タイトル | : 介護と医療のはざま |
投稿日 | : 2004/11/20(Sat) 16:36 |
投稿者 | : マーチャン |
こんにちは
あと4ヶ月で100才。わがオバアチャンもさすがによる年波には勝てず、タンがのどに絡まって食事が満足に取れない事態が起きるようになりました。
病院から、在宅で「吸引装置」なるものをレンタルして使用するようにーーーとのお話がありました。
ところが、問題が2つありました。
まずはーーー
私自身が「タンの吸引」をやることは「家族は本人に準ずる」ということで黙認されているのです。
ところが介護士さんがやると違法行為になる。
それでは、家族は一日中、外出もできなくなります。
最近、やっと、ASLの方へのみ、特に研修を受けた介護士さんだけが対応できるようになったそうですが。
「こちらは、まだいいほうですよ。80過ぎのご主人が震える手で奥様の吸引をやっているのをみているとハラハラするけど、私たちには手は出せないのです」ーーーという例もあるようです。
また、入院患者に対して吸引をやったときは、当然健康保険の対象になりますが、家庭でやるものは「黙認」なので、レンタル料、材料費などすべて自費となり、確定申告の際の医療控除の対象にもなりません。
厚生労働省は「在宅医療の推進」とか、掛け声は大きいのですが、実際にやれる環境は用意していません。