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[No.541] Re: 「唐詩選」上・中・下 投稿者:   投稿日:2011/12/13(Tue) 12:02
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 安房守 さん、みなさん、こんにちは。

ブログを拝見させていただきました。ありがとうございます。素晴らしいですね。

 龍秦というのは、安房守 さんの雅号ですか。いい名ですね。

『飲中八仙歌』、読み直すと、たしかに「唐詩選」(上)に載っておりやした。七言古詩というのですか、ケッコウながい紋ですね。

 しかし、その内容はメッチャ面白い。いささか酒友の楽屋話のようなところがあって、張旭はたった三杯で素晴らしい書を物し、焦遂は五斗飲むと雄弁になり、李白は一斗飲めば百篇の詩ができる。

ここから斗酒なお辞せず、などの言葉が生まれたのでしょうか。でも、その後が公園のベンチではないが、酒屋の軒先かなんかで寝てしまう。

 酒仙の名を汚すと揶揄している。なら、そういう杜甫はいったいどのくらい行けたのかが、気になる。

また、汝陽王は、出仕前に三斗の酒を飲むというが、そんな酒飲みが朝廷に出ることを許されたのだろうか。

左相が飲むときは、鯨が百の川を吸い込むに似たというが、これが鯨飲馬食と云う言葉のはじまりか。

いずれにしても、むかしの中国には、酒仙がおおかったらしい。当時は、全国に酒泉がわいたのかもしれない。

「教科書でおぼえた名詩」には、おなじく杜甫の『国破れて山河在り』、や杜牧の『千里鶯啼いて緑紅に映ず』、朱熹の、『少年老い易く学成り難し』などが載っていました。いずれも懐かしいものばかりです。

 ところで、街の美術展で、知った漢詩の書道作品を観賞するのもいいものですね。あっしも、たまにはみています。

 墨の濃淡、字体のちがい、さいきんのはまた、新しい工夫をとりいれて、モダンな感じを出したものもときどき、見受けられます。


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