ゾッキ本
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- ゾッキ本 (編集者, 2014/10/13 6:34)
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投稿日時 2014/10/13 6:34
編集者
居住地: メロウ倶楽部
投稿数: 4298
はじめに
スタッフより
この投稿(含・返信)は、メロウ倶楽部の公開サイト「昭和の部屋」への投稿(2008/04/20)を、転載するものです。
なお、転載につきましては「昭和の部屋」会議室上段のご案内文のなかで包括的な承認をいただいています。
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ゾッキ本 投稿者:男爵 投稿日:2011/06/01(Wed) 09:39
ゾッキ本とは
出版社が倒産した時や在庫が飽和状態という時に定価に関係なく投げ売りされた本のことです。
特別低価格の本
あのテキ屋の寅さんが
万年筆を売るときに
工場が火事になってしまい
すぐお金がいるから
本来は高い万年筆だが
本日は特別に安く売る
という口上のようなもの。
私は子どものころ炭鉱に住んでいました。
5月には炭山祭りがあります。
お祭りの小遣いは貧乏な家ではわずかなもので何かひとつしか買えません。
そのとき 安い値段で特別に売られていた「漫画少年」を買い、「ジャングル大帝」を知ったのです。
漫画少年とは
昭和22年12月から昭和30年10月にかけて学童社から発行されていた漫画雑誌です。
学童社は、戦前「少年倶楽部」の名編集長だった加藤謙一が、戦後の公職追放で講談社を退職したため家族を養うため、自分の編集人生を続けるために、家族と起こした出版社であります。
「漫画少年」には
手塚治虫、田河水泡、長谷川町子などの漫画が掲載されていたのですがアマチュア投稿欄があり
ここには石森章太郎(石ノ森章太郎)、楳図かずお、藤子不二雄、寺田ヒロオ、赤塚不二夫、...、松本零士.....篠山紀信...黒田征太郎などの入選作が発表され漫画界への登竜門的存在でありました。
こ こから例のトキワ荘の漫画たちの話へと発展していくのですが
話が広がりすぎるからやめておきます。
http://book.asahi.com/clip/TKY200706300156.html