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Re: 米 櫃(こめびつ)

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ハム

通常 Re: 米 櫃(こめびつ)

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/11/4 21:24
ハム  新米 居住地: 岡山県  投稿数: 18
私の家では、円筒形の米櫃(こめびつ)を使用していました。私の家は農家だったので、精米するのはほぼ1俵(60キロ)単位でしたから容量の大きい米櫃が必要でした。
収穫した米は、籾摺(もみす)りをし、供出(きょうしゅつ)する米は俵に詰めました。
自分の家で食べる米は保有米(ほゆうまい)といい、1人あたり1年間に消費する量を2.5俵(ひょう)と計算し、それに家族数を掛けただけ保存しておきました。昭和20年~30年頃、我が家には2家族9人が同居していましたから約23俵の米が保存されていたことになります。
その米は、この米櫃を大型化したもので、米缶(べいかん)と呼ばれる容器に入れて保存されていました。この米缶には大きいもので10俵、小さいもので5俵、入りました。
我が家の倉庫には大2、小1合計3つの米缶が並んでいたのを覚えています。
ちなみに、我が家の耕作面積は2町歩(2ヘクタール)、供出(出荷)数は、およそ160俵程だったと記憶しています。

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ハム(把夢)

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