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[No.270] アメリカ交響楽 投稿者:  投稿日:2013/09/18(Wed) 08:56
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今朝のNHKニュースによれば、今年のサイトウキネンフェスティバルで
ラプソディ・イン・ブルーのジャズ演奏が初めてされたとか。
私が生まれて初めて見たカラー映画は「アメリカ交響楽」(45)、たしか昭
和22年頃だったか、ともかくビックリでした。ガーシュウィン38歳の劇的
な生涯を描いたミュージカル。その頃はそんなことは何にも分かっていなく
てただ従姉に連れて行って貰っただけ。でも、その後いわゆる音楽映画に
関心を持って、例えば「楽聖ショパン」(44)・「愛の調べ」(47)、テレビで
戦前の「未完成交響楽」(33)・「別れの曲」(34)を見るきっかけになった映
画でした。。昴


[No.275] Re: アメリカ交響楽 投稿者:男爵  投稿日:2013/09/18(Wed) 17:21
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昴さん

> 私が生まれて初めて見たカラー映画は「アメリカ交響楽」(45)、たしか昭
> 和22年頃だったか、ともかくビックリでした。ガーシュウィン38歳の劇的
> な生涯を描いたミュージカル。

>......その後いわゆる音楽映画に関心を持って、
> 例えば「楽聖ショパン」(44)・「愛の調べ」(47)、テレビで
> 戦前の「未完成交響楽」(33)・「別れの曲」(34)を見るきっかけになった映
> 画でした。。

日本の映画では
「ここに泉あり」(1955年)でしょうか。

これは
高崎の市民オーケストラが、群馬交響楽団に成長するドラマですね。

私が見た音楽映画では
「チャイコフスキー」です。

1970年公開のソビエト連邦の映画でした。

ピアノ協奏曲第1番、交響曲第6番「悲愴」、ルビンシテイン(ルビンシュタイン)、フォン・メック夫人など。

音楽に夢中になりすぎ少し休めと
楽器から遠ざけられたチャイコフスキー少年が
頭を抱えて「音楽が、音楽が...」と叫ぶシーンが目に浮かびます。

頭の中に音楽が生まれているのに、それを演奏できない(表現できない)少年の悲しみ、苦しさというのでしょうか。


[No.281] Re: アメリカ交響楽 投稿者:DeBugman  投稿日:2013/09/18(Wed) 19:26
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こんばんは

> 私が生まれて初めて見たカラー映画は「アメリカ交響楽」(45)、
> たしか昭和22年頃だったか、ともかくビックリでした。

私の場合は、村の小学校の講堂で観た「シベリア物語」です。
昭和24年頃のことで、私はたぶん小学4年生か5年生。
ソ連のプロパガンダは分かるはずもなく、総天然色と音楽に
ショックを受けました。ナトコ映写機が使われていたことを
憶えています。

ご参考
http://byeryoza.com/topic/log2005/sibirist.htm


[No.282] Re: アメリカ交響楽 投稿者:  投稿日:2013/09/18(Wed) 20:22
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DeBugmanさん、RES、有り難うございます。
私もこのソ連の映画を見ました、丁度歌声運動がはやりだした頃で、
この映画の中で歌われた「バイカル湖のほとり」を思い出します。
「石の花」もテレビで見たことがありました。昴


[No.289] 「バイカル湖のほとり」 投稿者:男爵  投稿日:2013/09/19(Thu) 05:37
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昴さん、 DeBugmanさん、みなさん

> 私もこのソ連の映画を見ました、丁度歌声運動がはやりだした頃で、
> この映画の中で歌われた「バイカル湖のほとり」を思い出します。
> 「石の花」もテレビで見たことがありました。昴

若いうたごえで歌われたロシア民謡の数々
こういうサイトもあります。
http://blogs.yahoo.co.jp/utaroo65323/8752579.html

このサイトの内容について
以下私が独断的にまとめてみました。

☆中央合唱団からうたごえ喫茶「灯」まで

 中央合唱団の創立当時、取り上げたレバートリーは、世界の革命歌プロテスト・ソングが主だった。
 中央合唱団の演奏スタイルは、これらの歌に振りや演出をつけたものだった。
  
 革命歌は腕を組んだり行進をしながら歌い、フォスターの「おおスザンナ」やドイツ民謡「村祭り」などは芝居仕立てで演奏し、「木曾節」などは樽の太鼓をたたき、鉢巻をして踊りながら歌う。

 衣装も白のワイシャツとブラウス・黒のパンツとスカートに、女性は赤いネッカチーフを頭にまくという誰でも真似できるスタイルで、魅力あるものを考えだした。

 1948年夏から秋にかけて、中央合唱団関西・東京公演がおこなわれた。
 この公演での普及曲として、ソ連の作曲家ブランテルの「われらの仲間」が、土方与平粗訳・関鑑子訳でとりあげられ、歌唱指導したところ、大きな共感をよび、職場や学園・地域にひろがっていった。

 この頃とりあげられた歌には、ロシア(ソ連)の「カチューシャ」「バルカンの星の下に」「仕事の歌」「青年よ団結せよ」「全世界民主青年歌」や、関忠亮曲の「若者よ」「晴れた五月の」箕作秋吉曲「嵐よ吹け」などがある。

 また、関鑑子がピアノを弾き、歌を指導した「うたう会」もひらかれた。
 そして「うたう会」で取り上げる歌の紹介として、中央合唱団機関紙「うたごえ」が発行され、それらの歌をまとめた「青年歌集」が関鑑子編集で出版されるようになった。
 機関紙「うたごえ」の表紙絵や挿絵の多くを、いわさきちひろが書いている。 

 このような「うたう会」に大きな影響を与えるソ連映画「シベリヤ物語」が一般公開され、この映画で歌われた「バイカル湖のほとり」が爆発的に歌われるようになり、うたごえ喫茶のスタイルが生まれ、うたごえ喫茶「灯」などにひきつがれていった。


[No.293] Re: 「バイカル湖のほとり」 投稿者:  投稿日:2013/09/19(Thu) 09:48
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>  このような「うたう会」に大きな影響を与えるソ連映画「シベリヤ物語」が一般公 >開され、この映画で歌われた「バイカル湖のほとり」が爆発的に歌われるようになり、>うたごえ喫茶のスタイルが生まれ、うたごえ喫茶「灯」などにひきつがれていった。

♪夜霧のかなたへ別れをつげ♪ 喫茶店の名前にもなった「灯」もだいぶ流行った歌で
した。このメロディーをタイトルバックなどに使った映画があります。
日本初のトーキー映画を作った五所監督が、東宝争議の後、独立プロを興して再起し
た第1作 「わかれ雲」(51)。オール・ロケによる信州の風景をバックに義母との間で悩む
女子大生の姿を描いた作品です。「灯」のメロディーが現在歌われているのと若干違
いますが。昴


[No.295] Re: 「ともしび」 投稿者:男爵  投稿日:2013/09/19(Thu) 10:12
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昴さん

> ♪夜霧のかなたへ別れをつげ♪ 喫茶店の名前にもなった「灯」もだいぶ流行った歌で
> した。このメロディーをタイトルバックなどに使った映画があります。
> 日本初のトーキー映画を作った五所監督が、東宝争議の後、独立プロを興して再起し
> た第1作 「わかれ雲」(51)。

ロシア民謡というけれど比較的新しいのです。

戦地に赴く若者とその恋人の離別、故郷と前線との距離を隔てた交情を主題とする歌曲である。
ミハイル・イサコフスキーが1942年に発表した詩に基づく。

イサコフスキーがこの詩を発表したのは第二次世界大戦の最中のことで、ここに描かれたような別れの光景は当時ロシアのどこでも見られるものだった。
この詩はロシアの大衆の心をとらえるところとなり、広く親しまれ口ずさまれるうちに自然発生的にメロディーがつけられるようになった。
こうしてできたいくつものメロディーのうち、淘汰されて残ったのが現在知られる歌曲としての「ともしび」である。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%97%E3%81%B3

上記のサイトで名前を紹介されている
山之内重美は、ラジオ深夜便のなかで
ロシア人は「ともしび」を歌い、日本人はそのとき
「明日はお立ちか」は歌ったと述べています。

小唄勝太郎 「明日はお立ちか」
http://www.youtube.com/watch?v=_ei46ci2lI4


[No.301] Re: 「バイカル湖のほとり」 投稿者:さんらく亭  投稿日:2013/09/19(Thu) 11:32
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男爵さん みなさん

>  この頃とりあげられた歌には、ロシア(ソ連)の「カチューシャ」「バルカンの星の下に」「仕事の歌」「青年よ団結せよ」「全世界民主青年歌」や、関忠亮曲の「若者よ」「晴れた五月の」箕作秋吉曲「嵐よ吹け」などがある。
>  このような「うたう会」に大きな影響を与えるソ連映画「シベリヤ物語」が一般公開され、この映画で歌われた「バイカル湖のほとり」が爆発的に歌われるようになり、うたごえ喫茶のスタイルが生まれ、うたごえ喫茶「灯」などにひきつがれていった。

その頃(S31〜35)組合役員として仲間を行きつれて代々木公園あたりで歌の練習をしました。今でも歌えるのは「世界をつなげ花の輪に」「若者よ」「仕事の歌」「原爆を許すまじ」「しあわせの歌」「がんばろう」「カチューシャ」などあります。

「シベリア物語」は見ておらず「バイカル湖のほとり」も歌った記憶がありません。
新宿や池袋の歌声喫茶、歌声酒場ではいろいろな思い出が満載です(^^*))))


[No.302] 「若者たち」 投稿者:男爵  投稿日:2013/09/19(Thu) 13:27
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> 男爵さん みなさん
>
> >  この頃とりあげられた歌には、ロシア(ソ連)の「カチューシャ」「バルカンの星の下に」「仕事の歌」「青年よ団結せよ」「全世界民主青年歌」や、関忠亮曲の「若者よ」「晴れた五月の」箕作秋吉曲「嵐よ吹け」などがある。

> その頃(S31〜35)組合役員として仲間を行きつれて代々木公園あたりで歌の練習をしました。今でも歌えるのは「世界をつなげ花の輪に」「若者よ」「仕事の歌」「原爆を許すまじ」「しあわせの歌」「がんばろう」「カチューシャ」などあります。

さんらく亭さんは生き証人ですね。

私は「灯」は遠い存在で
そのレコードを買ったり、ロシア民謡はダーク・ダックスの歌でした。

「若者よ」で、体を鍛えておけというのは
思想犯として投獄されたとき体力があれば生き延びられる
という意味だと何かで読んだことがあります。
http://www.youtube.com/watch?v=mkXInLZdqx8

ロシア民謡として歌われている歌の中にはプロパガンダとして作られたものもありますが
日本では一種のプロテストソングとして歌われたという理解もあります。

プロテストソングと言えば、明治の演歌(演説歌)がもともと自由民権運動のために
生まれたという歴史があります。

そしてプロテストソングはベトナム戦争時のアメリカに広まった
フォークソング(ボブ・ディランら)もそのひとつと言えそうです。

さて
テーマを映画に戻して
時代を政治的社会的な視点で見た「若者たち」です。
http://movie.walkerplus.com/mv22164/
田中邦衛の長男のもとに
  山本圭や佐藤オリエたち兄弟が、それぞれひたむきに生きる。

主題歌の中では「昭和ブルース」があり、天知茂が自分のテレビドラマで歌っていました。
   http://www.youtube.com/watch?v=f58KOcBcrdI


[No.306] Re: 「若者たち」 投稿者:さんらく亭  投稿日:2013/09/19(Thu) 18:25
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男爵さん

> 「若者よ」で、体を鍛えておけというのは
> 思想犯として投獄されたとき体力があれば生き延びられる
> という意味だと何かで読んだことがあります。
> http://www.youtube.com/watch?v=mkXInLZdqx8

youtubeで思いがけず60年ぶりでこれを聴いてあの頃のことが蘇えりました。
これは戦時中反戦運動で投獄された、詩人ぬやま・ひろしが獄中生活の実感を込めて作った詩に関忠亮が曲をつけたもので、当時のうたごえ運動には欠かせない歌でした。

あの頃の仲間どうしてるんかなぁ〜〜
いやぁ〜〜 思い出すなぁ〜〜〜 (゜゜)(。。)


[No.318] 天知茂/座頭市の歌が聞える 投稿者:男爵  投稿日:2013/09/20(Fri) 15:05
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> さて
> テーマを映画に戻して
> 時代を政治的社会的な視点で見た「若者たち」です。
> http://movie.walkerplus.com/mv22164/
> 田中邦衛の長男のもとに
>   山本圭や佐藤オリエたち兄弟が、それぞれひたむきに生きる。
>
> 主題歌の中では「昭和ブルース」があり、天知茂が自分のテレビドラマで歌っていました。
>    http://www.youtube.com/watch?v=f58KOcBcrdI

そういうわけで天知茂の出る映画
「座頭市の歌が聞える」1966年公開

この映画では
天知茂は、浪人黒部玄八郎を演じて、最後に座頭市と対決します。

敵も座頭市のことを研究していて
八方から太鼓が乱打され、市は聴覚を封じられます。

勝新太郎も、映画を面白くするため、毎回新しいことを考えます。
座頭市に対決する相手も目新しくするのです。


ということで
アメリカ交響楽からロシア民謡、労働歌
ついに 座頭市と
だいぶ話題が変わってしまいましたが
変わりすぎでしょうか。

失礼しました。


[No.304] Re: 「バイカル湖のほとり」 投稿者:夏子  投稿日:2013/09/19(Thu) 15:48
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さんらく亭さん、男爵さん、みなさん

> >  このような「うたう会」に大きな影響を与えるソ連映画「シベリヤ物語」が一般公開され、この映画で歌われた「バイカル湖のほとり」が爆発的に歌われるようになり、うたごえ喫茶のスタイルが生まれ、うたごえ喫茶「灯」などにひきつがれていった。
>
> その頃(S31〜35)組合役員として仲間を行きつれて代々木公園あたりで歌の練習をしました。今でも歌えるのは「世界をつなげ花の輪に」「若者よ」「仕事の歌」「原爆を許すまじ」「しあわせの歌」「がんばろう」「カチューシャ」などあります。

実家の隣は運送会社でした。戦後のいつのころからか、その会社にも労働組合が
出来たのでしょう。

「若者よ」「原爆を許すまじ」「がんばろう」などは、組合員たちが集団で熱心に
歌っていたようで、子供の私も覚えてしまいました(^^;

うたごえ喫茶というのは、存在は知っていても、行ったことはありません。
田舎にはなかったと思うし(^^;

高校には、一人の男先生が熱心に音痴コーラスというのをされていて、これは、伴奏など
なしに、みんなで声を合わせて歌う集いでした。昭和35年頃だったでしょう。

参加も自由で、楽しかった記憶があります(^^)v


[No.338] 「 誓いの休暇」 投稿者:男爵  投稿日:2013/09/21(Sat) 19:31
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ソ連の映画では
誓いの休暇 (1959)がよかった
という友もいます。

http://www.intercritique.com/movie.cgi?mid=4282


[No.340] Re: 「 誓いの休暇」 投稿者:  投稿日:2013/09/21(Sat) 20:15
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「誓いの休暇」、見てま〜す。戦争の悲惨さをうたいあげたG・チュフライ監督の秀作といわれたプロパガンダではないソ連の映画だと思います。昴


[No.358] 心さわぐ青春の歌 投稿者:男爵  投稿日:2013/09/22(Sun) 16:40
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昴さん、 DeBugmanさん、さんらく亭さん、夏子さん、 みなさん

こういうサイトもあります。
http://bunbun.boo.jp/okera/kako/kokoro_sawagu.htm

この歌も
社会主義(共産主義)政権をうち立てようと若者向けにつくった
ソ連政府公認の映画で歌われた歌のようです。


[No.361] Re: 心さわぐ青春の歌 投稿者:男爵  投稿日:2013/09/23(Mon) 06:36
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昴さん、 DeBugmanさん、さんらく亭さん、夏子さん、 みなさん

違う歌詞もあります。
http://www.geocities.jp/jiovtv/kokorosawaguseisyunnnouta.html

訳詩者が違うと、歌詞も違う。