[No.128]
Re: 被災地に生きる
投稿者:男爵
投稿日:2013/05/20(Mon) 17:30
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旭岳さん こんにちは
> > 「被災地に生きる」の見出しの通り、残された方々に幸多かれとお祈りする
> > ばかりです。
採用で復興誓う被災地の会社
被災地の水産加工会社は再開のめども立たずに、高校生の内定取り消しが相次いだ。
そんな中で、壊滅的被害を受けた宮城県南三陸町でいちはやく操業をこぎつけた海苔加工の会社「渡辺海苔店」がある。
高台に立つ同社は無事だった。しかし、従業員の自宅は波にのまれた。
「海苔は放置するとしけってダメになる。責任感から、みな保管作業をしていて家に戻らなかったから、命が助かった」と工場長が言う。
従業員は各避難所にちりぢりとなったが「避難所でじっしているより、仕事がしたい。何かに集中したい」という声が上がり
何かのときのために原料の海苔一年半分を冷凍保管していたので、自家発電用燃料の供給を申し出る業者も現れた。
被災地のおにぎり需要から海苔不足が起きていて、スーパーやコンビニのおにぎり用の注文について全国の取引先から再開の打診があった。
「町の復興の明かりをつけたい」と会社は震災から二週間後に操業を再開した。
しかし、パートの半数は仕事に出られず、稼働率は通常の五割。
そこで地元の志津川高校に相談して、(他の会社の)内定取り消し者の採用に乗り出した。
この本には同校の男女一名ずつが地元の会社に内定していたのに、津波で内定取り消しにあって困っていたのを、地元の「渡辺海苔店」で働くことができたことを書いている。゜