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[No.141] Re: 戦下のレシピ 投稿者:男爵  投稿日:2013/11/25(Mon) 12:28
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> 斎藤美奈子:戦下のレシピ  岩波書店

戦時中は物が少なく
とくに食料が大問題。

そこで節米です。

節米には大きく分けて三つの方法がある。
(1)増量法
(2)代用食
(3)献立法

まず (1)増量法

ご飯に他の材料を混ぜて、米の量を減らす方法。
いわゆる「混ぜご飯」「炊き込みご飯」で、混主食とも呼ばれる。
水の量を多くして全体のかさを増やした「おかゆ」や「雑炊」も増量法だ。

たけのこご飯、栗ご飯、釜飯などいまでもご馳走だが
戦争中はそういうものはほとんどない。

ご飯に混ぜる材料は、おいしさよりも栄養やカロリーが優先した。
加える具は、さつまいも、じゃがいも、里いもなどのいも類。
大豆、小豆、卯の花(おから)といった豆類。
とうもろこしや押し麦など、米以外の穀類。

米に野菜やいもを混ぜるのは「かて飯」といって
貧しい農民がもともと常食していた食事である。
それをわざわざ「節米料理」と呼んで大騒ぎするなど
農村の住民にはちゃんちゃらおかしかったかもしれない。

おしんやその家族が毎日食べていた食事を
大部分の日本人も食べるようになった?


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