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[No.16046] Re: 太宰治:津軽 投稿者:男爵  投稿日:2010/11/05(Fri) 21:09
[関連記事

> > 太宰治の「津軽」を読みました

> この旅行で
> 太宰は深浦町に泊まります。

> 行き当たりばったりの宿屋に入り、汚い部屋に案内されます。
> 夕食に出されたお酒を二本飲んでまだ飲み足りない太宰は、もうお酒はないと言われ
> 教えられた料亭に行って続きを飲むことができました。
>
> 翌朝、宿屋の主人がきて
> 「あなたは津島さんでしょう」と聞きます。
> はたして兄英治の中学校の同級生だった。
> かくして兄のおかげて朝からお酒と鮑のはらわたの塩辛をごちそうになる。

思いがけず歓待を受けた深浦の宿

のちに太宰は終戦間際に
妻の実家の甲府で焼け出されたので
妻子を連れて津軽の金木に向かった。
東能代まできて、もう五所川原は近いというところで
(五能線に乗り)わざわざ遠回りをして深浦にたどりつく。
どうしても、この宿に泊まりたかったのだ。
http://www.mellow-club.org/cgibin/free_bbs/wforum.cgi?no=15497&reno=15478&oya=15181&mode=msgview
>川部でもう一度乗り換えれば五所川原につけるというときに
>太宰は能代から五能線に乗り深浦泊まりにしようと言い出した。
>疲れて早く実家にたどりつきたい妻美知子であったが
>太宰が深浦に泊まりたい目的も知っていたのでやむをえずついていった。

太宰一家が約一時間も駅から歩いて苦労してその宿に泊まった
秋田屋旅館はそれから改装され、2004年に「ふかうら文学館」として観光客を迎えている。


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