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どんどん焼き 不虻

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編集者

通常 どんどん焼き 不虻

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - | 投稿日時 2010/12/9 7:50
編集者  長老 居住地: メロウ倶楽部  投稿数: 4298

 はじめに

 スタッフより

 この投稿(含・返信)は、メロウ倶楽部の公開サイト「大正の部屋」への
 投稿(2008/01/12)を、投稿者(含・返信者)のご承諾を得て転載するものです。

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 もう直ぐ「どんどん焼き」ですね。私の子供の頃は「どんどん焼き」と言って「左義長」などという言葉は知りませんでした。

 1月14日の夜になると、草津町の町はずれの畑…………と言っても可成りの積雪がありますから、雪原ですが………の真ん中に、松や注連飾りで作られた高さ10mもある円錐形の塔が出来ます。これを燃すのが「どんどん焼き」です。

 私達は、それまで部屋に飾ってあったいろいろな人の書き初めや繭玉を外して長い竿の先に結びつけて、この竿を担いでどんどん焼きに出掛けます。そして燃えさかる炎に竿を翳します。書き初めはヒラヒラと空へ燃え上がり、繭玉は適当に焼き上がります。この繭玉は家に持ち帰ってみんなで食べます。これを食べると1年中風邪もひかず元気に過ごせると言われていました。

東京では今、松の内を過ぎるともう正月気分は無くなりますが、子供の頃の田舎では、小正月まではまだまだ正月気分が横溢していました。また草津の温泉場には田んぼもなく、養蚕も無かったのですが、そういうことに纏わる「鳥追い」とか「繭玉」とかの行事だけは行われていました。子供の頃はそういう意味が全然分かりませんでしたが。

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