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[No.7519] Re: 古きをたずねて新しきを知る〜6 投稿者:GRUE  投稿日:2016/02/26(Fri) 17:02
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紋次郎さん、みなさん、こんにちは、

どうも難しい質問をしたようで申し訳ありません。博識の紋次郎さんが
既に調べられたことであろうと思ってお聞きした方が早かろうと思った
のですが、なかなか骨の折れる作業をされたようですね。

おっしゃるように私でも少し調べることはできます。で、一寸やってみ
ると

1)「椋鳥通信」の分析 山口 徹氏

http://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/bitstream/2065/5720/1/KJ00004174295.pdf

がありました。これは既に紋次郎さんも目を通しておられるように思え
ます。これで全体像はほとんど掴めそうです。

当時の国際通信技術はどんどん進歩しているようでそれを掴まないと
1909-1913の時点で何が使えたかは言えないでしょうね。

2)で、国際通信社ですが、一次大戦くらいまでは、3大通信社が独占
していたようです。 1870年に範囲を協定

 a)アヴァス:フランス及びその領土、イタリア、スペイン、スイス、
   ポルトガル、エジプトの一部、フィリピン、ラテン・アメリカ諸国

 b)ヴォルフ:ドイツ及びその領土、オーストリア、オランダ、北欧、ロシア、
  バルカン諸国など

 c) ロイター:大英帝国、トルコ、エジプトの一部、極東(中国、日本) 

日本はロイターの勢力圏にあった。

b)ヴォルフはドイツ系なので、一次大戦で負けたので転落

もう一つの必要な情報は、無線通信の進歩状況

 1901年 マルコーニにより大西洋横断無線の成功

ですから、1909−1913年ではまだでしょうね。

もうひとつ、国際電話(電報も)。これは進歩の途中ですが、
まだ日本ー欧州間は実用的ではなかったのでは。


>  メロウには、もしかしたら新聞雑誌、また通信関係の方も大勢いらっしゃるような気もします。あっしは、ジャーナリズムの方には疎い方です。奇特なお助け船が一艘でも、出て呉れるとありがたいのですが。(^^♪

同感です。教えてください。

>  ※ネットの『相談』では、事件が王室に関するもので、わが国にも皇室があり、もし不慮の模倣犯でも出たらという気遣いから、記事は地味なあつかいになったのではないか、という回答もありやした。

オーストリア皇太子暗殺のニュースですから憚かられたかもしれませんね。

どうもありがとうございました。お疲れさまでした。


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