[No.314]
昭和32年/サザエさん
投稿者:男爵
投稿日:2010/12/24(Fri) 06:47
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昭和32年
小学生の坊主刈り アニメのサザエさんで現代の若い人が違和感を感じると思われるのは、ちゃぶ台とカツオの坊主頭だろう。この頃の漫画では、紙芝居を見る五人の少年のうち二人は坊主刈りだった。
前でっぱりのバス この頃の漫画には、前ののっぺり型のバスが登場するが、それまでの前でっぱりのバスも再登場する。
おひねり菓子 波平がワカメにお菓子を入れた紙包みを渡すシーンがある。アメやビスケットを缶から出して分け与えていた生活習慣がうかがえる。
キセル キセルタバコを吸っているおじいさんを見て、サザエが「いなせなおじいさんね」と言っている。
屋根にのぼる ワカメに「今日は花火大会があるよ」と言われたマスオが家の屋根にのぼるシーンがある。
空きびん流し 海岸でカツオが飲み残したサイダーびんに手紙を入れて流すシーンがある。海流に載ってどこかの国の人がひろって読むことを期待して流す。
鉄腕アトムの漫画で
アトムが、南海から流れてきたびんの中の手紙を見つけて
南の島に飛び女の子と父親を救う話がある。
> 海蛇島 1953 8月号付録 21巻
> 南海から流れてきたびんの中の手紙
駄菓子屋 夏の夕方の縁台で老人が女の子たちに怪談ばなしをするとワカメがこわがって泣き出す。老人はご機嫌直しにワカメをおぶって駄菓子屋へ行く。
もらい湯 家庭風呂のない近所の人たちに始祖の家が「もらい湯」の奉仕をしているシーンがある。待っている人がなんと十二人もいて、これでは風呂に入るとかえってよごれてしまいそう。