和食を語る 
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[No.570] 肉じゃがは和食か 投稿者:男爵  投稿日:2014/04/19(Sat) 08:23
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> > 岡田哲監修:食べものの大常識  ポプラ社
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> そばが「めん」になったのは江戸時代
>  ソバはやせた寒い土地でも収穫できるので、古代から栽培され
> つぶのまま煮たり、粉にひいて熱湯をそそいでまぜた「そばがき」にして食べた。
>  江戸時代になって、ソバ粉につなぎの小麦粉をまぜ、めんにする方法が考え出された。
> これが「切り麦」にたいする「そば切り」で、略して「そば」とよばれるようになった。

うどんやそばが和食であることに誰も異議を唱えないでしょう。
しかし、原料の小麦やソバはもとから日本にあったものではありません。
小麦も中央アジア原産でシルクロードを通って中国に伝わり、そこからまた日本に伝わってきた。

我々が普段食べている和食の食材も、日本土着のものは少なく、たいていは外国から昔むかし入ってきたものです。

そこで、肉じゃがですが、これは明治以降で海軍がカレーライスを積極的に取り入れた時、カレーの素材の肉やジャガイモを使って肉じゃがも生まれたという説があります。

肉じゃがの肉は関東では豚肉で、関西では牛肉のようです。
 肉食は江戸時代はあまりしなかったが、鶏やキジやウサギやイノシシなどは食べていたようです。(江戸時代に犬料理を書いた本もあるそうです)

ジャガイモのほうは、もともと南米産ですからコロンブス以降にヨーロッパやアジアに伝わったものです。
ジャガイモのほかに、トウモロコシ、サツマイモ、カボチャ、トマト、トウガラシ、ラッカセイ、タバコなどが中南米産です。
(韓国の世界文化遺産のキムチも、中の唐辛子は南蛮経由で日本に入ってきたものが、朝鮮半島に伝わっていった)

で私がいいたいのは
ジャガイモ、サツマイモ、カボチャ、トマト、トウガラシなども和食の食材に加えてもいいのではないかということです。
そのほうが日本人の食生活は豊かになるし、なにしろ普段から食べているのですから。


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