柳行李 (マーチャン) <英訳あり>
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- 柳行李 (マーチャン) <英訳あり> (kousei, 2004/2/14 18:25)
- Re: 柳行李 (かれい) (kousei2, 2004/2/15 11:40)
- Re: 柳行李 (かれい) (スカッパー, 2004/4/30 10:56)
- Re: 柳行李 (マーチャン) (Pan, 2004/6/17 22:40)
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投稿日時 2004/2/14 18:25
kousei
投稿数: 4
110年以上前の「柳行李」《やなぎこうり》が現役です
毎日、何気なく、洗濯物入れとして使っている柳行李。
母方の祖母の嫁入り道具のようです。
というのは、行李の中に、祖母の旧姓が書いてあるからです。
祖母は、丹後(京都府)から嫁いできたと聞いています。
99歳近い母の、そのまた母のものですから、1880-1890年頃のものと思われます。
祖母、母、私と、代々、かなり乱暴に使っていますが、まだしっかりしています。
行李自体の産地は、丹後からも、母の里(兵庫県日高町)からも近い兵庫県豊岡市と思われます。
豊岡市では、いまでも伝統的工芸品としての柳行李の生産をしています。
http://store.yahoo.co.jp/iimono/2g405-0000001.html
産地の宣伝によりますと、コオリヤナギは、吸・放湿性が高く、
虫が寄り付きにくいという特性があり、これらの行李は、雨水が浸《し》み込むことが
ないほどに緻密《ちみつ》に編み込まれている―――とのことです。というのは、ここはまた、
雨の多い町としても有名なところだからです。
行李は「お弁当箱」にも使われていますが、なかのご飯は腐り《くさり》にくいそうです。
なお、産地ではネット販売もしていますが、このコオリヤナギで作ったカバンは、なんと、
198,000円もします。でも110年以上持てば、安いともいえますね。
マーチャン
kousei2
投稿数: 250
マーチャン みなさん こんにちは
引用:
うちにもあったと思って押し入れから引っ張り出しました。
私の嫁入り道具です。(^^; マーチャンのほど上等ではなく、ごく並のものだったようです。それほど使った記憶もないのですが、周りの麻布が擦り《すり》切れています。度々の引越しでは活躍したからでしょう。
もう10年以上も開いたことがなかったので、何が入っているのかわかりませんでしたが、開けてみましたら洋服地がいっぱい入っていました。
かれい
引用:
110年以上前の「柳行李」が現役です
うちにもあったと思って押し入れから引っ張り出しました。
私の嫁入り道具です。(^^; マーチャンのほど上等ではなく、ごく並のものだったようです。それほど使った記憶もないのですが、周りの麻布が擦り《すり》切れています。度々の引越しでは活躍したからでしょう。
もう10年以上も開いたことがなかったので、何が入っているのかわかりませんでしたが、開けてみましたら洋服地がいっぱい入っていました。
かれい
スカッパー
投稿数: 25
かれいさん
懐かしい行李拝見致しました
私の子供の頃には押し入れには 行李が幾つも入っていて 夫々家族別に整然と積まれていたのを思い出しました
又昭和19年に軍隊で士官《しかん=将校等の総称》に任官した時も一種(冬)ニ種(夏)軍装《ぐんそう=軍人の服装》やら下着類を入れた行李が給与されました 軍の場合は行李の外装にキャンパス布で覆って《おおって》あり可なり丈夫になっていました
又海軍での弁当箱も柳行李で小さく 夏などに風通しを良くするために作られたものでしょう 冬でも使っていて中の「おにぎり」が冷たくて震えながら食べた記憶があります
スカッパー
懐かしい行李拝見致しました
私の子供の頃には押し入れには 行李が幾つも入っていて 夫々家族別に整然と積まれていたのを思い出しました
又昭和19年に軍隊で士官《しかん=将校等の総称》に任官した時も一種(冬)ニ種(夏)軍装《ぐんそう=軍人の服装》やら下着類を入れた行李が給与されました 軍の場合は行李の外装にキャンパス布で覆って《おおって》あり可なり丈夫になっていました
又海軍での弁当箱も柳行李で小さく 夏などに風通しを良くするために作られたものでしょう 冬でも使っていて中の「おにぎり」が冷たくて震えながら食べた記憶があります
スカッパー
Pan
居住地: 大阪府
投稿数: 59
マーチャン こんにちは.
随分昔の思い出ですが、現役とは驚きました。
押入にいつでも何個か入っていましたね。いま身辺にはありません。
柳行李を見ると二つの思い出す光景があります。
一つは子守をする時この蓋《ふた》を上向きにして小さな子供を入れ、部屋中滑らせて遊んだ事です。
畳がすり切れると叱られましたが、揺りかごの代用に丁度良いのですよ。
もう一つは夏休みや冬休みに田舎へ帰る時、衣類を入れて送ったことです。
麻紐《あさひも》を掛け、上の面で紐を菱形《ひしがた》に縛るのが普通でした。
細い針金の付いた紙の荷札(エフ)を必ず二枚付けました。
国鉄駅へ持って行って乗車券を見せると列車に連結した貨客車に積んで安い運賃で運んでく
れましたね。チッキと言ったような気がします。
受け取りに行って自転車の荷台へ積んで持って帰るのがこれまた大変でした。 重くてハンドルが上がってしまうこともありました。
*** Pan***
随分昔の思い出ですが、現役とは驚きました。
押入にいつでも何個か入っていましたね。いま身辺にはありません。
柳行李を見ると二つの思い出す光景があります。
一つは子守をする時この蓋《ふた》を上向きにして小さな子供を入れ、部屋中滑らせて遊んだ事です。
畳がすり切れると叱られましたが、揺りかごの代用に丁度良いのですよ。
もう一つは夏休みや冬休みに田舎へ帰る時、衣類を入れて送ったことです。
麻紐《あさひも》を掛け、上の面で紐を菱形《ひしがた》に縛るのが普通でした。
細い針金の付いた紙の荷札(エフ)を必ず二枚付けました。
国鉄駅へ持って行って乗車券を見せると列車に連結した貨客車に積んで安い運賃で運んでく
れましたね。チッキと言ったような気がします。
受け取りに行って自転車の荷台へ積んで持って帰るのがこれまた大変でした。 重くてハンドルが上がってしまうこともありました。
*** Pan***