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昭和30年代初めの通学路の商店(その2) 旭岳

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2024/3/10 22:49 | 最終変更
編集者ze  モデレータ   投稿数: 56
昭和30年代初めの通学路の商店(その2)

「蹄鉄屋」さん

▼当時の農家にはほぼ一家に一頭、農耕用の馬が飼われていました。
 鍛冶屋さんの隣には「蹄鉄屋」さんがあり、長方形の4隅に柱が立てられていました。
 馬がその中に入れられて、蹄鉄を取り付る足を「ひずめ」の処理をし易い様に柱に縛って
 固定します。
 丸い鎌の様な物で「ひずめ」を整えるのですが、私には大きな爪を切っている様に
 見えました。

▼その後、蹄鉄を金属の釘みたいな物で「ひずめ」に打って固定していました。
 子供心に馬は痛くないのだろうかと思っていました。
 又、作業の時には爪が焼ける様な匂いがしたのを覚えています。

「桶屋」さん

▼「桶屋」さんには同級生がいました。
 当然プラスチック等は無い時代、木製の桶や樽を手作業で作っていました。
 今思うと、釘を使用せずに厚い板から丸みをつけた部材を何枚も作って組み合わせて
 丸くし、底と合わせて周囲を竹の箍(たが)で押さえて中味が漏れない様に作成して
 いたのですから、大変な技術だと思います。
 風呂桶の様な大きなものは金属の箍(たが)だった様に思います。
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