電気パン焼き器 (マーチャン)
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- 電気パン焼き器 (マーチャン) (kousei, 2004/2/14 16:46)
- Re: 電気パン焼き器 (かれい) (kousei2, 2004/2/14 22:40)
- Re: 電気パン焼き器 (マーチャン) (kousei2, 2004/2/14 22:41)
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- Re: 電気パン焼き器の思い出 (IDE) (kousei2, 2004/2/14 22:58)
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投稿日時 2004/2/14 16:46
kousei
投稿数: 4
おはようございます
電気パン焼き器、お使いになったことありますでしょうか。
木の箱の内側に金属板(ステンレスでしょうか)を貼り、両側に電極をつけて、ドロドロっとした「パンだね」を中に入れます。
当時のことですから、小麦粉だけでなく、とうもろこ粉など、いろいろ混《ま》ざっていました。
ポイントは「パンだね」に「お塩」を入れることなのですね。
あっという間に焼けたように記憶していますが。
この道具の特徴は「市販されていない家電製品」ということです。たいていの場合、オトウサンやオニイサンが家庭で自作したのです。
幼い弟妹も製作過程をじっと見ていました。
またとない、理科と工作の教材だったのですね。
電気パン焼き器をご記憶の方、コメントお待ちしています。
ご覧になったことのない「比較的若いシルバーの方」、どんどん質問してください。
マーチャン
電気パン焼き器、お使いになったことありますでしょうか。
木の箱の内側に金属板(ステンレスでしょうか)を貼り、両側に電極をつけて、ドロドロっとした「パンだね」を中に入れます。
当時のことですから、小麦粉だけでなく、とうもろこ粉など、いろいろ混《ま》ざっていました。
ポイントは「パンだね」に「お塩」を入れることなのですね。
あっという間に焼けたように記憶していますが。
この道具の特徴は「市販されていない家電製品」ということです。たいていの場合、オトウサンやオニイサンが家庭で自作したのです。
幼い弟妹も製作過程をじっと見ていました。
またとない、理科と工作の教材だったのですね。
電気パン焼き器をご記憶の方、コメントお待ちしています。
ご覧になったことのない「比較的若いシルバーの方」、どんどん質問してください。
マーチャン
kousei2
投稿数: 250
投稿者:かれい
> 電気パン焼き器をご記憶の方、コメントお待ちしています。
> ご覧になったことのない「比較的若いシルバーの方」、どんどん質問してください。
電気パン焼器を知らない世代は、比較的若い方に入るのでしょうか。(^^;
わたしは電気パン焼器なるものは知りませんが、それは単に、うちに科学
少年がいなかったせいかもしれませんね。
近所に、電気やきいも屋さんがありまして、朝、さつまいもを持って行っ
て焼いて貰い、お昼になったら引き取りに行ったのを覚えています。
電気やきいも屋さんは、パン屋さんだったと思います。小麦粉がなくて
パン屋さんがお芋を焼いていました。
でも、すいとんは食べてましたから、家庭でパンを焼く程度の小麦粉は
あったのですね。
電気パン焼器で、おいしいパンが焼けたのでしょうか。
かれい
> 電気パン焼き器をご記憶の方、コメントお待ちしています。
> ご覧になったことのない「比較的若いシルバーの方」、どんどん質問してください。
電気パン焼器を知らない世代は、比較的若い方に入るのでしょうか。(^^;
わたしは電気パン焼器なるものは知りませんが、それは単に、うちに科学
少年がいなかったせいかもしれませんね。
近所に、電気やきいも屋さんがありまして、朝、さつまいもを持って行っ
て焼いて貰い、お昼になったら引き取りに行ったのを覚えています。
電気やきいも屋さんは、パン屋さんだったと思います。小麦粉がなくて
パン屋さんがお芋を焼いていました。
でも、すいとんは食べてましたから、家庭でパンを焼く程度の小麦粉は
あったのですね。
電気パン焼器で、おいしいパンが焼けたのでしょうか。
かれい
kousei2
投稿数: 250
投稿者:マーチャン
かれいさん
> 電気パン焼器で、おいしいパンが焼けたのでしょうか。
当時は、食料不足で、常に空腹でありました。
「空腹は、最良のスープである」とのたとえ通り、美味《おい》しく感じました。
ただ、量を増やすために、小麦粉にトウモロコシ粉や、サツマイモを加えたりしていますので、仮に、美味でなかったにしても、それは「パン焼き器」の責任とばかりいえませんーーーというところでしょうか。
マーチャン
かれいさん
> 電気パン焼器で、おいしいパンが焼けたのでしょうか。
当時は、食料不足で、常に空腹でありました。
「空腹は、最良のスープである」とのたとえ通り、美味《おい》しく感じました。
ただ、量を増やすために、小麦粉にトウモロコシ粉や、サツマイモを加えたりしていますので、仮に、美味でなかったにしても、それは「パン焼き器」の責任とばかりいえませんーーーというところでしょうか。
マーチャン
kousei2
投稿数: 250
投稿者:かれい
マーチャン
> 当時は、食料不足で、常に空腹でありました。
> 「空腹は、最良のスープである」とのたとえ通り、美味しく感じました。
そうでしたね。食べられるものなら何でもいいという時期がありました。
友人は、お手玉が破れて出てきた小豆を、一粒、一粒、網に載せて焼いて
食べたと云ってましたが、そんな時代を思い出すと、出来はどうであれ、
暖かいパンは美味しかったでしょうね。
かれい
マーチャン
> 当時は、食料不足で、常に空腹でありました。
> 「空腹は、最良のスープである」とのたとえ通り、美味しく感じました。
そうでしたね。食べられるものなら何でもいいという時期がありました。
友人は、お手玉が破れて出てきた小豆を、一粒、一粒、網に載せて焼いて
食べたと云ってましたが、そんな時代を思い出すと、出来はどうであれ、
暖かいパンは美味しかったでしょうね。
かれい
kousei2
投稿数: 250
投稿者:まや ~所沢~
こんばんは!
> 電気パン焼き器、お使いになったことありますでしょうか。
はい、あります。物好きな父が持ってきたものか、兄が自作
したものか記憶は定かではありません。でも、実験的に使って
みただけだったようです。我が家には「天火」《てんぴ=オーブン》がありましたの
で、家族の評判がよくなかったのかもしれません。
まや ~所沢~
こんばんは!
> 電気パン焼き器、お使いになったことありますでしょうか。
はい、あります。物好きな父が持ってきたものか、兄が自作
したものか記憶は定かではありません。でも、実験的に使って
みただけだったようです。我が家には「天火」《てんぴ=オーブン》がありましたの
で、家族の評判がよくなかったのかもしれません。
まや ~所沢~
kousei2
投稿数: 250
投稿者:マーチャン
まやさん
いろいろ、ありがとうございます。
> はい、あります。物好きな父が持ってきたものか、兄が自作
> したものか記憶は定かではありません。でも、実験的に使って
> みただけだったようです。我が家には「天火」がありましたの
> で、家族の評判がよくなかったのかもしれません。
わあ、すごいですね。当時、天火をお持ちだったとは。
私など、天火は、外国の本で知ったくらいで、実物にお目にかかったのは、高度成長期です。
マーチャン
まやさん
いろいろ、ありがとうございます。
> はい、あります。物好きな父が持ってきたものか、兄が自作
> したものか記憶は定かではありません。でも、実験的に使って
> みただけだったようです。我が家には「天火」がありましたの
> で、家族の評判がよくなかったのかもしれません。
わあ、すごいですね。当時、天火をお持ちだったとは。
私など、天火は、外国の本で知ったくらいで、実物にお目にかかったのは、高度成長期です。
マーチャン
kousei2
投稿数: 250
投稿者:まや ~所沢~
マーチャンさん、コメントありがとうございます。
> わあ、すごいですね。当時、天火をお持ちだったとは。
天火といってもブリキ製の四角い箱みたいなものです。火にかける
式のもので、上に煙突状のものを着脱《ちゃくだつ=取り外し》できるようになっていましたから、下の火の具合とその煙突の着脱で、中の焼き具合が調節はできた
ようです。中の仕様《しよう=方法》は現在のものに似ていました。
とにかく戦前の日本の家庭の台所にもいろんな便利な「新式」器具
があったようです・・・我が家にも高圧釜(圧力は分銅《ふんどう》で調節)、石
綿鍋《いしわたなべ》(大きなさつまいもでも丸焼きできるもの)、大きな餅を半乾き
にして薄い板状に削れる大きな大きな「カンナ」のようなもの等々
数え切れないくらいの器具や道具・・・みんな思い出です。
まや ~所沢~
マーチャンさん、コメントありがとうございます。
> わあ、すごいですね。当時、天火をお持ちだったとは。
天火といってもブリキ製の四角い箱みたいなものです。火にかける
式のもので、上に煙突状のものを着脱《ちゃくだつ=取り外し》できるようになっていましたから、下の火の具合とその煙突の着脱で、中の焼き具合が調節はできた
ようです。中の仕様《しよう=方法》は現在のものに似ていました。
とにかく戦前の日本の家庭の台所にもいろんな便利な「新式」器具
があったようです・・・我が家にも高圧釜(圧力は分銅《ふんどう》で調節)、石
綿鍋《いしわたなべ》(大きなさつまいもでも丸焼きできるもの)、大きな餅を半乾き
にして薄い板状に削れる大きな大きな「カンナ」のようなもの等々
数え切れないくらいの器具や道具・・・みんな思い出です。
まや ~所沢~
kousei2
投稿数: 250
投稿者:IDE
マーチャンさん、電気パン焼器とは随分と古いものをお出しになりま
したね。あのパン焼器は今でも記憶があります。
昭和20年は私が小学校に入学した年でしたから、昭和10年代の
ことだったかと思います。父は中国に出兵《しゅっぺい=兵隊さんとして派遣される》しており、物心付いた頃より
母の実家に住んでおりました。そこに母の弟の叔父が傷病兵《しょうびょうへい=戦争によって傷ついたり病気になったりした兵隊》となって帰ってきました。
その叔父が何かと器用で、銅板と木でその「電気パン焼器」を作り小麦粉に フスマ等の混ぜ物をしてパン(まあアンコの無いふかし饅頭《まんじゅう》のようなものですが)を作って皆に食べさせてくれていました。
今出されたらとても食べられないようなものでしょうが、サツマイモとかカボチャが主食の時代でしたから、皆んなうまいうまいと言って食べたものでした。
何かと可愛がってくれたその叔父は、結局数年後に亡くなってしまいました。そんなことで電気パン焼器と聞くとつい叔父さんを思い出してしまいます。
IDE/出射
マーチャンさん、電気パン焼器とは随分と古いものをお出しになりま
したね。あのパン焼器は今でも記憶があります。
昭和20年は私が小学校に入学した年でしたから、昭和10年代の
ことだったかと思います。父は中国に出兵《しゅっぺい=兵隊さんとして派遣される》しており、物心付いた頃より
母の実家に住んでおりました。そこに母の弟の叔父が傷病兵《しょうびょうへい=戦争によって傷ついたり病気になったりした兵隊》となって帰ってきました。
その叔父が何かと器用で、銅板と木でその「電気パン焼器」を作り小麦粉に フスマ等の混ぜ物をしてパン(まあアンコの無いふかし饅頭《まんじゅう》のようなものですが)を作って皆に食べさせてくれていました。
今出されたらとても食べられないようなものでしょうが、サツマイモとかカボチャが主食の時代でしたから、皆んなうまいうまいと言って食べたものでした。
何かと可愛がってくれたその叔父は、結局数年後に亡くなってしまいました。そんなことで電気パン焼器と聞くとつい叔父さんを思い出してしまいます。
IDE/出射
kousei2
投稿数: 250
投稿者:マーチャン
IDE/出射さん、こんばんは
> その叔父が何かと器用で、銅板と木でその「電気パン焼器」を作り
そうだっのですか。
やはり「自作機(器)だったのですねーーーというより、当時はパン焼き器を売るお店もなかったですね。
> 、小麦粉にフスマ等の混ぜ物をしてパン(まあアンコの無いふかし饅頭
> のようなものですが)を作って皆に食べさせてくれていました。
「ふすま」というのは、小麦粉の精製のとき出る「糠」みたいなものなのでしょうね。
> 今出されたらとても食べられないようなものでしょうが、サツマイ
> モとかカボチャが主食の時代でしたから、皆んなうまいうまいと言って
> 食べたものでした。
当時は、本当に何でも美味しくいただけましたね。
その点では、いまより仕合せだったように感じます。
>
> 何かと可愛がってくれたその叔父は、結局数年後に亡くなってしま
> いました。そんなことで電気パン焼器と聞くとつい叔父さんを思い出し
> てしまいます。
そうですか。残念でしたね。
いいお話をありがとうございましした。
マーチャン
IDE/出射さん、こんばんは
> その叔父が何かと器用で、銅板と木でその「電気パン焼器」を作り
そうだっのですか。
やはり「自作機(器)だったのですねーーーというより、当時はパン焼き器を売るお店もなかったですね。
> 、小麦粉にフスマ等の混ぜ物をしてパン(まあアンコの無いふかし饅頭
> のようなものですが)を作って皆に食べさせてくれていました。
「ふすま」というのは、小麦粉の精製のとき出る「糠」みたいなものなのでしょうね。
> 今出されたらとても食べられないようなものでしょうが、サツマイ
> モとかカボチャが主食の時代でしたから、皆んなうまいうまいと言って
> 食べたものでした。
当時は、本当に何でも美味しくいただけましたね。
その点では、いまより仕合せだったように感じます。
>
> 何かと可愛がってくれたその叔父は、結局数年後に亡くなってしま
> いました。そんなことで電気パン焼器と聞くとつい叔父さんを思い出し
> てしまいます。
そうですか。残念でしたね。
いいお話をありがとうございましした。
マーチャン
kousei2
投稿数: 250
投稿者:IDE/出射
マーチャンさん こんばんは
> 「ふすま」というのは、小麦粉の精製のとき出る「糠」みたいなものなのでしょうね。
どうも小麦の皮のような感じで、随分硬いものだったような記憶があります。完全な量を増やすための物ではなかったかと思います。
後で思い出したのですが、膨《ふく》らませるために重曹《じゅうそう》のふくらし粉を入れていました。これが美味くない原因の一つでもありました。
イースト菌《=酵母菌》などはつい10年ほど前にやっとお目に掛かりました。
> 当時は、本当に何でも美味しくいただけましたね。
> その点では、いまより仕合せだったように感じます。
おっしゃる通りですね、少ない食べ物を皆で分け合って食べる。家庭不和など起りようがありませんね。「衣食足って礼節《れいせつ=礼儀と節度》を知る」とか言いますが、今の世の中、衣食は十分に足りているハズですが礼節は?ですね。
IDE/出射
マーチャンさん こんばんは
> 「ふすま」というのは、小麦粉の精製のとき出る「糠」みたいなものなのでしょうね。
どうも小麦の皮のような感じで、随分硬いものだったような記憶があります。完全な量を増やすための物ではなかったかと思います。
後で思い出したのですが、膨《ふく》らませるために重曹《じゅうそう》のふくらし粉を入れていました。これが美味くない原因の一つでもありました。
イースト菌《=酵母菌》などはつい10年ほど前にやっとお目に掛かりました。
> 当時は、本当に何でも美味しくいただけましたね。
> その点では、いまより仕合せだったように感じます。
おっしゃる通りですね、少ない食べ物を皆で分け合って食べる。家庭不和など起りようがありませんね。「衣食足って礼節《れいせつ=礼儀と節度》を知る」とか言いますが、今の世の中、衣食は十分に足りているハズですが礼節は?ですね。
IDE/出射