若い方々へ
4月、船出のシーズンです。進学、入社―――など様々な船出があります。しかし、乗りだす海は、逆風で波も荒いと思います。なかには、乗船する船が見つからず、やむなく港で待機しておられる方もあると思います。
そんなとき、一冊の本が勇気を与えてくれるかもしれません。
シニアのみなさまへ
子どもの時、若い時に読んだ一冊の本が、その後の人生に大きな影響を与えた・・・そんな一冊をぜひご紹介ください。ジャンルは問いません。漫画本などでも結構です。
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[No.34]
Re: どうか『米原万里』を読んでください!
投稿者:
投稿日:2010/04/20(Tue) 13:45
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画像サイズ: 520×390 (61kB)芳澤ガーデンギャラリーは、お庭も素晴らしいです。(^_-)-☆
[No.33]
Re: どうか『米原万里』を読んでください!
投稿者:
投稿日:2010/04/19(Mon) 23:09
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画像サイズ: 520×378 (49kB)井上ひさしの死、それに日曜と云うこともあって、玄関のあたりは、この賑わい。関係書籍の売り場なども、そばに近づくだけでもなかなか大変だった。
[No.32]
どうか『米原万里』を読んでください!
投稿者:
投稿日:2010/04/18(Sun) 23:41
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[No.31]
Re: 山川惣治
投稿者:男爵
投稿日:2010/04/18(Sun) 20:37
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> > 私にとっても山川惣治の「少年王者」は忘れられません。
> >「漫画少年」に連載した「ノックアウトQ」は、梶原一騎も少年時代に感化院で読んで感動し、後に「あしたのジョー」の原作に反映されたという。
小松崎茂の「地球SOS」や「大平原児」も人気がありました。
福島鉄次の「沙漠の魔王」(香を炊くと出てくる魔王は、悪人が香を炊いたら悪人の言うことをきき、主人公が炊くときは主人公の言うことをきく。まさにアラビアンナイトの話そのまま)
これらは、当時の私の年代ならみんな知っていると思います。
> 男爵さんがそんなにマンガにお詳しいとは!あっしら、せいぜい、フクちゃん、冒険ダン吉、凸凹黒兵衛、サザエさん止まりですわ
あと「のらくろ」でしょうか。
漫画のことはまかせてくださいと言えばいいすぎになりますが
「ちびまる子ちゃん」も全部読みました。
時々、漫画喫茶で手塚治虫シリーズや「あさきゆめみし」なども見ています。
[No.30]
Re: 山川惣治
投稿者:
投稿日:2010/04/17(Sat) 12:12
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[No.29]
山川惣治
投稿者:男爵
投稿日:2010/04/16(Fri) 16:06
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唐辛子 紋次郎さんが、喫茶室に書かれていましたが
>ゆかりのある「少年ケニア」の画家、山川惣治の原画や著書など、
http://www25.big.or.jp/~mllwclb/cgi-bin/bbs/danwasitu/wforum.cgi?no=30395&reno=no&oya=30395&mode=msgview
私にとっても山川惣治の「少年王者」は忘れられません。
山川惣治は、戦前から紙芝居作家として、戦後は絵物語作家として活躍しました。
(ゲゲゲの鬼太郎の水木しげるも紙芝居作家だった)
戦前に紙芝居として描いていた「少年王者」を戦後に絵物語として単行本に描き下ろした。
「漫画少年」に連載した「ノックアウトQ」は、梶原一騎も少年時代に感化院で読んで感動し、後に「あしたのジョー」の原作に反映されたという。
[No.28]
ロンドンのパブ
投稿者:男爵
投稿日:2010/04/16(Fri) 14:55
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[No.27]
Re: 漫画編
投稿者:
投稿日:2010/04/16(Fri) 13:27
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画像サイズ: 494×520 (29kB)男爵 さん、みなさん、
>
> スポーツ漫画での、まず古典的なのは
> 巨人の星
> アタックNo.1(サインはV! というのもありましたね)
> スラムダンク
> でしょう。
> もっともたいていの若い人は読んでいる(知っている)。
>
> 私が影響を受けたのは
> ジャングル大帝(大陸移動説の紹介)
> リボンの騎士(性同一性障害のさきがけ?)
> 鉄腕アトム
> 手塚治虫は偉大でした。
漫画といえば、正確にはアニメと云うのでしょうが、この間同期会で渋谷へ行ったら、窓外の上空に浮かんでいる飛行船の胴体に「名探偵コナン天空の難破船」の初日を知らせる広告が書かれていました。その文面に依ると、あす4月17日、日比谷の有楽座で出演者の舞台挨拶があるのだとか。
http://www.tohotheater.jp/theater/034/info/event/konan.html
[No.26]
漫画編
投稿者:男爵
投稿日:2010/04/14(Wed) 23:11
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唐辛子 紋次郎 さんが格調高いものを紹介するので
話題を広げるために....
スポーツ漫画での、まず古典的なのは
巨人の星
アタックNo.1(サインはV! というのもありましたね)
スラムダンク
でしょう。
もっともたいていの若い人は読んでいる(知っている)。
私が影響を受けたのは
ジャングル大帝(大陸移動説の紹介)
リボンの騎士(性同一性障害のさきがけ?)
鉄腕アトム
手塚治虫は偉大でした。
[No.25]
ツルゲーネフ「はつ恋」
投稿者:
投稿日:2010/04/11(Sun) 16:09
[関連記事] URL:http://yhm00217@nifty.com |
だれしも青春時代には、ひとには恥ずかしくて話せないが自分にとっては貴重な初恋の想い出があるものだ。
なかでも、ツルゲーネフの想い出はダントツにいい、とあっしは思う。というのはこれが若い頃のあっしの愛読書だったからだ。
新潮文庫の中でもとくべつ薄い本になると思うが、この本を見ただけで、あっしには、あの頃の甘酸っぱい、すこし苦味もまじった思い出が、今でもあざやかによみがえって来る。
しかも、訳は日本有数の名訳者として知られる神西清氏だから、なおのことである。
16歳のうぶな「私」が、偶然となりの別荘へ越してきた5歳年上のジナイーダ、といっても一応「公爵夫人令嬢」だが、これに、いいように遊ばれてしまう話だが、じっさい彼は、どんな眼にあってもいったん彼女の前に出ると思うがままに操られてしまい、自分の意思を失ったも同然のでくの坊のような状態になってしまうのだ。
ジーノチカ、彼女は何時の間にか、まわりに小さいながらも総勢7人の自分のサロンをつくってしまい、そこで女王然としてふるまう。そうして、崇拝者たちに次々いろいろな遊びを、提供する。
「私」は最初からジーノチカの従僕のような地位に甘んじていたが、ある日一遍に足もとをすくわれるような事件が起こる。こともあろうに、「私」の父親とこの不実な娘との不倫が投書によってとつぜん発覚し、そのことで母と父が大喧嘩をしたというのだ。これはフランス語でなされたらしいが、小間使いの中にこの暗号の分かるものがいて、ケッキョク召使どもにもすべて分かってしまう。
ツルゲーネフは、ほかにも山場を作っていて、歳月が流れ父も死に「私」も大学を終え、偶然あったサロン仲間からジナイーだの消息を聞かされる。彼女はすでに人妻になっており、「私」の住むマスクヴァに来ているらしかった。ぜひ逢いたいと思ったが、運命のイタヅラで果たせず、やっとやり繰りがついて訪ねてみると、「私」の思い人は何ということか、産後の肥立ちが悪く4日前にこの世を去ったという。
そうして、この小説の冒頭にあるように、「私」もいまは初老と云う年頃にもなるだろうか、仲間の寄り合いでこの物語をし、ただひたすら、静かにこの、掛け替えのない想い出に浸るばかりである。
* これを読んでいると、日常の会話にフランス語をまぜたり、フランスの新聞を読んだりする当時の貴族や、地主などの上流階級の様子も分かって面白い。「私」もジナイーダにかかっては、ムッシュー・ヴォルデマール(もとのロシア語読みではヴラジーミル)にされてしまう。
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