謄写版 (マーチャン) <英訳あり>
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- Re: 修正はどうやって(かれい) (kousei2, 2004/2/14 23:42)
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- Re: ワープロ、コピー機以前 (としつる, 2004/2/20 16:13)
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- Re: 謄写版 (マーチャン) (リフレー, 2004/5/8 10:03)
kousei2
投稿数: 250
投稿者:かれい
マーチャン こんばんは
> ところで、謄写版のガリ切りで、もし間違ったときは、どうやって修正したのでしたっけ。
茶っぽい色をした修正液がありましたね。それを間違った文字の上に塗っ
て乾かすと、被膜《ひまく》で一度開いた穴が塞がり《ふさがり》ますので、もう一度、その上か
ら書くことができました。しかし、修正した後は文字が滲んだように、少し太くなりましたね。
それから、ロウソクを擦り付けておいて、マッチの火を近づけて溶《と》かす、というようなこともやったように思います。
かれい
マーチャン こんばんは
> ところで、謄写版のガリ切りで、もし間違ったときは、どうやって修正したのでしたっけ。
茶っぽい色をした修正液がありましたね。それを間違った文字の上に塗っ
て乾かすと、被膜《ひまく》で一度開いた穴が塞がり《ふさがり》ますので、もう一度、その上か
ら書くことができました。しかし、修正した後は文字が滲んだように、少し太くなりましたね。
それから、ロウソクを擦り付けておいて、マッチの火を近づけて溶《と》かす、というようなこともやったように思います。
かれい
kousei2
投稿数: 250
投稿者:マーチャン
かれいさん
> それから、ロウソクを擦り付けておいて、マッチの火を近づけて溶かす、というようなこともやったように思います。
ああ、やっぱり。
たしか、中学生のころ、生徒がこれをやって、原紙を燃やしちゃったことをおぼろげながら記憶していました。
マーチャン
かれいさん
> それから、ロウソクを擦り付けておいて、マッチの火を近づけて溶かす、というようなこともやったように思います。
ああ、やっぱり。
たしか、中学生のころ、生徒がこれをやって、原紙を燃やしちゃったことをおぼろげながら記憶していました。
マーチャン
kousei
投稿数: 4
此方ではお初にお世話になります。さすが かれいさん、昔懐かしい謄写版、老生どもではこの中の4,5,6と言ったガリ版?には随分苦労させられ、泣かされたものです。
無論ガリ版そのもので何年か給料を頂けたのですから、有難さは重々ですが、指示する上司に何度原図の書き直しで蝋《ろう》を塗りこみ鉄筆で切れてしまって、それが拡大し真っ黒部分が出てしまってのやり直しでした。
しかも明日の朝には配らねばならない相当数の印刷には夜を徹せざるを得なかったからです。原紙もそうですがザラ半紙もひどく、
この苦労はやったことのある経験者でなければ判らない恐ろしささえ感じざるを得なかったもので、時に悪夢さえ見たような気がします。
それにしてもこの写真のような綺麗な姿ではなく、器械は勿論、墨が顔までいえ、額や顎《ひたいやあご》までも付いてしまって真っ黒けにならねば終りませんでした。
としつる
無論ガリ版そのもので何年か給料を頂けたのですから、有難さは重々ですが、指示する上司に何度原図の書き直しで蝋《ろう》を塗りこみ鉄筆で切れてしまって、それが拡大し真っ黒部分が出てしまってのやり直しでした。
しかも明日の朝には配らねばならない相当数の印刷には夜を徹せざるを得なかったからです。原紙もそうですがザラ半紙もひどく、
この苦労はやったことのある経験者でなければ判らない恐ろしささえ感じざるを得なかったもので、時に悪夢さえ見たような気がします。
それにしてもこの写真のような綺麗な姿ではなく、器械は勿論、墨が顔までいえ、額や顎《ひたいやあご》までも付いてしまって真っ黒けにならねば終りませんでした。
としつる
かれい
投稿数: 137
としつるさん こんばんは
コメントをありがとうございます。遅いレスでごめんなさいね。
見落としてましてん。(^^;
引用:
ふうむ、そうですよね。原紙は一度書き損《そこ》なったところは、滲《にじ》んでうまく出ませんね。それを何度も書き直さされて、切れてしまったんですか。ううっ!
苦労してやっと終えて、刷ろうとしたら、真っ黒? なさけなや!
泣くに泣けない思い、よくわかりますよ。
引用:
人気のない夜中に、ガリガリ切って、インクで汚れながら印刷を、なんて、ほとんど貰い泣きしそうです。
そうでしたか、夢にまで出てきましたか。インクの染み込んだような思い出ですね。罪な道具を出しまして、悪夢を思いださせてすみません。(^_^;
確かに、楽な道具ではなかったと思います。
私は遊びで買ったのですが、それでも、殆ど使いませんでしたから。
かれい
コメントをありがとうございます。遅いレスでごめんなさいね。
見落としてましてん。(^^;
引用:
無論ガリ版そのもので何年か給料を頂けたのですから、有難さは重々ですが、指示する上司に何度原図の書き直しで蝋を塗りこみ鉄筆で切れてしまって、それが拡大し真っ黒部分が出てしまってのやり直しでした。
ふうむ、そうですよね。原紙は一度書き損《そこ》なったところは、滲《にじ》んでうまく出ませんね。それを何度も書き直さされて、切れてしまったんですか。ううっ!
苦労してやっと終えて、刷ろうとしたら、真っ黒? なさけなや!
泣くに泣けない思い、よくわかりますよ。
引用:
しかも明日の朝には配らねばならない相当数の印刷には夜を徹せざるを得なかったからです。原紙もそうですがザラ半紙もひどく、
この苦労はやったことのある経験者でなければ判らない恐ろしささえ感じざるを得なかったもので、時に悪夢さえ見たような気がします。
人気のない夜中に、ガリガリ切って、インクで汚れながら印刷を、なんて、ほとんど貰い泣きしそうです。
そうでしたか、夢にまで出てきましたか。インクの染み込んだような思い出ですね。罪な道具を出しまして、悪夢を思いださせてすみません。(^_^;
確かに、楽な道具ではなかったと思います。
私は遊びで買ったのですが、それでも、殆ど使いませんでしたから。
かれい
としつる
居住地: 東京
投稿数: 31
此処へ出て来て初めての発言です。でも「当時のハイテク製品」が懐かしくもう一度謄写版の姿やら見せて頂けたらと参った次第です。
かれいさん、コメントを頂戴し有難うございました。大袈裟《おおげさ》に言えばこの謄写版のお陰で私の現在、そして年金が頂けているのです。
原案作成で悩み、ガリ切りで苦しみ、インクで精一杯でしたから、夢にまで追われたのです。
そこへいくと今のパソコン打ち込み、修正、プリント仕上がり全く嘘のようで、考えられなかった60年近くも昔のことです。
あまり口説く《くどく》と又違った夢に悩まれても困ります。又の昔語りを考えます。有難うございました。
04.02.20PM:としつる
かれいさん、コメントを頂戴し有難うございました。大袈裟《おおげさ》に言えばこの謄写版のお陰で私の現在、そして年金が頂けているのです。
原案作成で悩み、ガリ切りで苦しみ、インクで精一杯でしたから、夢にまで追われたのです。
そこへいくと今のパソコン打ち込み、修正、プリント仕上がり全く嘘のようで、考えられなかった60年近くも昔のことです。
あまり口説く《くどく》と又違った夢に悩まれても困ります。又の昔語りを考えます。有難うございました。
04.02.20PM:としつる
かれい
投稿数: 137
としつるさん こんばんは
コメントをありがとうございました。ご来館下さいまして嬉しいです!
引用:
その後は、としつるさんのガリ切りの技は達人の域に達せられたんでしょうね。きれいに仕上がったものを皆さんにお配りするのも、それはまた、お楽しみであったことと思います。
謄写版の時代はそんなに長くはなかったようですけど、私たちの時代は、これなしは考えられない程、みんなお世話になった、大事な道具でした。
かれい
コメントをありがとうございました。ご来館下さいまして嬉しいです!
引用:
原案作成で悩み、ガリ切りで苦しみ、インクで精一杯でしたから、夢にまで追われたのです。
そこへいくと今のパソコン打ち込み、修正、プリント仕上がり全く嘘のようで、考えられなかった60年近くも昔のことです。
その後は、としつるさんのガリ切りの技は達人の域に達せられたんでしょうね。きれいに仕上がったものを皆さんにお配りするのも、それはまた、お楽しみであったことと思います。
謄写版の時代はそんなに長くはなかったようですけど、私たちの時代は、これなしは考えられない程、みんなお世話になった、大事な道具でした。
かれい
リフレー
居住地: 此岸
投稿数: 20
マーチャン こんにちは 謄写版に釣られて《つられて》
どこかに、
60代、70代は「ガリ切り世代」、
50代以下は「パソコン世代」、
と書いてありましたが、我々メロウ倶楽部の会員は2世代を生きることになりますね。
中学時代のラス会のときも、「謄写版には特別の思い入れがある」といっている「もと男の子」がいました。
謄写版にまつわる、さまざまな思い出を、ここで大いに語ってください。
蝋紙(原紙)に鉄筆で書いて、カーボン とローラーで
も一つ 毛筆用のもありましたっけ?
墨汁に薬剤を混ぜて 半紙に書くとその箇所が空白になり
あとは 謄写版と同じ手順だったと記憶します。
何れにしても、ロスが多くて大変な仕事でしたね
リフレー
どこかに、
60代、70代は「ガリ切り世代」、
50代以下は「パソコン世代」、
と書いてありましたが、我々メロウ倶楽部の会員は2世代を生きることになりますね。
中学時代のラス会のときも、「謄写版には特別の思い入れがある」といっている「もと男の子」がいました。
謄写版にまつわる、さまざまな思い出を、ここで大いに語ってください。
蝋紙(原紙)に鉄筆で書いて、カーボン とローラーで
も一つ 毛筆用のもありましたっけ?
墨汁に薬剤を混ぜて 半紙に書くとその箇所が空白になり
あとは 謄写版と同じ手順だったと記憶します。
何れにしても、ロスが多くて大変な仕事でしたね
リフレー