四国の田舎での生活
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四国の田舎での生活 (Kiyo, 2005/5/1 0:47)
- 四国の田舎での生活2 (Kiyo, 2005/5/12 1:08)
- 四国の田舎での生活3-京城へ (Kiyo, 2005/6/21 11:38)
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投稿日時 2005/5/1 0:47
Kiyo
投稿数: 6
もはや自分の力で文章をまとめる力がないので息子に聞き取りとまとめを頼みました。又文章をアップすることもできないので代わりにアップしてもらいました。もはや記憶も確かではなくて,3度聞きただされこともあり、記憶違いや混乱もあるかもしれません。
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私が生まれたのは大正8年(1919)で、愛媛県の南部、もう高知県に近い田舎です。御荘町といいましたが最近の合併(平成16年10月)で南宇和郡愛南町と変わってしまいました。大正の終わりから昭和の始め頃の子供時代のことを記しておきたいと思います。
地方でも裕福な方で恵まれていたと思いますが、東京のような都会とは違った環境にあったかもしれません。女の子でもお転婆《おてんば》の方でしたから、池で泳いだり木に登って遊んだり、当時としては変わっていたかもしれません。
子供の頃(小学生の頃)、当時はまだラジオはありませんでした。新聞はあったと思うのですが読んだ記憶がさだかではありません。父親が蓄音機《ちくおんき=レコードプレイヤー》を買って来てくれたのが印象に残っています。当時は珍しいものでした。
バスはなかったと思います。車もさだかでなく、あったとしても一般的ではなかったのでしょう。父親が遠くから帰って来る時は人力車《じんりきしゃ=人を乗せて車夫が引く2輪車》を使っていました。自転車もまだそれほど普及していなかったと思います。