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「描き残したい昭和(新見 睦)」から 子どもの遊び 21 チャンバラ

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編集者

通常 「描き残したい昭和(新見 睦)」から 子どもの遊び 21 チャンバラ

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2015/12/7 6:38
編集者  長老 居住地: メロウ倶楽部  投稿数: 4298

 棒があるとすぐチャンバラに 1953年

 描き残したい昭和 「棒があるとすぐチャンバラに」 昭和28年(1953年)
 子供らはチャンバラが好きだった。当時の子供の遊びの定番です。
 嵐寛寿郎の鞍馬天狗、快傑黒頭巾の大友柳太朗、丹下左膳の大河内伝次郎など時代劇にはかっこいい役柄の名優がいた。
 刺客に囲まれても立ち回りは貫録の構え。絶対に切られることはない。その強さは子供らの憧れだった。墨田区寺島町(現東向島)の白髭神社は戦災を免れて豊かな木立の境内だった。子供らの格好の遊び場。棒を振り回すのが大好きで、いつの間にかチャンバラになる。すっかり時代劇の主人公になり切って立ち回る。切る役も切られる役も映画で見た役回りを気取る。何度も遊んでいるうちにチャンバラの型も板についてきて、上手な身のこなしができるようになってきた。弱者をいたわる気心もこんな遊びで芽生えた。


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