プリキのバケツ

昭和生まれの私たちには、長い間、バケツといえばブリキ製でした。
それが1960年代の後半くらいからでしょうか、急速にプラスティック製品に切り替わってきました。いまでは、バケツといえば一般的にはポリバケツ（ポリエチレン製？）をイメージしますね。

雨どいなども、プリキやトタンなど腐食《ふしょく　》に弱いものから、強化プラスティック製品に代わってきていますね。

お米やさんでブリキのバケツをみて、「あらー、珍しい！　ブリキのバケツがまだあったのね」　といいましたら、「別に珍しくはないですよ。ホームセンターで売ってますよ。」と云われちゃいました。ホームセンターには度々いきますけど、目に入っていなかったみたいです。

どうしてブリキがいいのかと聞きましたら、ポリバケツは静電気が起きて、お米がくっつくからとのこと。なるほど！　馴染んだ感触も捨てがたいでしょうね。
工場など火が移りやすい場所とか、特殊な用途には、今後も使われていくのかも知れませんけど、一般家庭からは姿を消した道具ですね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かれい

コンニチハ
バケツはブリキ製に限る、岸壁に釣りに行くときの必携品《ひっけいひん=必ずたずさえなければならないもの》海水を海面からくみ上げるとき、バケツに紐《ひも》を付けて放り込み海水を汲《く》み取りますが、ポリバケツでは上手《うま》く汲めませんよ。
従って我が家のバケツはブリキ製。
なんだか、コジツケみたいですネ。
長持ちします、ひとつは三十年くらい持ってますが、（錆び《さび》てますが実用にはなってます）。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　BUP