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命名書

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/5/11 18:06
紋次郎  新米   投稿数: 6
 昔は子供が生れると、命名式《めいめいしき》をやって盛大にお祝いする習慣があったようです。その際につくるのが命名書で、私は昭和五年の生れですが、その時亡父が、私のために作ってくれたようです。ほかの兄弟のは知りませんが、これがその現物で、私の名は命名書によると、恐れ多くも中国の古典、「書経」から取ったもののようです。大叔父《おおおじ=両親の叔父》が漢籍《かんせき=中国の書物》を愛した人だったので、たぶんその影響を受けたのでしょう。それにしても皆の期待に反して、紋次郎のような失敗作が出来上がったのは、返す返すも残念です。そんな大それたものはほかの兄弟にでも、回してもらいたかったです。
インターネットによると、いまでも、命名書は存在するようですが、昔と違って、有名な書家を抱える専門店ができていて、品物も豪華版《ごうかばん》ですし、色紙に書いたものを丸や四角や扇型の額縁《がくぶち》に入れて、壁に掛けるようになっているようです。写真1は、三つ折の命名書を畳《たた》んだところ、写真2は三つ折の左側と、真ん中の名前の書いてあるところ(右側は省略)。
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