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Re: 歩兵第七十七聯隊のレイテ戦績」の証言に逢う

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自然

通常 Re: 歩兵第七十七聯隊のレイテ戦績」の証言に逢う

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1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2006/10/1 11:55
自然  半人前 居住地: 横浜(福井)  投稿数: 22
 「歩兵第七十七聯隊戦績」の証言に遇ぅて間ない9月9日慰霊碑の建つ下関の願王寺で 彼岸法要に併せ聯隊戦没者の追善供養と慰霊碑参拝供花が執り行われました

 この行事を主催した「慰霊碑保存会」の戦友会役員代表か「式後一年振りの戦友・遺族の再会 を喜び合ひました唯残念なのは集まった会員が激減した事 で御座います

この一年で会員諸兄が 病没・老齢・病気のため出席不能となった方が多く 従来十名で構成されて居た保存会役員が一挙に二名になろうとは思いもよらぬことでした」

 続けて 「・・・今後保存会の運営は 戦友会を離れ遺族会にお渡しする格構《かっこう》となりました・・・小生存命中は何かに付けお手伝い致す所存では御座いますが・・・永い間有難う御座いいました」との返信に接しました

 想い起こせば 動員下令時に最若年次兵だった自身ですら傘齢《さんれい=80歳》半ばに至っていることを思えば 必然の摂理が訪れたと愕然《がくぜん》とし 人生の箴言《しんげん=格言》たる「自《おの》ずから然らしむ」の現実を稟受《りんじゅ》するより他無く 戦友会員の自然消滅は避けられぬことと存じた次第です

 ここに 戦友会・遺族会・慰霊碑保存会への深甚なる謝意をしますとともに 補遺として 次のことを付加させて頂きます

 1. 歩兵第77聯隊の歴史として
  T. 5/4/18 軍旗親受 朝鮮平壌府駐屯
  S.19/4/12 動員下令 豹12025部隊としてミンダナオ出陣聯隊歌一節
        「大野東頭点々の  山又山の尽く所
         長城一面洋々の  水は千古に変りなき
           古き都に屯する    歩兵七十七聯隊」
    
 2. 戦友会 S.49 戦友会・遺族会設立
            生存者 レイテ    10名 (3名) 
                ミンダナオ 93名 (24名)
                 ()内は事務局確認 
3. 慰霊碑建立 S.57/5/16 保存会設立 爾来《じらい=その後》毎年慰霊祭を継続した

 4. 慰霊碑建立地は 今次動員の徴募の中心だった「山口北九州出身であったことから 当時平壌へ赴任するには下関から朝鮮海峡
   をわたった事でもあり 結局下関近くの山上に」と選定されました 
      「下関市菊川町の願王寺」境内


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