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通い徳利(かよいとっくり)

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/8/29 10:01
ザックス  常連 居住地: 東京  投稿数: 65
みなさん
 大徳利とも言われますが、用途が違います。いろんな形の徳利が
李朝《りちょう》の昔から焼かれていますが、この形に注目して下さい。
 これは首のところが深くくびれてていて、ここに丈夫な紐か縄がかけられて使われます。
 これは昭和の中頃までは、酒屋がお得意さんに貸したものです。
うちの母から父がまだ研究生で薄給の頃、よくこれを持って酒屋へ
1合《=180cc》とか2合買いに行かされた、と聞きました。(因みにこの徳利は5合まで入ります。)
 別名、貧乏徳利とも言われた由です。(赤星源蔵)
なお、大きさは5升までのがあり、くびれの少ないものもあります。
 貸し徳利の特徴は必ず酒屋の屋号が入っていたことですね。因みに写真の徳利の後ろには、五合入りの字があります。

 今も買えるものですが、使われ方で差があることを、ご存じの方も多いかとも思いましたが、母からの実話を添えて掲載させて戴きました。
 昔はこういうものが使われていたので、ごみも少なかったのですね。(^_^;         
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