[No.953]
よく食べる
投稿者:男爵
投稿日:2015/08/10(Mon) 06:46
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> そういうわけで吉沢久子の本をまた読んでいます。
>
> 夫だった文芸評論家の古谷綱武は、実は離婚して
> この吉沢久子と再婚した。
> おかしいのは
> 健康に気をつけている吉沢久子は、医師から
> 毎日体重を量るように言われるが
> 「はい」とだけ返事して、一度も体重を量ったことがないという。(笑)
子どものときから太っていたという吉沢は
いつも食欲があるという。
夏やせならぬ、夏太りというわけ。
夫が痛風になり食事制限をしたときは、彼女も努力して10キロやせた。
だが姑も夫も見送ってから一人となると
食べる楽しみを我慢するのはやめて
元のように食べ出すと体重も戻ったらしい。
それでも健康なのだから、それでいいのだ。
バカボンパパなら「これでいいのだ」。
長生き漫画家の水木しげるも
兵隊のときに大けがをして寝てばかりで、軍医も上官も仲間の兵隊もみな水木は死ぬと思ったらしい。
しかし、水木は食欲がずっとあって、何でも食べた。
ニューギニアの日本兵は飢えに悩まされたはずだが、彼のいた島では原住民がいて
水木だけは原住民と仲良くなり、何でも施されるものは食べたので元気になった。
原住民も他の日本兵は相手にしなかったが、水木にだけは親切に声をかけ
いつもかまってくれたから、日本兵達が食べ物に困ると
水木に原住民のところに行かせて、煙草などと交換で食料をもらってきたらしい。
要は、食べていれば人間死なないということ。
食べるくらいの元気がある人は生命力がある。
逆に食べたくなくなったら要注意。