画像サイズ: 444×268 (34kB)神戸山手西洋人住居先の長崎居留地二十五番館と同じ頃の外人住居であるが、雰囲気にはかなり違ったものがある。平屋建でゆったりとした長崎居留地二十五番館が明治初期の植民地住宅的な雰囲気を遺すのに対し、この神戸の建物はより本格的な西洋館になっている。これは,当時神戸が横浜と並んで貿易港として発展をみせており,建物にも洗練されたものが求められたためと考えられる。ベランダから室内へ数多くの出入り口を設けているのは、余り広くない室内をベランダと一帯で使うための配慮であろう。 (敷地が狭いから、ベランダに廊下の機能をもたせた?)
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