@





       
ENGLISH
In preparation
運営団体
メロウ伝承館プロジェクトとは?
記録のメニュー
検索
その他のメニュー
ログイン

ユーザー名:


パスワード:





パスワード紛失

B29と竹槍と火叩き

投稿ツリー


このトピックの投稿一覧へ

Pan

通常 B29と竹槍と火叩き

msg#
depth:
0
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - | 投稿日時 2005/1/25 14:50
Pan  常連 居住地: 大阪府  投稿数: 59

 悲しい3題話です。 ある世代の人達にとっては切り離せない3つの組み合わせです。 さすがにこの竹槍《たけやり》でB29を落とせると思った人は無いでしょうが、もっと強烈な事を考えていました。


 中学生になって暫く経った頃、各自竹槍を作って持ってくるよう命じられました。 簡単な物ですから短時間に作れますが、先端を焚《た》き火で炙《あぶ》って油を塗り、堅くして磨き上げました。 この写真はその段階を省略しています。

 中学校では既に入学当時から木銃《もくじゅう中=訓練用の木製の銃》での白兵戦《はくへいせん=肉薄して戦う》の訓練はやっていましが、今度は竹槍で訓練をしました。
 さすがに危ないので、敵味方に別れるのではなく、突撃して行って藁人形《わらにんぎょう》を刺《さ》す訓練です。

 敵愾心《てきがいしん=敵に対する闘争心》に燃えて訓練しましたが、2年生からは学徒動員に駆り出され、教練《きょうれん=学校での軍事訓練》の時間もなくなりました。

   『竹製品ではありますが、家庭用品ではないので項を改めました。』

  条件検索へ