画像サイズ: 600×415 (26kB) | (1)さすがDutch Uncle
ふとしたことからオランダの旧友S氏のメールアドレスを知りこの4,5年メールをやりとりしていて、独り暮らしのの小生を案じてしきりに遊びに来ないかと誘われていた。長時間の飛行に耐えられるのは今しかないだろうと行くことにした。
彼と初めて会ったのは37年前、オランダのほぼ中程にある或工場であった。若い機械技術者でなにか一言いうとしつっこく反論されるのでまともに英語がはなせない小生は彼を避けていたがそんな彼もとうに年金暮らしで65歳にはなっている筈。
これまでに彼は3回ほど日本に来て小生も同じように行き、メールで近況写真を送っているのでまごつくことはないだろう。
メールで、むかし滞在したホテルは今でもあるかと訊いたら何故そんなところに泊まるのか、俺の家は十分広いし年金暮らしの俺たちは無駄な金は使うな…といかにも彼らしい返事をよこした。ならばと甘え10日ほど厄介になることにした。
お前さんの知ってる連中を集めてパーティを開くので日本料理を作れないか、俺の入ってる倶楽部で話す気はないか…と水を向けてくる。どうせ田舎のご老人だろう、一席ぶつのも経験だとOKの返事を出してからが大変だった。話の内容よりパソコンの接続、モデム、etc 判らないことばかりだった。
4月14日成田発12時何分のJALでアムステルダムに向かった。窮屈なエコノミー席で11時間余は我慢の限界だった。
夕刻6時スキポール空港に到着しゲートをでると“Tombo”と書いた紙を掲げてSiemon&Martjeが待っていた。
車で1時間ほどのV村にある家に着くとさぞかし疲れたろうとワインで乾杯し早めに休めと言ってくれた。 |