タイトル | : オバアチャン・バイバイ 4 |
投稿日 | : 2005/01/15(Sat) 09:43 |
投稿者 | : マーチャン |
午後、葬儀屋さんが来てくれました。
まずは、葬儀委員長を決めなくてはなりません。
長兄は、トシもトシですし「お前たちでやってくれ」と申します。
その時点では、紋次郎兄とは依然、連絡がとれません。
というわけで、異例ではありますが、末っ子の私が葬儀委員長を務めることにしました。
ただ、そうなれば話は早い。
私の独断と偏見でやればいいわけですが。
まず、火葬場の「空き」を確認することから始まります。
昨今は、葬儀屋さんが、火葬場のウェブサイトで空いている時間帯を検索し予約することが可能なのです。
火葬場の予約をした上で全体のスケジュールを決めます。
次に、葬儀屋さんに、私の思いつきの、全体のコンセプトを話ました。
前例とか、慣習に関係なく「オバアチャンにふさわしい葬式にしたい」こと。
・自宅でやりたい
・坊さんは呼ばない(36年前の亡父の葬式に見えた坊さんが、ことのほか感じが悪かったこともあります)
・BGMは、オバアチャンの好きだったCD。これはハーモニカのソロによる童謡・小学唱歌・女学生愛唱歌のアルバムです。それを流してほしい。
・遺影は、紋次郎兄の写した写真を使ってほしい(「jpg」の大きなファイルを用意しますといいますと、紙からスキャンするからいいといわれました)
・遺影のまわりは、目いっぱいお花で飾ってほしい。お花は赤いバラやカトレアなど華やかなものを多くして、花園のようにしてほしい。お花だけは、最高のものを置けるだけ置いてほしい。
葬儀屋さんは、よく、こちらの希望に応じてくれたと感謝しています。
そして、逆に「寄せ書き用の色紙」を提案してくれました。
これは、送別会などで使うものと同じです。お見えになった皆様に、故人の思い出などを書いていただき、オリジナルはお棺に入れます。
こういう勝手な注文ができたのも、一つには、故人だけでなく、我々子供の世代も、OBなっていたからでしょう。会社関係の方が見えたりすると「非常識」といわれないように気を使いますから。
葬儀費用についても、皆様の参考になると思いますのであえて書きます。
すべて込みで、120万円です。ただし、後刻追加注文をしましたから、もう少しは高くなっているとは思いますが。