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[No.2760] 変るものと、変らぬもの 投稿者:35斉  投稿日:2006/08/10(Thu) 20:48
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皆さん 今晩は

1945年8月10日今日、2時30分に「御前会議」でポッツダム宣言受諾を
決定、そして8月15日に終戦となりました。

ポツダム宣言の草案は「無条件降伏」でしたが、これに対して
「国体=天皇制護持」を唯一の条件に受諾を決めましたが、
相手はそんな虫のよい条件は無視して、全ては占領軍の管轄下にある
としました、然し幸いマッカサーの占領政策が「天皇制の継続」であった
事から命拾い。そして61年間、今の日本があります。

その間、天皇の戦争責任追求だとか、象徴とは言え天皇制そのものを
否定した考えが根強く残り、制度は風雨に曝されながらも生き長らえ、
最近では皇室典範の男子一系問題で揺れました。
然しそこは、なん世代も経験した「これ事なきを得て」今に生きています。

イギリスにいた時、ダイアナ妃と女王が嫁姑ですったもんだ、ロンドン雀の
かまびしかった事、其れに較べ今の皇室の「清く正しく美しく」は天地雲泥。
雅子さんにしても、和製パパラッチに追いかけられるような事もなく、
チョイト気が塞いでいるだけ?

かくして、政治骨抜きされたとは言え、象徴天皇制の国体は2000年の
伝統を辛くも護る事が出来ました。こんな素晴らしい「国のありよう」を
持った国はありません。
「世界に冠たる体制(伝統)を持つ日本」を誇りに持とうと思いました。

35斉

ついでですが、今の週刊誌の皇室取材どうなっているのでしょうか?
東宮はなにをしてるのか?和製パパラッチ気取りの取材を止めるのが
役目じゃないか?出来なきゃ全員首だ!丁度公務員粛清の第一号に!


[No.2761] Re: 変るものと、変らぬもの 投稿者:ぷわら  投稿日:2006/08/11(Fri) 11:23
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35斉さん、こんにちは。

ロンドンでテロリストがたくさん捕まったとかで、
きょうは1日中そのニュースばかりです。
こちらも警戒がすごいです。
日本領事館からもメールが来ました。
いつも、「気をつけてください」程度の、いかにも「気をつけろって言いましたからねっ。何かあっても自己責任ですよっ。」と言わんばかりのメールなのですが、
今回は、気をつけろとは書いてありません。
書き忘れたのかな。
ただ空港の警戒が厳重なので、時間に余裕をもって行きましょう、ですって。
日本領事館のメールって、いっつもなんだかヘン。

> かくして、政治骨抜きされたとは言え、象徴天皇制の国体は2000年の
> 伝統を辛くも護る事が出来ました。こんな素晴らしい「国のありよう」を
> 持った国はありません。
> 「世界に冠たる体制(伝統)を持つ日本」を誇りに持とうと思いました。

ほんとにねえ。
世界の国々がみんな日本みたいだったら、きっと平和だろうなあ、って思います。
なんだかんだいってても、結局天皇制は続いてますし、
天皇陛下や皇后陛下って、なんか大事な人だし、好きだし。
好きとか大事に思う理由がないんです。
これは、身内への愛情と同じ。
やっぱり天皇陛下も皇后陛下も、日本の象徴なんだな、って実感します。

> ついでですが、今の週刊誌の皇室取材どうなっているのでしょうか?

開かれた皇室なんて、べつにそんなのいいのになあ、って思います。
開かれてなくてもいいです。
いきなり皇太子殿下が妃殿下の人間性を尊重してもらえないとか、愚痴ったりするなんて、そういうのは、庶民のすることで、ああいったやんごとなきご身分の方々は、そういうのは見せないでいただきたいです。
というわけで、そういうのは、報道しないで、内輪もめだけでとどめていただきたいです。
象徴なんですもん、人間性だのなんだのって次元じゃないんですもの。

来週は、15日、また小泉さんの参拝とかなんとかで、大騒ぎなんでしょうね。


[No.2763] Re: 変るものと、変らぬもの 投稿者:35斉  投稿日:2006/08/11(Fri) 15:31
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ぷわらさん 今日は お久し振り

> ロンドンでテロリストがたくさん捕まったとかで、
> きょうは1日中そのニュースばかりです。

大変ですね!地球の裏側ではミサイルの撃ち合い、もう狂気の沙汰です。
「殺さねば殺される」そういう状態になるから、戦争はしてはいけない。
其れが真の理由でないにしろ、たった二人の捕虜のために2000人が死傷とは!

恐らくイスラム原理主義は最終的に、今の「アメリカ」が存在する限りテロを
やめることはない様子です。最早ブッシュ退陣しか「紛争の解」は
無いと思われます。困った友を助けるのが「本当の友達」です。一方辛い事ですが、
困った状態を作らないように忠告するのも「真の友達」だと思います。

今「本当の友達」だった小泉さんから、「真の友達」に変るチャンスを掴みましたが、
さてどうなる事でしょうか?

> 天皇陛下や皇后陛下って、なんか大事な人だし、好きだし。
> 好きとか大事に思う理由がないんです。
> これは、身内への愛情と同じ。

象徴なんて、生きてる国旗国歌みたいな表現よりも、ぷわら流の表現が
ぴったりですね。素朴で解りやすい、さすが国語の先生!

> 象徴なんですもん、人間性だのなんだのって次元じゃないんですもの。

御意!無論日本人である為の戸籍も選挙権もありません。
イエスは「神であると同時に人でもある救世主」ですが天皇陛下は
「神でもなければ人でもない象徴」なんです。

<15日、大騒ぎなんでしょうね。

そう、今の所マスコミだけがね!
総裁選も安部さんで決まったようなもの、北朝鮮も金さん雲隠れで、
日本近辺のニュース夏枯れ、何とか安国参拝で記事を埋めようとするが、
当の小泉さんには「煎じ詰めると新聞は中国の嫌いな事はするなという訳ですか?」
態よくあしらわれ、朝日新聞が孤軍奮闘の有様でしょう。

月曜には盛り上ってくると思いますが、NY情報も教えて下さい。

              35斉


[No.2766] Re: 変るものと、変らぬもの 投稿者:ぷわら  投稿日:2006/08/12(Sat) 03:17
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35斉さん、こんにちは。

ここ3日ほど、クーラーいらずの日々、幸せでーす。

> 恐らくイスラム原理主義は最終的に、今の「アメリカ」が存在する限りテロを
> やめることはない様子です。最早ブッシュ退陣しか「紛争の解」は
> 無いと思われます。困った友を助けるのが「本当の友達」です。一方辛い事ですが、
> 困った状態を作らないように忠告するのも「真の友達」だと思います。

最近ではブッシュさん、支持率落ちまくりです。
この11月には、総選挙なのですが、共和党惨敗だろうと言われています。
そうなると、ブッシュさんも好きなことできなくなるので、
だいぶ変るだろうと言われています。

ただ、つぎに誰がなるのだろうということになると、
民主党になる可能性はかなりあると思いますが、
私が日本で聞いていたのでは、クリントンさんは日本にはかなりきびしかったとか。
それはいやだなあ、と思うのですが、実際のところ、クリントンさんの時代、
いかがでしたか?

> そう、今の所マスコミだけがね!
> 総裁選も安部さんで決まったようなもの、北朝鮮も金さん雲隠れで、
> 日本近辺のニュース夏枯れ、何とか安国参拝で記事を埋めようとするが、
> 当の小泉さんには「煎じ詰めると新聞は中国の嫌いな事はするなという訳ですか?」
> 態よくあしらわれ、朝日新聞が孤軍奮闘の有様でしょう。

朝日新聞はあかひ新聞とも言われるほどで、まあ、いろいろがんばって!いるんでしょうけど、友達情報では、NHKも韓国ドラマやら中韓よりの内容の放送をずいぶんしているそうですね。
マスコミでは、むしろ、孤軍奮闘しているのは産経新聞なのではないでしょうか?
マスコミは、鵜呑みにするとこわいですねえ。


[No.2768] Re: 変るものと、変らぬもの 投稿者:35斉  投稿日:2006/08/12(Sat) 11:56
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ぷわらさん 今日は

> 最近ではブッシュさん、支持率落ちまくりです。
> この11月には、総選挙なのですが、共和党惨敗だろうと言われています。
> そうなると、ブッシュさんも好きなことできなくなるので、
> だいぶ変るだろうと言われています。

アメリカの良識を待ちます。「テロは罪も無い市民を或る日突然襲い、恐怖心を煽る」
「テロはいけない」「だからテロ撲滅の反撃をする」
こんな三段論法ではもう選挙民はついていけないと思います。

アフガン・イラク・イラン・パレスチナ・ヒズボラ、そして今度の
ヒュースロー空港テロ未遂ーパレスチナと、名付けて「紛争金魚のウンコ」
国内的には安全保障費が圧迫して空前の財政赤字、これでも
ブッシュが生き延びるとしたら、「アメリカの良識」を疑います。

> 私が日本で聞いていたのでは、クリントンさんは日本にはかなりきびしかったとか。
> それはいやだなあ、と思うのですが、

経済的には、クリントンもブッシュもありません、かの国は「経済的国益」
に関しては似たり寄ったりです。クリントン(1993年〜2001年)より
前の1980年代は対日貿易赤字に悩まされ「日米構造協議会」が発足し、
日本製のPCや車をハンマーで壊す映像が印象的でしたが、
何もクリントン時代に急に問題となったわけではありません。

この協議会は曲者で、当時10年間で430兆円の公共投資をしろと
脅され、宮沢内閣以降の「公共投資による景気回復方程式」と為りました。
今でも会議は続いていて、一部の識者から「アメリカ言いなり協議会」と
陰口を叩かれています。恐ろしいのは、郵政民営化で市場に曝される
360兆円の残高を国際ハゲタカファンドに狙われている事です。

然し政治的には、ソ連崩壊後の留めを差す勢いで中国に擦り寄って江沢民と握手、
「クリントンー江時代」を築きました。その煽りで日本や台湾は袖にされた恰好。
でもあれから10年、中国はクリントン時代の中国とは似て非なるもの、
更に対中貿易赤字は日本の比ではなくなりました。
次の時代はわかりませんが、1990年代の二の舞には為らないと思いますが?

> マスコミでは、むしろ、孤軍奮闘しているのは産経新聞なのではないでしょうか?
> マスコミは、鵜呑みにするとこわいですねえ。

なるほど、其れは言えてる法華の太鼓!産経に冷たいビールでも送りましょうか?

                    35斉


[No.2764] Re: 変るものと、変らぬもの 投稿者:   投稿日:2006/08/11(Fri) 16:06
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ぷわらさん  35斉さん、こんにちは。

豊葦原の瑞穂の国。

伊勢神宮と出雲大社が共に崇められる国。

平将門でさえ祭られる国。

東條神社の隣に蒔麻神社が在っても良い。

増塵紙の無責任な横行だけは許されない。 変蝠林(1917-)

 


[No.2767] Re: 変るものと、変らぬもの 投稿者:ぷわら  投稿日:2006/08/12(Sat) 04:03
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変蝠林おとうさま、こんにちは。

> 豊葦原の瑞穂の国。

これ、とてもよい響きです。
ああ、自分は日本人なんだなあ、と実感できます。

こちらに来て、私は日本人であることが、こんなにも幸せなことだったのかと
あらためて感謝しています。

たとえば、こちらには、自称日本人がじつにたくさんいます。
韓国人や中国人です。
また、それ以外のアジアの国の人も、ひいおじいちゃんが日本人なのだとか、
わけのわからないことを言って、自分は日本人の血が入っているといいたがります。
アジア人にとって、日本人であることは、うらやましいことなのです。

ほかの国の人も同様です。
イギリスなど、ごく一部のヨーロッパ人は、私とおなじように、母国の名を
胸を張っていっています。
が、東欧の人たちなどは、自称トイツ人とか、自称イギリス人とか、たくさんいます。

ユダヤ人でも、「ロシア系ユダヤ人だ」とか何系だとか言いますが、
それでなんとなくちょっと上等に?なれるような気がしているのでしょうが、
こちらの人は、そんなの聞いても、ユダヤ人はユダヤ人。ただ、前にどこかに住んでた、
というだけのこと、と言っています。

アラブ人は、誰でもイエメン人。
またはヨルダン人です。
そう言っても、顔見ただけではわかりませんものね。

それに引き換え、日本人は、自分のことを日本人だと言えます。
日本人で、自分のことを韓国人だと偽っているひとなんて、めったにいないでしょう。
それだけ日本人であることが、楽なんですね。

よくぞこの瑞穂の国に生まれついたものだと、
私は日々感謝しているのです。

ですから、この日本を守ってここまで続けてくださったご先祖様たちに
感謝の気持ちでいっぱいです。

A級戦犯がどうのこうのと言いますが、たしかに日本人はたくさん死にましたが、
あの時戦争しなかったら、今ごろ日本はなかったかもしれません。
欧米がやりたい放題だったあの時代に、日本はアジアのリーダーとして
戦ったんです。
そう考えれば、たくさん死なせた責任はあるにせよ、負けはしましたが、
合祀していてもよいのではないか、とも思うのですが。
これは、反論が多そうなので、今まで言いませんでしたが、
この時期なので、言ってしまいました。


[No.2786] Re: 変るものと、変らぬもの 投稿者:   投稿日:2006/08/20(Sun) 11:24
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> たとえば、こちらには、自称日本人がじつにたくさんいます。
> 韓国人や中国人です。
> ほかの国の人も同様です。
> それに引き換え、日本人は、自分のことを日本人だと言えます。
> 日本人で、自分のことを韓国人だと偽っているひとなんて、めったにいないでしょう。
> それだけ日本人であることが、楽なんですね。
> ですから、この日本を守ってここまで続けてくださったご先祖様たちに
> 感謝の気持ちでいっぱいです。

> A級戦犯がどうのこうのと言いますが、たしかに日本人はたくさん死にましたが、
> あの時戦争しなかったら、今ごろ日本はなかったかもしれません。
> 欧米がやりたい放題だったあの時代に、日本はアジアのリーダーとして
> 戦ったんです。
> そう考えれば、たくさん死なせた責任はあるにせよ、負けはしましたが、
> 合祀していてもよいのではないか、とも思うのですが。
> これは、反論が多そうなので、今まで言いませんでしたが、
> この時期なので、言ってしまいました。

  ◎上記御発言を反芻したい為に敢えてアップ致しました。

    変蝠林(1917-)


[No.2787] Re: 変るものと、変らぬもの 投稿者:35斉  投稿日:2006/08/20(Sun) 15:33
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変蝠林さん ぷわらさん 今日は

> > A級戦犯がどうのこうのと言いますが、たしかに日本人はたくさん死にましたが、
> > あの時戦争しなかったら、今ごろ日本はなかったかもしれません。
> > 欧米がやりたい放題だったあの時代に、日本はアジアのリーダーとして
> > 戦ったんです。
> > そう考えれば、たくさん死なせた責任はあるにせよ、負けはしましたが、
> > 合祀していてもよいのではないか、とも思うのですが。
> > これは、反論が多そうなので、今まで言いませんでしたが、
> > この時期なので、言ってしまいました。
>
>   ◎上記御発言を反芻したい為に敢えてアップ致しました。
>

35斉は反芻した結果、反論のほうに手を上げます。
そもそも靖国の生い立ちや、戦犯合祀の経緯の事実関係、遺族会の考え、
其の他、論ずべき「戦争責任の定義」に至るまで並べてから、
反論すべきでしょうが、飽きるほどの論戦がされてきましたので、
かいつまんで、反論の要旨を述べます。

1:開戦の経緯
大東亜戦争に至るまでの国際情勢と日本の立場は「日本は欧米のアジア侵略の
矛の御楯となって戦った」とかマッカーサーの委員会証言で「日本は安全保障の
ために戦ったのだ」など見方に立つか、その前の日清戦争、満州事変にみる
日本の軍事力による中国戦線拡大抑制に欧米が動いたと見るか、
全て国益を隠し持った「戦争の大義」には何時の世も正解は有りません。
でも、35斉は国際政治学者では有りませんから、マッカーサー証言の側に立ちます。

2:戦争の遂行(宣戦布告・遂行・ポツダム宣言受諾)
問題はここです。そりゃー国民も洗脳されたとは言え戦争遂行には協力したし、
今でこそ小賢しく戦争批判するマスコミだって率先垂範の戦争励讃記事で、
国民を煽りました。
でもそれもこれも政治的に曲げられたもので、あくまでもその中枢が行った
「恣意的な戦争遂行」の責任は問われるべきだと思います。

3:特に昭和20年の戦況から考え、その犠牲者の多さにを踏み台にして、
尚戦闘を続けた戦争責任者は、明らかに政治的大量殺人者として、
辛い事ですが、日本人が日本人を裁くべきだと思います。
東京裁判は戦勝国側の理論?で裁きました。他国から裁いてもらは無ければ、
日本人は事の理非・犯罪の有無を明らかに出来ないのでしょうか?
日本人の、日本人による、日本人のための、裁判です。

同じような論旨で「読売新聞」が論じているようです。そちらの方がもっと
理路整然としているようですが?

斯く反芻しました。     35斉


[No.2790] Re: 変るものと、変らぬもの 投稿者:ぷわら  投稿日:2006/08/21(Mon) 12:14
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変蝠林おとうさま、35斉さん、こんにちは。

> 1:開戦の経緯
> 大東亜戦争に至るまでの国際情勢と日本の立場は「日本は欧米のアジア侵略の
> 矛の御楯となって戦った」とかマッカーサーの委員会証言で「日本は安全保障の
> ために戦ったのだ」など見方に立つか、その前の日清戦争、満州事変にみる
> 日本の軍事力による中国戦線拡大抑制に欧米が動いたと見るか、
> 全て国益を隠し持った「戦争の大義」には何時の世も正解は有りません。
> でも、35斉は国際政治学者では有りませんから、マッカーサー証言の側に立ちます。

たとえば、パレスチナとイスラエルを見ますとね、お互いの言い分がまったく逆の方向から言ってます。
イスラエルは大昔ここは自分たちの土地であって、そこに戻ってきたのだ、とか言って、イスラエルにユダヤ人の国を作っていることを正当化しています。
逆に、パレスチナは、そんな大昔のこと今さら言われても、もうずっと長くここは自分たちの土地だったんだ、と言っています。
言い分がまったく逆だから戦争になるのでしょうが、つまり、戦争というのは、そういうことなのだな、と思ったんです。

ワールドトレードセンターのテロだって、こちらで犠牲者の方のことを考えると、テロリストが本当に憎いですけれど、テロリストたちは、自国では英雄です。
自国を守るために攻撃した、というわけです。

日本にしたら、日本をはじめとするアジアを欧米から守るんだ、って言ったんでしょうし、それに対して欧米はとーんでもない、日本が生意気に侵略しようとしてきたからたたいたのだ、と言うのでしょう。

こちらに来て、日本人は白人とは違うんだなあ、と、とても感じます。
もちろん、仲の良い白人もいますが、それは私とその人と1対1でつきあったから、心が通じ合っているのであって、一般的には、やはり白人からみると、アジア人は、所詮黄色人種、劣等人種なのだ、という感覚が普通なのだと思います。
これはもう、感情というか、感覚の問題で、理性とか論理ではどうにもならないことです。
私は、原爆を日本におとして、ドイツやイタリアに落とさなかったのは、人種によるものだ、と、思っています。

そう考えると、一概に、日本だけが悪い、とは思えないんです。

> 2:戦争の遂行(宣戦布告・遂行・ポツダム宣言受諾)
> でもそれもこれも政治的に曲げられたもので、あくまでもその中枢が行った
> 「恣意的な戦争遂行」の責任は問われるべきだと思います。

そうですね。
洗脳、というか、国民の意識を政府が作ることの怖さをとても感じます。
今、北朝鮮、韓国、中国が行っているのを見ると(日本は外にありますから見えますけど、それらの国の人は見えないんですね)、怖いなあと思います。

> 3:特に昭和20年の戦況から考え、その犠牲者の多さにを踏み台にして、
> 尚戦闘を続けた戦争責任者は、明らかに政治的大量殺人者として、
> 辛い事ですが、日本人が日本人を裁くべきだと思います。

さてそれでは、もし私に戦犯の人をどうやって裁くかと訊かれたら・・・たぶん難しくて答えられないと思います。
たとえば今、憲法改正だの、もっと極端な話(あくまで仮にですが)核保有の決断になったとして、今の選挙の投票率では、どんなに決められてもあとで文句言えないんじゃないかな、って思います。
選挙は国民の国政への参加の権利であり義務でもあります。
それをサボっていて、あとで文句言っても、それはないでしょう。

そういう事からも、まずは、今、国民がしっかり選挙で投票することは、とても大事なことだと思います。
当時の国民がどの程度政治に関わっていたのかわからないので、これはとんちんかんかもしれません。(すみません)

> 同じような論旨で「読売新聞」が論じているようです。そちらの方がもっと
> 理路整然としているようですが?

15日の社説でしょうか。
私はどうしても、60年以上たった今、日本人が日本人を裁くのはむずかしいのではないかと思えてなりません。
今、裁いて、それによってどのくらいの人が幸せになるでしょう。
中国や韓国はどんな結論が出ても、満足しません。
もう、歴史のなかのできごと、としてしまってはいけないのでしょうか。


[No.2791] Re: 変るものと、変らぬもの 投稿者:   投稿日:2006/08/21(Mon) 20:51
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35斉さん ぷわらさん
ツリーのみなさん  こんばんは

なかなか難しいお話でついていけません
私には35斉さんの 戦争責任者を我々の手で裁くべきだ
というお説はどうしても理解出来ないのです
もう頭が壊れてしまいます

私はぷわらさんのお話はとても素直に理解できますので
ぷわらさんに1票入れます
ぷわらさんはやくアメリカから帰ってきて衆議院議員に
立候補をお願い申し上げます。

                   えー


[No.2793] Re: 変るものと、変らぬもの 投稿者:ぷわら  投稿日:2006/08/23(Wed) 00:18
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えーさん、こんにちは。

> ぷわらさんはやくアメリカから帰ってきて衆議院議員に

そういえば、もう3年帰国していません。
13時間飛行機のなかにいるのを思うと、つい「またこんどにしようかな」と思ってしまいます。
でも、いくらなんでも、そろそろいっぺん帰らないとなあ、とも思っています。
帰国の際は、みなさまにお目にかかりたいので、オフの日程にあわせて帰国したいと思っています。
その節は、どうぞよろしくお願いします。


[No.2792] Re: 変るものと、変らぬもの 投稿者:35斉  投稿日:2006/08/21(Mon) 21:30
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ぷわらさん 今晩は

此処まで来ると価値観の相異がハッキリしてきました。
でも其れはとっても大切な事だと思っています。
でないと1億2千万、老若男女金太郎飴日本になって気持ちが悪い。

> 言い分がまったく逆だから戦争になるのでしょうが、つまり、戦争というのは、そういうことなのだな、と思ったんです。
仰せのとおり、同感。

> これはもう、感情というか、感覚の問題で、理性とか論理ではどうにもならないことです。
> 私は、原爆を日本におとして、ドイツやイタリアに落とさなかったのは、人種によるものだ、と、思っています。
其れは、どうでしょう?庶民レベルの感覚と国家としての安全保障政策には
凄い隔たりがあり、ヒットラーのユダヤ政策とは一緒にできないのでは?

> そう考えると、一概に、日本だけが悪い、とは思えないんです。
そう考えないと、欧米だけが悪いとは思えなくなります。

> そうですね。
> 洗脳、というか、国民の意識を政府が作ることの怖さをとても感じます。
> 今、北朝鮮、韓国、中国が行っているのを見ると(日本は外にありますから見えますけど、それらの国の人は見えないんですね)、怖いなあと思います。
> さてそれでは、もし私に戦犯の人をどうやって裁くかと訊かれたら・・・たぶん難しくて答えられないと思います。

そう、35斉だって司法の専門家ではありませんから、法的にどんな裁き方が有るか
分かりません、随分無責任な話ですが、裁き方には沢山の提案も出ています。
「司法の場」「参院の国政調査」「議会の再審査」「市民運動」・・などです。

> 選挙は国民の国政への参加の権利であり義務でもあります。
> それをサボっていて、あとで文句言っても、それはないでしょう。
>
> そういう事からも、まずは、今、国民がしっかり選挙で投票することは、とても大事なことだと思います。
> 当時の国民がどの程度政治に関わっていたのかわからないので、これはとんちんかんかもしれません。(すみません)

1953年8月:戦争犯罪受刑者の赦免決議を国会可決されましたがあくまでも、
罪は有るが、其れを赦免するとしたものです。この曖昧さが今問われていると思います。
これとて民主国家としてのその年代の国民の総意でした。
でも敗戦の印象が消えていこうとする 今こそ落ち着いた歴史認識から
戦犯の罪を裁くべきだと思います。

> 今、裁いて、それによってどのくらいの人が幸せになるでしょう。
> 中国や韓国はどんな結論が出ても、満足しません。
> もう、歴史のなかのできごと、としてしまってはいけないのでしょうか。

他国がどう考えるかは東京裁判でチョンです。中国・韓国は国内政治に
靖国を利用している事は明白ですし、これは論外だと思います。
然し、「この戦争の責任」を問わぬまま歴史の中に埋没する事に為れば、
「二度と戦争はするべきでないという不戦の誓い」なんてミミズの戯言です。
物事の理非、けじめを付ける事は「再発防止のいろは」ではないでしょうか?

              単細胞頑固爺 35斉


[No.2794] Re: 変るものと、変らぬもの 投稿者:ぷわら  投稿日:2006/08/23(Wed) 01:53
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35斉さん、こんにちは。

> 此処まで来ると価値観の相異がハッキリしてきました。
> でも其れはとっても大切な事だと思っています。
> でないと1億2千万、老若男女金太郎飴日本になって気持ちが悪い。

さすが日本男児。
広いお心で、未熟なぷわらの世迷言におつきあいいただき、ありがとうございます。

> 其れは、どうでしょう?庶民レベルの感覚と国家としての安全保障政策には
> 凄い隔たりがあり、ヒットラーのユダヤ政策とは一緒にできないのでは?

私もそう思っていたのですが、こちらでニュースや選挙の模様などを見ていて、どうやらそうでもなさそうだと思うようになりました。
人種や宗教の「感情」と、政治や経済をうまく切り離せれば、戦争もなく、世の中丸くおさまるかもしれません。
人間、いいとしをして、とか、いい地位にありながら、とかでも、理性をコントロールできなかったりするときがあり、そういうことが戦争を招いているのではないかと思うのです。

ネオナチもクークラックスクランも健在です。
ユダヤ人たちはいまでも黒装束に身を固めてその日が来るのを待っていますし、
イスラムは世界制服計画を続行中です。
中国人は中国人だけのための世界を待ち望んでいます。
それはもう、理性の外のもので、どうしようもないことだと思います。
もっというと、そういうのを一緒にしないんだ、政教分離だなんて言ってる日本人は、
いつのまにか、淘汰されてしまうかもしれません。

まあでも、実のところ、日本は政教分離だなどと言いながらも、公明党は堂々と政党活動をしていますし、明記していませんが、神道は日本人に浸透しています。(あ、ダジャレになっちゃった)

> 1953年8月:戦争犯罪受刑者の赦免決議を国会可決されましたがあくまでも、
> 罪は有るが、其れを赦免するとしたものです。この曖昧さが今問われていると思います。
> これとて民主国家としてのその年代の国民の総意でした。

1953年というと、どの程度落ち着いていたのですか?

> 然し、「この戦争の責任」を問わぬまま歴史の中に埋没する事に為れば、
> 「二度と戦争はするべきでないという不戦の誓い」なんてミミズの戯言です。
> 物事の理非、けじめを付ける事は「再発防止のいろは」ではないでしょうか?

私は、5年前までは、戦争のない世界にすることはできると思っていました。
いまでも、そう願っていますし、手段はないわけではないかもしれません。
でも、かぎりなく不可能に近いと思っています。
なぜならば、先に申し上げたように、人種、宗教などが世界中にあまりに多様で、しかもそのそれぞれがとても頑固ですから。

もちろん、日本人から戦争を起こさないようにするのは大事ですが、まきこまれる恐れはかなりあると思います。
そういう意味で、きちんとけじめをつけることは、私も大事なことだと思います。

この場合のけじめというのは、私は、誰が悪いとかそういうことでなく、どうして戦争するのが悪いのか、ということをしっかりと学ぶべきです。
過去の過ちは過ちとして、それを学ぶ。これは大東亜戦争だけでなく、日清戦争日露戦争もそうですし、もっというと白村江の戦いも、同様に学べばよいと思います。

いまでもお身内を戦争でなくされた方がたくさんいらっしゃるので、どうしても歴史と割り切ることは難しいのかもしれませんが、そろそろその時期に来ているのではないかと思うのですが。


[No.2795] Re: 変るものと、変らぬもの 投稿者:35斉  投稿日:2006/08/23(Wed) 10:17
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ぷわらさん 今日は

今日はもう「処暑」、暑さもこれで終り、アッチ行けー!

> 私もそう思っていたのですが、こちらでニュースや選挙の模様などを見ていて、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
> 過去の過ちは過ちとして、それを学ぶ。これは大東亜戦争だけでなく、日清戦争日露戦争もそうですし、もっというと白村江の戦いも、同様に学べばよいと思います。
>

ご尤も、御意、さもありなん。此処まで大略同じなのに、何故か結論部分に
為ると分かれます。意識の根っ子のところで違いが?

> いまでもお身内を戦争でなくされた方がたくさんいらっしゃるので、どうしても歴史と割り切ることは難しいのかもしれませんが、そろそろその時期に来ているのではないかと思うのですが。

ご配慮は有り難いと思いますが、身内の不幸が有る無しに係わらず、
「歴史と割り切る」思い切りのよさや、忘却の効能が今の日本の危さを
作っているのだと思います。「そう歴史認識の差し替え」です。

そろそろ時期に来ているのは「割り切ること」ではなく、
忘れ去る前に「戦争の歴史をただすこと」ではないでしょうか?
たった二世代、60年くらいで「そろそろ」は無いでしょう!

えーさんがぷわらさんに、軍配を上げました。「35斉の負け!」これにて。

      愚論の付き合いを感謝いたします。        35斉


[No.2762] Re: 変るものと、変らぬもの 投稿者:小机  投稿日:2006/08/11(Fri) 12:23
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35斎さん こんにちは
>
> 1945年8月10日今日、2時30分に「御前会議」でポッツダム宣言受諾を
> 決定、そして8月15日に終戦となりました。
>
> ポツダム宣言の草案は「無条件降伏」でしたが、これに対して
> 「国体=天皇制護持」を唯一の条件に受諾を決めましたが、
> 相手はそんな虫のよい条件は無視して、全ては占領軍の管轄下にある
> としました、然し幸いマッカサーの占領政策が「天皇制の継続」であった
> 事から命拾い。そして61年間、今の日本があります。

 1945年の日本の降伏は無条件降伏ではなくて有条件降伏だと言う人が時々いるのですが、本当はどちらなんでしょう。軍隊の場合だと、武器を投げ捨て、「お手向かいいたしませぬゆえ、命ばかりはお助けを」が無条件降伏。とにかく一応話をつけて、隊伍整然でもヨレヨレでも、とにかく立ち退くのが有条件とかネゴだと思うんですが、国と国の場合は降伏と言えば無条件降伏しかあり得ないと、誰だか元外交官が書いてました。

 たしかにポツダムで起こっていた事、その後の占領下で起こった事態の推移を見ると、敵の新聞には、Surrender Unconditional! のバナーが踊ってますし、全領土が占領下に置かれ、主権はないか消滅状態、条件をネゴることも無かったのですから、無条件降伏だったのでしょう。

 ただポツダム宣言には、いずれ国際社会への復帰許さるべし、となっていましたから、滅亡ではない、有条件降伏だと言えなくもないとも思えます。どうなんでしょう。

> ついでですが、今の週刊誌の皇室取材どうなっているのでしょうか?
> 東宮はなにをしてるのか?和製パパラッチ気取りの取材を止めるのが
> 役目じゃないか?出来なきゃ全員首だ!丁度公務員粛清の第一号に!
 
 皇室の方は大変ですね。私なんかは今の天皇を、未だに「我らが皇太子」と頑なに思い込んでいて、ことある毎に、「さすがは我らが皇太子、やるぅ!」ですからね。希望を言えば、行使するしないは別として、選挙権・被選挙権を回復し、皇族でいるのも辞めるのも自分で決定できる、つまり基本的人権を完全に回復してもらう。それで「お帰りなさい。長い間、ほんとに、ほんとにご苦労さまでした」祝典を開いておしまいにしたいですね。


[No.2765] Re: 変るものと、変らぬもの 投稿者:35斉  投稿日:2006/08/11(Fri) 16:08
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小机さん 今日は 始めまして?

>  ただポツダム宣言には、いずれ国際社会への復帰許さるべし、となっていましたから、滅亡ではない、有条件降伏だと言えなくもないとも思えます。どうなんでしょう。
>

国際政治の専門家でないため、35斉も「どうなんでしょう」
でもこれが16世紀でなくてよかったですね。皆殺しに遇って植民地化です。
完全無欠降伏で、歴史の本の途中から消えていたかも?

 
>  皇室の方は大変ですね。私なんかは今の天皇を、未だに「我らが皇太子」と頑なに思い込んでいて、ことある毎に、「さすがは我らが皇太子、やるぅ!」ですからね。希望を言えば、行使するしないは別として、選挙権・被選挙権を回復し、皇族でいるのも辞めるのも自分で決定できる、つまり基本的人権を完全に回復してもらう。それで「お帰りなさい。長い間、ほんとに、ほんとにご苦労さまでした」祝典を開いておしまいにしたいですね。

35斉の年代の悪餓鬼は「スモ天(スモール天ちゃん)」と呼んでいました。
でも昭和天皇は親父の年代でしたから、大変な時期を良くぞ耐えたと、
賞賛の眼です。耐える事には神業的血統を持っているのでしょうか、

あれやこれや考えると、2000年の伝統と言う他民族に無いものを、
今更捨てる事も有るまいと思います。「基本的人権」と言う一番個々の人間くさい
下界には降りない方が、何となくすわりがよいと思います。
「基本的人権』が帰属する国家の人間国宝(超長期血統保持者)くらいでも、
良いと思いますが?チョイトふざけ過ぎました。

                35斉