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8月15日、終戦(敗戦)の日に思う   こっこ亭

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2022/8/20 6:03
編集者ze  モデレータ   投稿数: 56
8月15日、終戦(敗戦)の日に思う
こっこ亭
2022年8月15日


  1945年8月15日、終戦(敗戦)の日から77年。

 その日を5才7か月で迎えた私は、今や82才。

 戦争を語ることのできる者として、生きている最後の世代だろう。

 京都・伏見区の実家は今は無く、知らない人が済むアパートに変貌している。

 戦時中、平屋の日本家屋の天井は、上からの命令ですべて天井板ははがされて屋根の裏側が丸見えだった。

 風の強い日は、パラパラと屋根の土が落ちてきたりして気になったものだ。

 「空襲警報発令!」の声で急いで防空壕に入り、恐れおののきながら、
敵機の襲来が行きすぎるのを待ったものだが、その時、焼夷弾や爆弾類
の投下があった時、屋根を貫通したものが、不発状態で天井に
引っ掛かったままで、後日爆発することがあっては大変なことになると
いうので、「天井板をはがせ!」という命令が下ったという。

 わが家の場合、庭に作った“防空壕”があって、そこに何度も避難したが、
今から思えば、まともに爆弾類が落ちてきていたら、ひとたまりもなく、
中にいる私たちは「あの世」に旅立っていたことと思う。

 今は、「核廃絶」を叫んでも世界のあちこちに保有する国がある。

 「核シェルター」を持てる者なんてどれだけいるか?
 わずかな人たちだろう・・・それだって、生き延びられるかどうか・・・

 その「核シェルター」で生き延びたとしても、あの「原爆投下」直後の広島や
長崎のような状態で、到底、生き延びていくことは不可能だろう。

 「核」の使用は、間違いなく地球をほろぼしてしまうことになるだろう!

 今日と言う日に、改めて「恒久世界平和」、「核の廃絶」を強く願う!
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