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広島原爆投下の新聞記事
広島原爆投下の新聞記事高ヒット
投稿者けんすけけんすけ さんの画像をもっと!   前回更新2007/6/16 17:17    
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広島へ敵新型爆弾
B29少数機で来襲攻撃
相当の被害、詳細は目下調査中

大本営発表(昭和20年8月7日15時30分)
1.昨8月6日広島市は敵B29少数機の攻撃により相当の被害を生じたり
2.敵は右攻撃に新型爆弾を使用せるものの如きも詳細目下調査中なり

落下傘つき 空中で破裂
  人道を無視する惨虐な新爆弾

6日午前8時過ぎ敵B29少数機が広島市に侵入、少数の爆弾を投下した、これにより市内に相当数の家屋の倒壊と共に各所に火災が発生した、敵はこの攻撃に新型爆弾を使用したもののごとく、この爆弾は落下傘によって降下せられ空中において破裂したもののごとく、その威力に関しては目下調査中であるが、軽視を許されぬものがある
敵はこの新型爆弾の使用によって無コの民衆を殺傷する野蛮な企図を露骨にしたものである、敵がこの非人道なる行為を敢てする裏には戦争遂行途上の焦燥を見逃すわけにはいかない、かくのごとき非人道なる残忍性を敢てした敵は最早再び正義人道を口にするを得ない筈である
敵は引続きなほ今後もかくのごとき爆弾を使用することが予想されるのでこれが対策に関しては早急に当局より指示されるはずであるが、それまでは従来の防空対策、すなはち都市の急速な疎開、また横穴防空壕の整備など諸般の防空対策を促進する要がある、今次の敵攻撃に見ても少数機の来襲といへどもこれを過度に侮ることは危険である
敵は新型爆弾使用開始とともに各種の誇大なる宣伝を行ひ、既にトルーマンの如きも新爆弾使用に関する声明を発してゐるが、これに迷ふことなく各自はそれぞれの強い敵愾心をもって防空対策を強化せねばならぬ

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