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大空襲で焼失した「戸籍謄本」

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2010/9/24 8:38
マーチャン  長老 居住地: 宇宙  投稿数: 358

 想像を絶する被害を与えた「大空襲」は、戦後60年を過ぎた現在の生活にも、影響を与えています。

 私自身、亡父のわずかな遺産相続手続きのため親族の戸籍謄本を取り寄せようとしたのですが、所管の区役所から送られてきたものは「消失につき謄本交付ができないことの告知書」だけでした。
 父の親族の本籍が、すべて「赤坂区役所(現在の「港市役所赤坂支所」)」にあったのですが、謄本類の原本が、1945年5月26日の「山の手大空襲」ですべて焼失してしまったのです。
 なお、当時は「謄本などの副本(コピー)」は東京法務局で保存していたようですが、同じ日に、東京法務局も被災、ここにあった書類もすべて焼失したということのようです。

 亡母からの相続手続きの際にも、同じような「告知書」が送られてきました。
 そのため、相続手続きがかなり手間取りました。

 なお、1945年5月26日の「山の手大空襲」につきましては「メロウ伝承館」のなかの「表参道が燃えた日(抜粋)-山の手大空襲の体験記-」で詳しく述べられています。



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