Re: 明治・大正・昭和を歩んだ祖父の記録から
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明治・大正・昭和を歩んだ祖父の記録から (自然, 2008/1/28 21:41)
- Re: 明治・大正・昭和を歩んだ祖父の記録から (自然, 2008/4/16 17:36)
自然
居住地: 横浜(福井)
投稿数: 22
◎ 百年のときを経て交わる後日譚
百年前の1911年に書留めた日誌に「我が子孫の為之を
誌す」とて 未だ少女年頃の母が登場し 其の十年後に
は父と結縁 2年後に我れが子孫に連なった
やがて先の草稿は本稿に改定され 披見は2007年である
から 孫たる我は既に祖父を十歳も超えて一世紀後に及ん
で事細かに述べられた事実に接した
この外地居住は 父母の身罷った後も幼年から24年間に
及び 終戦を境に今日までの間 祖父に接した人達からは
何も聞く事無く「何故?」との自問を解く術べを失したが
記録に登場した亡き有縁の人達の真実の一々が想起され
それは自ずから「感応道交」の哲理を諦聴せしめ 総てが
心情豊かに解され 一々の文字を懐かしく拝しいる
百年前の1911年に書留めた日誌に「我が子孫の為之を
誌す」とて 未だ少女年頃の母が登場し 其の十年後に
は父と結縁 2年後に我れが子孫に連なった
やがて先の草稿は本稿に改定され 披見は2007年である
から 孫たる我は既に祖父を十歳も超えて一世紀後に及ん
で事細かに述べられた事実に接した
この外地居住は 父母の身罷った後も幼年から24年間に
及び 終戦を境に今日までの間 祖父に接した人達からは
何も聞く事無く「何故?」との自問を解く術べを失したが
記録に登場した亡き有縁の人達の真実の一々が想起され
それは自ずから「感応道交」の哲理を諦聴せしめ 総てが
心情豊かに解され 一々の文字を懐かしく拝しいる