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[No.70] 艶笑譚のたぐい 投稿者:   投稿日:2010/05/02(Sun) 15:36
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 さきに艶笑譚の話が出ましたが、それについて一言。

じつは以前、当町の子供センターに行った際、そこの図書室に何冊か本を寄付したのです。それらは今センターの判が押され『持ち出し厳禁!』になっております。

 詳しくいうと、『このほんは、みんなのもの、もちかえったり、ページをきりとったりしないでね。よみおわったら、もとのところにもどしてね。』と書いてあるのです。

 この間いってみたら、その中に「フランス中世処世譚」がありました。これは同文庫の「フランス中世艶笑譚」の姉妹編なのです。

 もう1冊の「艶笑譚」ほどではないかも知れませんがこれも『良い子』に読ませるような代物ではありません。たとえば、その内の一編「長い夜の話」は副題が『人妻に手を出したばっかりに』となっています。いま思えば、紋爺一生の不覚でした。(-_-;)

 しかし、少年追いやすくではない(-_-;)、追ったりしたら変質者と思われかねません。老い易くという言葉もあります。ここへ来るのはもう頑是無い少年や少女ではないと思いますが、やがては中年になり最後にはあっしら同様、老年にもなるはずです。ただ、すこし早かったかなあとは、思いますが…。(^_-)-☆←あにぃ、向こうの方が先を行ってるぅ。う〜ん、あっしらは、思えばウブだったなあ。(-_-;)


[No.71] Re: 艶笑譚のたぐい 投稿者:   投稿日:2010/05/02(Sun) 17:00
[関連記事URL:http://homepage3.nifty.com/kiriko/

唐辛子 紋次郎さん、こんにちは。

>この間いってみたら、その中に「フランス中世処世譚」がありました。
>これは同文庫の「フランス中世艶笑譚」の姉妹編なのです。
>
> もう1冊の「艶笑譚」ほどではないかも知れませんがこれも『良い子』に
>読ませるような代物ではありません。たとえば、その内の一編「長い夜の話」は
>副題が『人妻に手を出したばっかりに』となっています。いま思えば、
>紋爺一生の不覚でした。(-_-;)

唐辛子 紋次郎さん、気に病む程のことでもありませんよ。

私は6年生頃から、兄の本箱を漁って艶笑譚ものを拾い読みして
おりましたもの。

でもね、“立派な大人は、決してしてはいけない”事柄なのだと
心得ておりましたよ。(*^^)’

何がって・・・あらっ。

読んだからって大してグレもしませんでした。

ホントかなぁ、ホントじゃないかもしれないなどと、勉強しながら
大人になりましたよ。

                    桐子


[No.72] Re: 艶笑譚のたぐい 投稿者:   投稿日:2010/05/02(Sun) 23:22
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  桐子 さん、みなさん、

> > もう1冊の「艶笑譚」ほどではないかも知れませんがこれも『良い子』に
> >読ませるような代物ではありません。たとえば、その内の一編「長い夜の話」は
> >副題が『人妻に手を出したばっかりに』となっています。いま思えば、
> >紋爺一生の不覚でした。(-_-;)
>
> 唐辛子 紋次郎さん、気に病む程のことでもありませんよ。
> 私は6年生頃から、兄の本箱を漁って艶笑譚ものを拾い読みして
> おりましたもの。

 おっ、姫はマセとる、あっしは晩生。延焼や炎症ならご幼少の頃から知っておったが、えん、えん、ゴホン、ゴホン、艶笑たらいう紋は、つい最近意味を知ったばかり。(-_-;)

 でも満更知らないわけではない。←ショウジキ紋には福がある。(^_-)-☆

 この手の本で、割とすぐ手に入りやすいのでは、田辺聖子どんの「古川柳おちぼひろい」があるし、小島貞二編の「艶笑小咄傑作選」や「艶笑落語名作選」「艶笑落語名演集」などがある。買うのが惜しければ、図書館で借りるという手もある・

> でもね、“立派な大人は、決してしてはいけない”事柄なのだと
> 心得ておりましたよ。(*^^)’
> 何がって・・・あらっ。
> 読んだからって大してグレもしませんでした。

 え、えらいっ、流石です。あっしら未熟者は読んだらすぐ、実行したくなる。(-_-;)
 
> ホントかなぁ、ホントじゃないかもしれないなどと、勉強しながら
> 大人になりましたよ。

 ホントかホントかと、想像している分には実害はない。

 一に勉強、ニに勉強、三、四がなくって、五が勉強ってわけでやすな。大人になったのはエライ、一生かかってもあっしのように、大人になれないヤツもいる。(-_-;)
 


[No.74] Re: 艶笑譚のたぐい 投稿者:   投稿日:2010/05/03(Mon) 09:16
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唐辛子 紋次郎さん、おはようございます。

朝っぱらから何ですが・・・。(*^。^*)~~~~

若者に、この手の「本格もの」を紹介するのは
イイ事です。

>  でも満更知らないわけではない。←ショウジキ紋には福がある。(^_-)-☆

あらっ、白状なさいましたね。(((((((((((^θ^;

> 田辺聖子どんの「古川柳おちぼひろい」があるし

これは、DOZEさんから頂戴した愛読書の1冊です。
 
>  一に勉強、ニに勉強、三、四がなくって、五が勉強ってわけでやすな。大人になったのはエライ、一生かかってもあっしのように、大人になれないヤツもいる。(-_-;)

あの頃想像していたのとは違って、イロイロ面倒な事も
降りかかってきますから、紋次郎さんもご用心。

                  桐子








 


[No.76] Re: 艶笑譚のたぐい 投稿者:   投稿日:2010/05/03(Mon) 09:53
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  桐子さん、みなさん、(^_-)-☆

> 朝っぱらから何ですが・・・。(*^。^*)~~~~

 そうでんな。こうした話題は、もう少し暗うなってからの方がよろしおすな。 (^_-)-☆

> 若者に、この手の「本格もの」を紹介するのは
> イイ事です。

 ふんふん、なるほど。さいでっか。

> >  でも満更知らないわけではない。←ショウジキ紋には福がある。(^_-)-☆
> あらっ、白状なさいましたね。(((((((((((^θ^;
>
> > 田辺聖子どんの「古川柳おちぼひろい」があるし
> これは、DOZEさんから頂戴した愛読書の1冊です。>  

 ほほう、DOZEさんもジャンルをこえて、様々な読書をされた紋ですな。(@_@;)

> >  一に勉強、ニに勉強、三、四がなくって、五が勉強ってわけでやすな。大人になったのはエライ、一生かかってもあっしのように、大人になれないヤツもいる。(-_-;)
> あの頃想像していたのとは違って、イロイロ面倒な事も
> 降りかかってきますから、紋次郎さんもご用心。

 火難(一回)、水難(何度も)は何度か。でも、ご心配頂いているらしい『女難』だけは、どういうわけか、あっしを避けていくようで…。

 このたびは、いろいろと貴重なご意見をたくさんに頂戴し、生まれつき世間の事情に疎い紋次郎め、ただただ感涙に息をつまらせて、はい、おりやす。ウルウルウル。


[No.78] Re: 艶笑譚のたぐい 投稿者:   投稿日:2010/05/04(Tue) 21:13
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Re: 艶笑譚のたぐい
画像サイズ: 300×300 (16kB)
悶次郎さん   桐子さん、みなさん、(^_-)-☆

私はバルザックのを持ってました。(^▽^)

桐子さんやはり早熟??


[No.80] Re: 艶笑譚のたぐい 投稿者:   投稿日:2010/05/04(Tue) 23:07
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  いよいよ「その道の権威」ザックスさんのお出ましでっか。(^_-)-☆願ってもない助太刀、か、か、かっ、かたじけのう御座る。

> 悶次郎さん   桐子さん、みなさん、(^_-)-☆
> 私はバルザックのを持ってました。(^▽^)

 この手の本は古書店などでよく見かけるけれど、ケッコウ値が張るので、敬して遠ざけておりやす。いつも、パラパラッと見るだけ。(-_-;)

 ザックスさんのは、写真が小さいのでよく分かりませんが、訳は小西茂也?それからこれって、一冊紋ですか。

> 桐子さんやはり早熟??

 う〜ん、その文面からすると、ご幼少のみぎり、かなりの良師に就かれたようで御座る。(@_@;)


[No.81] Re: 艶笑譚のたぐい 投稿者:まや  投稿日:2010/05/05(Wed) 10:14
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コンニチハ!
 横からちょっと失礼します。


>  ザックスさんのは、写真が小さいのでよく分かりませんが、訳は小西茂也?それからこれって、一冊紋ですか。
>

 写真が小さいときなど、画面にポインターを当てて、Ctrキーを押さえてたまま、
ホイールを向こう向きに押すと、画面は大きくなります。お試しください。

まや 〜所沢〜


[No.84] Re: 艶笑譚のたぐい 投稿者:   投稿日:2010/05/05(Wed) 11:16
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まやさん、こんにちは。

> >  ザックスさんのは、写真が小さいのでよく分かりませんが、訳は小西茂也?それからこれって、一冊紋ですか。

ここの御大の魅力に引き寄せられて、「一冊紋ですか」など、
《紋》流行ですね。(ξ^∇^ξ)

> ホイールを向こう向きに押すと、画面は大きくなります。お試しください。
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

此処のところが園児にはわかりません。(^.^;;

                        桐子


[No.82] Re: 艶笑譚のたぐい 投稿者:   投稿日:2010/05/05(Wed) 10:28
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  ザックスさん、桐子さん、みなさま、(^_-)-☆

「風流滑稽譚」の原語はconte drolatiqueだそうで、このdrolatique自体には、こっけいと云う意味はあっても、あっしらが『風流』で想像するような意味はあまりないようですね。ラルースなどでも、その意味をただamusant,cocasseなどとしているようですね。

 ただフランスなどでは、むかしからcocuというのが笑いの種でそのためか、『帝国』ホテルは、蔭で tu es cocu hotelなどとからかわれ、それで外国向けには『帝国』ホテルをやめて、Imperial Hotelに直したとか。(-_-;)

 思えば、バルザックと云う作家も女を愛するというより、女に可愛がられた方ではないでしょうかね。大分遍歴はしているようですが、相手はみんな、自分より年上なんですってね。

 こういう有名作家にこんな作品がとは思うけれど、ケッコウ他の人でもこの手の作品は書いているんですね。

 ジョルジュ・サンドとの恋で名高いアルフレッド・ミュッセにも「ガミアニ伯爵夫人」があり、日本の大家でも、筆名を変えて書いた、この手の小説がいくつかあるようですね。

 いつか、某古書店に立ち寄ったとき、あっしを驚かせたのは、今をときめく名訳者として知られる、いかにもマジメそうなある方の若い頃の作品に、こうしたものを見つけたことでした。

 やはり世の中には、つねに一定の需要があるからこそ、出版社もそうした本を出し、書き手も趣向を凝らしていろいろに書くのでしょうかね。(^_-)-☆


[No.83] Re: 艶笑譚のたぐい 投稿者:   投稿日:2010/05/05(Wed) 11:09
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ザッ,くすっ・・・さん、みなさん、こんにちは。

> 私はバルザックのを持ってました。(^▽^)

縁がなくバルザックの艶笑譚ものは未だですが、
ご紹介いただいたからには、図書館に通います。

こちらの街の図書館にあるかなぁ。

> 桐子さんやはり早熟??

おほほ。(*^。^*)~~~~

              桐子


[No.85] Re: 艶笑譚のたぐい 投稿者:   投稿日:2010/05/05(Wed) 17:24
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  桐子先輩&みなさま、

> > 私はバルザックのを持ってました。(^▽^)
>
> 縁がなくバルザックの艶笑譚ものは未だですが、
> ご紹介いただいたからには、図書館に通います。

 早熟の桐子さんにも、未見の書というのがある紋なのですね。(@_@;)

> こちらの街の図書館にあるかなぁ。
> > 桐子さんやはり早熟??
> おほほ。(*^。^*)~~~~

 艶笑(古典)落語に感心していたら、なんと艶笑俳句ってのもあるんですってね。(@_@;)きょう、生まれて初めてネットサーフィンで知りました。(-_-;)←おくての爺。

    逢う夜や 肌の火照りや 走り梅雨    波舟


[No.89] Re: 艶笑譚のたぐい 投稿者:   投稿日:2010/05/07(Fri) 05:44
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紋次郎さん、ザックスさん、みなさん、おはようございます。

>  艶笑(古典)落語に感心していたら、なんと艶笑俳句ってのもあるんですってね。(@_@;)きょう、生まれて初めてネットサーフィンで知りました。(-_-;)←おくての爺。
>
>     逢う夜や 肌の火照りや 走り梅雨    波舟

俳句では、川柳ほど大胆直裁に詠まれてはいませんね。
やはり“品格”とやらが問われるからでしょうか。(ξ^∇^ξ)

乳房やああ身をそらす春の虹     富沢赤黄男
をみなとはかかるものかも春の闇  日野草城(新婚初夜)
ゆるやかに着てひとと逢ふ螢の夜   桂信子

探せば沢山有りそうですけれども。

                      桐子