@





       
ENGLISH
In preparation
運営団体
メロウ伝承館プロジェクトとは?
記録のメニュー
検索
その他のメニュー
ログイン

ユーザー名:


パスワード:





パスワード紛失

袱紗(ふくさ)

  • このフォーラムに新しいトピックを立てることはできません
  • このフォーラムではゲスト投稿が禁止されています

投稿ツリー


前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - | 投稿日時 2004/10/3 11:15
堅香子  常連 居住地: 北九州  投稿数: 55
「袱紗」と言えばまず、茶道用を思い浮かべます。また、祝儀袋《しゅうぎぶくろ》や不祝儀袋を剥《む》き出しにせずに包んで持ち歩く時に用いますね。
大きさはだいたい風呂敷よりも小さいものが多いですね。

この袱紗は慶祝用で、明治生まれの人が作ったものです。
表地は羽二重地に「高砂」《たかさご》が描かれ 裏地は緋色《ひいろ》です。薄く綿が入れてあって厚みがあり、容器を傷つけないためでしょうか?  
寸法は 64cm×67cmで、今のものよりずっと大判です。

還暦《かんれき=60歳》祝、古稀《こき=70歳》祝、喜寿《きじゆ=77歳》祝、傘寿《さんじゅ=80歳》祝、結婚祝、出産祝など 節目にお赤飯や引き出物(お饅頭など)を重箱に入れ、その上に この袱紗でおおって近隣に振舞っていました。
ここ北九州地方だけのものだったのでしょうか?
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/10/5 17:42
堅香子  常連 居住地: 北九州  投稿数: 55
前出の大判のものは栄え重(入れ子になっている大型重箱)の上におおって使われていたのを憶えています。

こちらは大正生まれの人が作った 袱紗です。
寸法は49cm×48cmです。祝儀用の刺繍がしてあります。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/10/5 22:22
マーチャン  長老 居住地: 宇宙  投稿数: 358
堅香子さん

 きれいな袱紗ですね。
 こういうのは、初めて拝見しました。

 我が家には、赤い縮緬のものと、紫のものがありましたが絵はついていませんでした。
 お祝いは赤、不祝儀は紫を使っていたと思います。

引用:
還暦祝、古稀祝、喜寿祝、傘寿祝、結婚祝、出産祝など 節目にお赤飯や引き出物(お饅頭など)を重箱に入れ、

 わが家では、袱紗で包むのは、お金の場合だけでした。
 お重箱などは風呂敷に包んでいたように記憶しています。

 また、お赤飯のうえには、南天の葉が乗っていました。

 優雅《ゆうが 》な慣わしですね。

  
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2004/10/6 22:04
堅香子  常連 居住地: 北九州  投稿数: 55
マーチャン、こんにちは。

今、普通に見られる袱紗は不祝儀用のものが多いですね。

この地方だけのものかなあ と思ったりしています。
そうそう、大判のものは結納《ゆいのう》の時にも使っていました。

でも、最近は殆ど見ることがありません。 

この時代はきっと気持にゆとりがあったのでしょう。
  条件検索へ