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田舎の「子供用プール」 Kenzaemon

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2023/10/3 19:57
編集者ze  モデレータ   投稿数: 56
田舎の「子供用プール」 Kenzaemon


▼戦後の貧しい時代、プールは都会の学校に、数えるほどしかありませんでした。
では、田舎の子供たちは、どうしたのでしょう。

▼田舎の子供用プールは灌漑用水でした。
山地の灌漑用水は貯め池ですが、平地の灌漑用水は、プールのような形に掘った井戸でした。
そこが格好の子供用プールとなっていたのです。

▼しかし、ひとつ困ったことがありました。灌漑用水ですから、夏の日照りが続くと、
本来の目的のために、水が汲み出されて、水位がだんだん下がっていきます。

▼それだけではありません。底から冷たい水が湧き上がり、水温が下がってくるのです。
10分も入っていると、唇が紫色になります。

▼そうなると、上級生や同級生から「上がれ」の指示が出て、快復するまで地上で温まります。
灌漑用水プールには、監視員などいません。安全を保っているのは、上級生や同級生です。

▼小学生しかいないのに事故はなく、上級生が監視員でもあり指導員でもありました。
その役目は代々受け継がれていたのです。

▼もうひとつ、いまの学校のプールとの大きな違いがあります。
足が地に付かないことです。最初は、上級生の指導で、角を斜めに犬かきで泳ぎ切ります。
そして、そうこうしているうちに、全長を泳げるようになります。
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