稿日:2013/02/01(Fri) 12:34
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まやさん、みなさん  おはようございます。

>   本場では餃子は水餃子が主流ですってね。
>
>  私が初めて餃子を見たのは昭和29年、札幌でのことでした。
>  教会の牧師夫妻が満州からの引き揚げ者だったので、満州仕込
> みの餃子、それも水餃子をよくご馳走になりました。餃子を包む
> 皮からすべて自家製です。奥さんも娘さんもとてもお上手でした。
> そして出来上がりがとても美味しかったのを記憶しています。

餃子の皮で思い出があるのです。
ドイツ時代に、音楽家たちと一緒に語学学校に通っていたとき
彼らは美味しいものを作って食べるのが楽しみであり
体調良好・健康維持のためにも必要なことでした。

市場で珍しい食材を仕入れてきたりして
私たちは材料費など経費一部負担
音楽家たちは自分で料理をするのです。
おかげで、すき焼きやら外国にいると思えないご馳走などを
週末に食べることが出来ました。

あるとき彼らは餃子を作って食べたいということで
餃子の皮も具もつくってしまいました。

しかし、その皮は柔らかく、どうしても本物の餃子ではなかったのです。
残念、でも十分に美味しかった。

そのあと
餃子の皮はどうして作るのか疑問に思った私は
帰国してから、真面目な中国人留学生を家に招待して
材料費はこちらもちで、必要な食材を彼に買ってもらい
眼の前で作ってもらったのです。

彼は説明しながら作ります。
小麦粉を練ってから(こねてから)
なんと三十分ほど待ったのです。
その間、すこしお話ししましょうというわけです。

この三十分が鍵でした。
いわゆる、「寝かせる」ことが必要だったのです。
こうやって「こし」が出てから餃子の皮づくりをしたのです。

ドイツで音楽家たちは
小麦粉をこねてすぐ餃子の皮をつくったから
弱い皮になったのでした。

もちろん
小麦粉も強力粉が必要で、ドイツでは違う小麦粉だったのかもしれません。


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