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[No.2878] Re: 翻訳のむずかしさ 投稿者:   投稿日:2006/09/26(Tue) 14:33
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 ぷわら さん、みなさん、こんにちは

 エクスキューズ(動詞)を安物の古い辞書(長男のお下がり(-_-;))で引くとこうある。第一義は確かに(人や行為を)許す、勘弁する、だが第二義になると[普通は否定文で](事情が)の弁解になる、言いわけとして通る、第三義にいたっては、…の言いわけをする、弁解する、とあり、こんな例文が載っている。

 He is always excusing what he has done.She excused her own mistake by blaming others.つまり、この言葉自体に、言いわけというか、誤魔化しというか、言いつくろうと言うか、そういった意味が最初から含まれているようだ。

 そこで、さらに上を見ると、ラテン語で「非難を取り除く」の意。とある。してみると、どんな方法を使っても、非難を取り除けさえすればいいのではなかろうか。

 しかし、この紋題は、言葉の紋題というより、別の面から捉えるべきではないのか、と思う。どんな紋題でも『前号までの粗筋』というものがある。キリスト教側から見れば、なぜ普通の発言に彼らは過剰反応をするのかと、思うかもしれない。しかし、例の「ムハンマドの諷刺画」事件だってイスラム側が納得するような形で収束したとは思えない。

 今回もまるでムハンマドが暴力を奨励しているかのような発言になっている。これには不満の国も多いと思う。また、ブッシュら(キリスト教国)のやり口を見ていると、イスラム国を一視同仁するような発言が見られるが、これも著しく公平を欠く。

 視野をひろげる意味では、「アルジャジーラEnglish version」を見るのも一法だ。「アルジャジーラ」の時事問題を扱う欄には、こんなマンガが出ていた。最初に前教皇ヨハネパウロ二世があらわれ、平和のハトを何羽も飛ばし、宗教間の調和をはかる努力をつづけると、その後に銃を構えたベネディクト新教皇がやって来て、そのハトを片っ端から打ち落としてしまう。血まみれのハトの死骸の側で、頭を抱えこみ、しゃがみ込んでしまった前教皇の脇に、銃を手に立ち尽くす新教皇。

 別にアルジャジーラから貰っているわけではないが、いろいろ手を広げれば話題も広がるのではないか、と思い付け加えたまでです。 ではまた。


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